ダイ大スマホゲーム ヒュンケルイベント 『不言実行!孤高の戦士』

 

1話『孤高の戦士ミラドシアへ』(イベントシーン)

『激闘の末、ダイ達と共闘することを決めたヒュンケル。
 その直後、不思議な光に包まれまぶしさに閉じた目を開くと、ヒュンケルはもう一つの世界である『ミラドシア』に降り立っていた』

ピラ「ピラリーン! あなたがヒュンケルね。私、ピラ! こっちが『主人公』!」

ヒュンケル「事情は把握している。絆の勇者、だったか。よろしく頼む」

ポップ「なんでぇ、ずいぶん素直だな」

ヒュンケル「オレはミラドシアについてはよく知らん。ならば、この世界に詳しい者に教えを請うのは当然だろう」

ポップ(こいつだけは……! やっぱ、気にくわねえ!!)
 ムカッとするポップ。怒りマークと『カチン』と効果音がつく。

マァム「……どうしたの、主人公?」

主人公「しっかりしてる人だね」
マァム「そりゃ、アバン先生の一番弟子だもの!」

主人公「強そうな人だね」
マァム「うん……私達3人がかりでも手も足も出ないぐらい強かったわ」

ダイ「みんな、大変だ! モンスターがこっちに向かってる!」

ポップ「なにぃ!?」
 ビックリマークと驚きの効果音つき。

ヒュンケル「……!」

マァム「行きましょう、ヒュンケル!」

マァム「……ヒュンケル?」
 戸惑った表情。

ポップ「い、い、いねぇぇぇ!?」


2話『消えたヒュンケル』

ポップ「あんの野郎〜、肝心な時にどこ行きやがったんだ!?」

マァム「今は私達だけで戦うしかないわ!」

ポップ「だぁ〜〜〜、ちっきしょう!」

ポップ「ったく、戦闘だけは頼りになるっつーのによ」

マァム「ぼやかないで、手を動かす!」

ポップ「へいへい……」

ダイ「へへ」

ポップ「なんだよ、ダイ、ヘラヘラしてよ」

ダイ「いや、ポップもヒュンケルのこと、なんだかんだで、信じてるんだなって」


3話『アバンの使徒として』

ポップ「な、なんでおれがヒュンケルを信じていることになるんだよ?」

ダイ「だって、ヒュンケルが逃げたとは一度も言わないじゃないか」

ポップ「あいつが逃げるわけないだろ」

ポップ「……あ」
 言ってから、自分で驚いたような顔をするポップ。

ダイ「ほら」
 笑顔のダイ。

マァム「戦闘は頼りになるとも言っていたわね」

ポップ「あ、アバンの使徒たる者が、敵から逃げるわけないだろ!!」 

マァム「……説得力が無いわよ、ポップ」

ポップ「う……」


4話『別行動の理由』(イベントシーン)

ダイ「ヒュンケル!!」

ヒュンケル「遅かったな……」

ポップ「ああ!? テメェこそ、いったいどこに……」
 むかつきマークと効果音つき。

ピラ「ぴらりーん! 絆の力が高まったわ!!」

ポップ「うわあ! なんだよ、急に!!」

ヒュンケル「ピラ、余計なことは言わなくていい」

ピラ「あら、余計なことなんかじゃないわよ! あなたが伏兵のモンスターと一人で戦ってたのも、絆のひとつの形じゃない!!」

ポップ「ふ、伏兵と一人でって、おめえ……」
 ビックリマークと効果音つき。

ヒュンケル「くっ……」

マァム「ヒュンケル……! あなた、ケガを……」
 ビックリマークと効果音つき。

主人公「ありがとう……」
主人公「早く手当てを……!」

ヒュンケル「それよりも敵の本体が近づいている……! このまま一気に叩くぞ!!」


5話『仲間としての行動』

マァム「ヒュンケル、あなたはいったん下がって!」

ヒュンケル「いや、いい……」

ポップ「バッカ野郎! すっこんでろ!!」

ポップ「ど、どうせこの後に親玉でも出てくるんだろ」

ポップ「てめえは今のうちにマァムに回復してもらってろ!!」

ヒュンケル「ポップ……」

ヒュンケル「そうか……では、そうさせてもらおう」

マァム「さあ、ヒュンケル、こっちへ!」

ポップ「へ、たまにはおまえに背中を見せるのも、悪くない気分だな!」
 笑顔で。


6話『一番弟子への思い』

ダイ「ヒュンケルは普段は離れていることが多いけど……、ちゃんとオレ達のことを気にかけてくれてるんだ。そして、ピンチの時にはすぐに駆けつけてくれる!」

ダイ「ポップ達みたいに近くにいてくれるのも絆を感じるけど……、そんなヒュンケルにもすごく絆を感じるんだ!!」

ポップ「カッコつけすぎなんだよ! いつもひとりで勝手に動きやがって! 守られているこっちの身にもなれってんだ!!」

ダイ「助けられているのに偉そうだなぁ。素直に心配しているって言えばいいのに」


7話『戦士の冷静な眼差し』

ポップ「バッカ野郎、誰が心配なんか……」

怪物「グォオオオオオオ!」」

ポップ「う、うわぁ!?」

ヒュンケル「ポップ、今度はおまえが下がっていろ」

ポップ「はぁ!? おれはまだやれるぞ!」

ヒュンケル「魔法使いは後衛が基本だ、だから下がれと言っている」

ポップ「あんのやろ〜、また仕切りやがって」

マァム「もう魔法力が限界なんだから、強がらないの。ヒュンケルはちゃんとそれを見ていたのよ」

ポップ「いや、それはその……」

マァム「ほら、ここは素直に休んでいて。私はみんなの援護に向かうわ」


8話『不言実行という絆』(イベントシーン)

ダイ「ふう、なんとかなったね」
 音符マークと、ご機嫌な効果音。

ピラ「ヒュンケルには新しい形の絆を教えてもらったわ! よかったわね、主人公!」

主人公「勉強になったよ」
主人公「さすが一番弟子!」

ヒュンケル「いや、オレは別に……。ただ、全員にとって最適な行動をとっただけだ」

ピラ「みんなのためってことじゃない! 不言実行! クールなのね!!」
 ハートマークとご機嫌効果音。

ポップ「ケッ、なにが不言実行だよ……おれだってその気になればなぁ……」

マァム「もう! すねないの、ポップ。本当は頼りにしてるくせに」

ダイ「そうだよ、言ってたじゃん。『あいつが逃げるわきゃ……』」
 笑顔。

ポップ「だああああああ! おまえら、うるせえぞ!!!」
 黒のうずうずマークと、不機嫌な効果音。

ヒュンケル「フッ……。改めて……ミラドシアの勇者・主人公よ。ダイ達同様、オレも協力させてもらう。
 これからよろしく頼む、主人公……」


《感想》

 ヒュンケルのイベントではありますが、意地っ張りなポップと兄弟子との掛け合いが多いのがなんとも嬉しいところ♪
 素直にヒュンケルを信頼するダイやマァムの無邪気さもいいですし、ダイがポップがヒュンケルを信じていたことをバラそうとしたりするところなんかもお気に入りです。

 
 

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