『五色(ごしき)の光』(2021.1.22) |
《粗筋》 チウを先頭に、獣王遊撃隊が走る! バダックも奮闘していた。 ノヴァは回転しつつ続け様にさまよう鎧達を一刀両断し高と思えば、その腹不覚に剣を突き刺すなど、数体を相手に立ち回る。 壊れた鎧の残骸が散らばる中、メルルは倒れた負傷兵に回復魔法をかけているところだった。 が、飛んできた鞭がさまよう鎧の剣の柄に絡みつき、一瞬で武器を奪い取る。長い鞭を自在に操るのは、フローラだった。 人間達が必死で戦う中、ロン・ベルクとミストバーンは静かに対峙していた。 ハッとしたように手で口を押さえるミストバーンの仕草を見て、ロン・ベルクは推理を重なる。 それを聞いたミストバーンは、手にした剣を地面に投げ捨てた。 だが、ロン・ベルクはそれを自分の剣で受け止めた。 そう語り出したロン・ベルクに応じるように、ミストバーンは目を瞬かせて応える。 ミストバーン「……百年近く前……魔界の大魔王バーン様の……第七宮廷」 暗雲が立ちこめる中、死の大地を思わせるような尖った山の連なる場所。よくみると、その山には所々に窓がくりぬかれ光が漏れている。 若い娘特有のざわめきが聞こえる中、ロン・ベルクの前には酒肴が取りそろえられていた。 大広間の外では、雷鳴が激しく鳴り響いていた。 無言で立ち上がったロン・ベルクに、どうしたのかと声をかけるバーン。 立ち去るロン・ベルクに、バーンはただ、手にした酒を一口飲む。 バーン「まあ、待て」 その一言だけで、ロン・ベルクもミストバーンも動きを止める。 降魔の杖を最高の武器だと褒め、他の武器に対しても絶賛と言っていい褒め言葉をかけるバーン。 なおも考え直すようにと説得するバーンに対して、ロン・ベルクは自由を束縛されたくはないと突っぱねた。 ロン・ベルクが剣の達人だと見抜いていたバーンに、ハッとするロン・ベルク。 誘いかけるように、ロン・ベルクに問いかけるバーン。 主の誘いを無下に断る態度が気にくわなかったのか、ミストバーンは小刻みに手を震わせる。 ロン・ベルクが死をも覚悟の上で本気で逆らっていると気づいたからこそ、バーンは彼を無理に止める気は無い。
稲光が、ミストバーンの姿をくっきりと映し出す。 両手を交差し、飛び上がるミストバーンを前に、微動だにしないロン・ベルク。実際に顔に傷が刻まれたその時でさえ、目すらも閉じはしなかった。 ロン・ベルクが避けなかったことに、驚愕するミストバーン。
そんなミストバーンに、もうこれ以上傷はいらんと軽口を叩くロン・ベルク。二人は一旦離れ、互いに距離を取り合った。 その速さに驚き、暗黒闘気を捨てて両手の剣で辛うじてその一撃を受け止めるミストバーン。 一方、レオナはクロコダインやヒュンケルに事情を説明していた。納得するクロコダイン。 どこに行くのかと問うレオナに、ヒュンケルはミストバーンを倒すと言い切った。ミストバーンを倒さなければ、ミナカトールは使えないと考えているのだ。 レオナ「でも、私達は……っ」 ヒュンケル「せめてヤツを足止めし、時間稼ぎができるのなら……」 言いかけたヒュンケルだが、轟音を聞いてそちらに顔を向けた。レオナも、同じ方を見る。 竜巻を巻き起こし、一撃ごとに小爆発のように火花を散らし合う派手な打ち会いを演じているのは、ロン・ベルクとミストバーンだった。 ヒュンケル「あの人が来ているのか……!?」 常人では目で追うことも難しい速度で、激しく打ち会い、動き回るロン・ベルクとミストバーン。 そこに、ポップがいまのうちに済ませてしまおうと仲間達を急かす。ダイも、ロン・ベルク達が頑張っている今がチャンスだといい、頷く。
その拍子に手を放されたチウは、後ろへとすっ飛ばされる。だが、すぐに起き上がり、クロコダインが助けてくれたと知って、喜ぶチウ。 レオナの説明を聞いたクロコダインは、ミナカトール成功のためにザコ掃除に力を貸すという。 クロコダインは内心、早くも先代にされてしまったと苦笑する。 布で包んだままの武器を構え、まんざらでもない表情を見せるクロコダインだったが、その後ろから二体のさまよう鎧が襲いかかってきた。 振り向きざまに、言われるままに叫ぶクロコダイン。と、布を包んでいた斧が燃えだし、その炎が怪物を一撃で焼き尽くした。 ロン・ベルク製作のグレイト・アックス。 調子に乗って剣を振り回すバダックの後ろに、別のさまよう鎧が迫る。それを見たクロコダインは、今度は『うなれ、爆音』と唱えて、バダックのすぐ後ろにいたさまよう鎧を吹き飛ばす。 武器の性能に満足したクロコダイン。そんな彼に呼びかけながら、上空を飛ぶのはガルーダ。 ついさっきの攻撃のせいで地面に蹲っていたバダックは、それを聞いて気が抜けたように起き上がり、さらにはその場で肘枕をついて横になる。 バダック「そう? それじゃ、お言葉に甘えようかのう……」 と、本当に目まで瞑ってみせる余裕を見せるも、すぐに彼は勢いよく立ち上がった。 バダック「いやぁーーっ、寝てなどおられるかーーっ!」 フローラは大きく手を上げ、さまよう鎧を指さしながらメラミを放つ。その背後には、メルルの姿があった。 ミナカトールの準備が始まっていると呟くフローラ。 目を閉じたレオナの足下から、円型の光の輪が生まれる。その光の輪に驚くダイ達。 エイミの登場に、息をのむマァム。 ヒュンケル「一度はオレから奪った武器を、君が渡してくれるのか……?」 眉を寄せながらも、エイミは頷く。 光り輝く武器を手に、エイミはヒュンケルに告げる。 エイミ「戦って……! そして、生きて……!」 エイミの手から槍を奪うように受けとり、柄を地面に突き刺してしっかと顔の前に構えるヒュンケル。
喜んで死にに行くような真似は止めろといい、睨みつけたこと――。それを聞いたエイミは、顔を赤らめる。 自分などでもあなたの役に立つことがあるのねと、その言葉を噛みしめるように目を瞑るエイミ。 ――そして、ヒュンケルの後ろからひょいと顔を出したのは、ジト目のレオナだった。 レオナ「エイミ、もういいかしら? あたし、呪文の説明したいんだけど」 飛び上がらんばかりに驚き、真っ赤になって頭を深く下げるエイミ。焦って、処刑台から走り降りる。 メルル「エイミさん……」 同じようにその光景を見ていたフローラは、かすかな微笑みを浮かべていた。 光の輪に並ぶアバンの使徒達。 ただ立っていればいいのかと質問するダイに、レオナは呪文は自分が使うから、みんなは魂の力を順に高めてくれればいいと言う。 ダイは隣にいるヒュンケルを、ヒュンケルはマァムを、そして、マァムはポップに目線を向ける。 手を震わせながら、ポップはもしもと念を押してから、五つの光がそろわなかったらどうなるのかを問う。 それでもレオナは真面目に、5つの光がそろわなければレオナ一人分の魔法力しか発揮できず、バーンパレスには通用しないだろうと説明する。 そんなポップに、緊張しているのはみんな同じだと励ますマァム。ヒュンケルも全員が初めて挑むことだから、意識するだけ無駄だと忠告する。
数体のさまよう鎧が粉々に吹き飛ぶ。これでもう動けないと確信するノヴァの後ろでは、クロコダインが新たな斧を使って打ち漏らしの鎧を片づけたところだった。 チウは、またもや頭突きでさまよう鎧に突っ込んでいた。 ノヴァは、クロコダインにミストバーンはどうなったのか尋ねる。クロコダインが『あの、たまにチカチカ光ってるのがそうだ』と言った方向に目を向けると、爆破したかのように岩山が砕けた。 縦横無尽に動き回り、激しく剣を打ち合う二人の動きは、すでに別次元の戦いだった――。
念を集中するレオナのアバンのしるしが、白い光を放つと共にフワリと浮き上がる。ただ、チェーンがあるため、わずかに浮く程度でしかない。 目を閉じたレオナは、その輝きも相まって天使か女神のように神々しく見える。やがてその光は強まり、白い柱となって天へと昇った。マァムやヒュンケルでさえ、驚きを隠せない。 キラキラと輝く光の粒子が、下から上へと昇っていく。 光の柱を昇らせ、一段落ついたところで、レオナはダイに手を差し伸べる。 一瞬キョトンとするも、ダイは素直に言われた通りにした。 目を見開き、無邪気にそれを喜ぶダイ。青い光が自分の心の色なんだととはしゃぐダイからも、柱が立ち上る。 次はヒュンケルだと、手を伸ばすダイの手を、しっかりと掴むヒュンケル。
が、ミストバーンはダイ達の方を見てハッとする。 ロン・ベルク達の会話も知らぬまま、ミナカトールの準備は進んでいた。 それを見上げ、怯えたように自分に差し伸べられる手を見つめるポップ。 ポップ(おれの……番だ……っ!) 怯えながらも、ポップはそれでも決意を浮かべた表情を見せる。
ロン・ベルク「どうした、また突然しゃべり出すとは……オレに声を聞かせたくないんじゃなかったのか?」 空中に、不気味な渦が出現した。 どこからともなく聞こえてくる、下卑た笑い声……それを聞いて、ハッとするポップ。 渦の中から現れたのは、ザボエラだった。 ザボエラ「チッチッ……魔軍指令補佐……それが今のワシの肩書きじゃ」 長年の地道な努力を自慢するザボエラに、おまえごときが加勢してなんになると一蹴するクロコダイン。ザボエラに引導を渡すと叫ぶ。 命令を受けたザボエラは、突然魔法力を発揮して、両手から火炎呪文を打ちだした。 意味が分からず、戸惑うクロコダインやノヴァ。 あれは何だと問うノヴァ。 思わず、怯えを見せるチウ。 中には超強力な怪物がつまっていると、脅しつけてくるザボエラ。 バダック「なんとお!?」 フローラは焦ってダイ達の方を振り返り、ポップに急ぐようにと声をかける。
同じ頃、ポップは目を閉じて歯を食いしばっていた。 ゆっくりと、薄目を開けるポップ。 完全に目を開けたポップは、大きくその目を見開く。 驚きの表情でポップを見つめる仲間達。 レオナ「ポップくん……」 マァム「ポップ……」 まだ、歯を食いしばっているポップの口からは、声になりきっていない呻きが漏れる。 ダイ「どうしたんだ……ッ、ポップ」 ポップ「やっぱり……やっぱり、ダメだった……」 レオナとマァムの手を離し、その場に膝をつくポップ。土下座でもするように両手を地面につけたポップは、蹲ったまま叫ぶ。 ポップ「おれには……無理なんだっ……!」
《感想》 遊撃隊メンバー、やっとお日様の下で勢揃いしましたよ! これで色がはっきりと分かります! 『だいご』こと大王ガマは基本は地味なオレンジ色で、手足の先が紫って……え? 口の中は緑色っぽく見えるし(笑) おまけに、背中にブツブツが見えるのが妙にリアルにカエルっぽくて、ちょっとイヤかも。 前から見るとなかなか愛嬌のある顔をしているのですが、背中がカエル感まるだしで不気味で……こちらはゲームでは赤に近い色だったので、ずいぶんと色が控え目になった印象です。 『バタコ』ことハンターフライはピンクと紫の段だら模様で、ある意味すっごく派手(笑) ゲームよりも一段と明るい色合いなので可愛い配色なイメージ。 獣王遊撃隊の集団バトル、なんだか可愛いですね。 しかし、それはいいのですが、クマチャってばクロコダインの斧をずっと手に持ってままなので、両手が塞がってますよっ!? これって、戦力ダウンになるのでは? 紐か何かで、背中にくくりつけてあげればいいのにと思ってしまう今日この頃……遊撃隊メンバーの頭脳じゃ、そこまで要求するのは酷というものでしょうか。 バダックさん、めっちゃ活躍しています! アニメ版のバダックさんって、原作よりもずっと強い気がしてなりません。 メルルが回復魔法を使っているシーンと、フローラ様がそれを援護しているシーン、いいですねえ。 また、ロン・ベルクとバーンの邂逅は原作では90年前と記載されています。 まあ、確かに時系列的にどうしても90年でなければならない理由があるならともかく、単に時間を大雑把に表現するなら百年近く前の方がカッコイイと思いますし。 バーンの宮廷、岩山な城の手前に何やら湯煙っぽいものが立ちこめている風でしたが、あれってもしかして溶岩湖なんでしょうかね? 原作では魔族の娘達は、一人はロン・ベルクに酒を飲ませようとしていましたが、アニメでは左右から彼の腕にくっついている感じですね。胸っ、胸が当たっています(笑) っていうか、むしろ当てていますよっ。 それにしても、魔族娘達の服、紫色ですね。肌の色が薄青なのでいっそ白の方が似合う気もするんですが、妖艶さを際ただせようという意図でしょうか。 しかし魔族の娘達……気がついてしまいましたっ。 ついでに言うと、原作のコマを舐めるようにしっかりと見据えた結果、原作でバーンに酒を注いでいる女魔族の胸元には乳首らしき影がぽちっとつけてある上、別の女魔族のお尻のアップでは、スケスケの布に下着らしき影は全く見当たりません。 少なくとも、原作では超薄着の服の下、ノー下着で究極の接待を行っていると見ました! いや、魔族娘の観察はこれぐらいにしておいて、若き(?)日のロン・ベルクは、現在よりも髪がやや短いです。それを後ろで結んでいるので、やけにスッキリして見えます。顔に、まだ傷もありませんし。 バーン様の食卓に、パンが並んでいるのを発見! とりあえず、テーブルを見ているとバーン一人だけでフルコースっぽい感じなのですが。……って、ミストバーンは?(笑) ロン・ベルクの「腐りたくない……」の台詞、かっこよかったです! ハドラーやザボちゃんがあれだけ欲しがっていた魔軍総司令の座、ロン・ベルクはいち早く勧誘されていたようです。 魔族の人生は長いとバーン様が呟くシーン、原作では目を伏せた状態での台詞でしたが、アニメでは目を見開き、顎に手を当てている姿が『フッ……どうせ、すぐに気が変わるに決まっている』と言わんばかりに見えました♪ 廊下でのロン・ベルクとミストバーンの対決シーン、暗闇に身を潜めていたミストバーンが、雷で姿がはっきり見える演出、いいですねえ。アニメの改変ですが、ダイ大アニメは本当に光と闇の使い方がうまいと思います。 アニメではロン・ベルクが「これ以上は〜」と凄むシーンから、フォーカスがかかって画面がぼやけ、現在の打ち会いのシーンへと変更になりましたが、横から見た構図になっていたのが残念です。 欲を言えば、ここは昔と同じ構図から現在に戻して、過去と今のロン・ベルクの差を表現して欲しかったですねえ。 ミストバーンのモノローグシーン、画面全体が薄紫のフィルターがかかる演出に。 ロン・ベルクのアクションシーン、マントと長髪のなびき方が派手で見応えがありますね。そう言えばダイ達はみんな髪が短いから、ロン毛をなびかせるキャラがいませんでしたっけ。 ヒュンケルがミストバーンを先に倒す発言ですが、多少改変されています。 原作ヒュンケル「魔影軍団のザコなら他のみんなで十分だが、ミストバーンはザコではない……!!」 と、えらく尊大な台詞を言ってるのが好きだったのですが、アニメでは謙虚な台詞回しになっとりますよ! しかし、ロン・ベルクとミストバーンの戦い、すごくはた迷惑(笑) それにしてもこの二人の戦闘シーンには、めっちゃ力を入れていますね。 そして、チウの命令で先代獣王に挨拶シーンで、やっと遊撃隊が全員そろいました。 基本的にゲームの色彩のままですが、原色バリバリだった当時に比べて、中間色っぽい色合いになっています。 クロコダインの武器の宝玉も、変わらずに緑色でした。 バダックさんが一回横になってから、起き上がって叫ぶノリツッコミがよしっ。ここも、アニメの改変ですね。 フローラ様、メラミを使いました! レオナの説明が五芒星から五角形になったのはもちろんとして、ヒュンケルが武器を渡された時のセリフにも改変が。 原作ヒュンケル「……正気か……? 一度はオレから奪った武器を……」 原作ヒュンケルの方が、当たりが強いというか冷たい言い方ですね。 ヒュンケルがアムドで武装してから気づきましたが、あそこで武器なしならヒュンケルはマッパのままで敵地へ攻め入る気だったのでしょうか?(笑) エイミさんの表情変化、すごく丁寧に描いてあっていい感じでした。しかし、せっかくのあんないいシーンを邪魔するのがレオナなのが……(笑) ミナカトールの説明で、いちいちビクビクしているポップの描写がいいですねえ。 もし、失敗したらと言い出したポップの目が泳ぐシーンとか、細かくていいです。なにより、ダイが「ポップぅ〜」と甘えるように言うのがすっごく可愛いです! レオナに縁起でも無いことを言わないで言われた後、笑ってごまかそうとしている改変もいいですね。 ノヴァのノーザングレスブレイド、横からの構図は初めて見ました。後ろに振りかざした剣が足の裏につきそうなほど、のけぞった姿勢だったのにビックリ。 それにしても、ロン・ベルク達の戦いの力の込め具合が凄まじいです。そして、やっぱりすごく周囲に迷惑(笑) ミナカトールのため、アバンのしるしが宙に浮く改変がいいです! 自分の順番になったダイが、両拳を握りしめて一生懸命に、ちょっとたどたどしく復唱する図、可愛すぎです♪ 意外とミナカトールの時って、ダイの可愛いシーンが多いですね。 ダイが光を出してはしゃぐシーンで、原作ではそれを見ているのはレオナだけでしたが、アニメではヒュンケルも入っているのが嬉しいです。ヒュンケルがダイを見る目がすごく優しい感じで、長兄らしさを感じてしまいます。 ミナカトールが段階を踏んで光の柱が増える描写、ワクワクします♪ それにしても、ポップ以外はみんなすんなりと光らせますね(笑) そのせいで、よく見ると色がついていると分かるけれど、全体的に白っぽく光り輝いている印象の方が強いです。 ミストバーンが光の柱を見るシーンでも、やっぱり紫フィルターをかけてモノローグを語っています。 ロン・ベルクとミストバーンの台詞、微妙に改変されています。 原作ミストバーン「いや……! 私は正気だ」 の部分がカットされていますね。 しかし、ドロルが意外にも大きいのにはビックリです。 ザボちゃんが指を振って、チッチッと言うシーンはアニメの改変です。 フローラがポップに声をかけるタイミング、原作とは少しだけ違っていますね。 ポップがミナカトールに失敗シーン、繋いである手を強調する演出はいいですね。原作ではこの時点では手の光の差はありませんでしたが、アニメではポップだけ光っていないことを、残酷なまでにはっきりと示唆しています。 それにしても、残り4人が光っているのにポップだけが通常のままだと、仲間はずれ感が半端ないですね。 ポップが失敗した時の仲間達からの呼びかけも、アニメの改変です。 原作ダイ「どっ、どうしたんだっ!! ポップだけ……光が出てないっ……!!」 という、クリティカルヒットに傷口を抉る勇者の発言でした(笑) ポップの最後らへんの、「やっぱり〜」や「無理だった」の台詞は、今にも泣き出しそうな感じがすごい演技力だと思います。 次週予告、ポップのピンチっぷりが思いっきり前面に出ています。ザボちゃんが活躍する示唆もありましたが、予告には登場しませんでしたね……まあ、出なくても全然悲しくないですが(笑) |