『武闘家の決意』 |
1話『マァムの記憶』(イベントシーン)
デルムリン島を思わせる南国の島。奥に、火山が見える。 マァム「みんな来てくれたわね。ちょっと話したいことがあって……」 マァム、目を閉じている。何か考えている風。 ポップ「なんでぇ、こんなところに呼び出して?」(?マーク) マァム「私、絆の力で武術大会の記憶に触れて……思ったことがあるの、聞いてくれる? ダイ「え? おれ?」 マァム「ダイとバランが対決するために必要だった覇者の剣は、結果、手に入らなかったでしょ。 マァム、目を閉じる。 マァム「私、納得いかないことに気づいたの」 主人公「どうしたの、マァム?」 マァム「記憶をもとによく考えたの……」 ダイ「よく考えたって……どういうこと?」 マァム「武術大会での……ザムザの最後を思い返すと……。 マァム「ザムザは最期まで父であるザボエラに認めてもらいたがっていたわ……。時間があれば……それも可能だったかもしれない」 マァム、目を閉じる。悲しんでいる風。 マァム「ダイとバランでは事情が違うのはわかる。わかるけど……戦う前に話合いを……それこそ絆を紡ぐ努力をしたほうがいいんじゃないのかしら?」 ダイ「マァム……」 ポップ「お前……そんなことを……。でも、バランはそんな風に思っちゃいねぇよ」 マァム「でも! 努力してみる価値はないのかしら!? マァム、怒りの表情。 ピラ「マァム……そう、なんだけど……絆の力は……結ばれないと力を……」 ピラちゃん、元気のない表情。 マァム「ごめんなさい、私……このままだと……」 マァム「武闘家としての力を使う気になれないわ」 マァム、目を閉じる。 ポップ「ええっ!? ちょ、待てよ、マァム!」 ポップ、驚きの表情。 ピラ「み、みんな……マァムを追いかけましょう!!」 ピラちゃん、驚きの表情。 2話『マァムを追って』
左側に海を望む、断崖の側の浜辺。マトリフの洞窟付近風の海。 ピラ「待って、マァム! そっちにはモンスターが!!」 マァム「………………」 マァム、目を閉じている。 ダイ「マァム! マァムの気持ちはありがたいけど……おれとバランはこのままじゃ絆も結べないんだよ!」 ダイ、真剣な表情。 ピラ「マァム、聞いてちょうだい!」 ピラ、悲しそうな表情。 ポップ「待てよ、マァム! って、モンスター多いな、おい!!」 ポップ、苦痛に耐える表情。 3話『皆の説得』 左側に海を望む、断崖の側の浜辺。マトリフの洞窟付近風の海。 マァム(親子が戦うなんて……そんな悲しいことに力は使えないわ。私が老師から授かった力は、優しさと正義のために使いたい) マァム、目を閉じている。自分の考えに囚われている風。 ピラ「マァム! バランはミラドシアに来ているけど……まだあくまで一時的な共闘関係の立場なのよ……」 ピラちゃん、悲しそうな表情。 ダイ「マァム、聞いてよ。バランはまだおれたちを認めてない」 ダイ「バランの足元にも及ばない力じゃ、あいつに認められないんだ!」 ダイ「対等な立場になるために、おれたちは強くならないといけないんだ! おれ一人でもまだ無理で、みんなで力をあわせて……やっと認められるかどうかなんだ。 ダイ、戦いの表情。 ポップ「おい、マァム! 聞いてるのかよ!?」 ポップ、戦いの表情。 4話『話し合いと力と』(イベントシーン)
南国の島を思わせる浜辺。奥には入道雲が見え、右手側に海が見える。 マァム「………………」 マァム、目を閉じている。 ポップ「はぁ、やっと追いついた……」(汗マーク) ポップ、驚きの表情。呆れている風。 マァム「バランに認められるって……」 マァム、閉じた目を開く。 マァム「竜(ドラゴン)の騎士に認められるってどういうことなのかしら……。やっぱり、私がいることで認められるとは思えないわ」 ピラ「そんな、マァム……!!」(!!マーク) ピラちゃん、驚きの表情。 ポップ「待てよ、マァム! おれたちはミラドシアで確実に力をつけてる! マァムの力が加われば、竜(ドラゴン)の騎士にだって手が届く!」 ポップ、戦いの表情。 マァム「そんな、話し合いよりも力だなんて……」 主人公「絆の結び方もいろいろあるよ」 マァム「だけど……」 マァム、目を閉じる。悲しんでいる風。 ダイ「いまは無理でもきっと追いつけるよ。それに、今のままでは話し合いにも応じてもらえない……だから……ッ!」 ダイ、戦いの表情。 マァム「………………」 ダイ「マァムの目で、おれたちの力を判断してよ」 ダイ、戦いの表情。 ヒュンケル「……マァム」 ピラ「ヒュンケル! 来てくれたのね!」(!マーク) ヒュンケル「オレから見ても、ダイやポップ、そして主人公の力……連携や絆はとても強くなっているぞ。 マァム「……ヒュンケル。 5話『信じてもらうために』
左側に海を望む、断崖の側の浜辺。マトリフの洞窟付近風の海。 ポップ「見せてやらぁ、おれたちの力! ダイ、主人公、行くぞッ!!」 ポップ、戦いの表情。 ダイ「主人公! ポップの前に突っ込もう!!」 ダイ、戦いの表情。 ポップ「おうよ、おれは後ろから魔法をぶっ放すぜ!」 ポップ、戦いの表情。 ダイ「一気に片付けるよ! 食らえーーーーーーーーーッ!!」 ダイ、戦いの表情。 6話『今の力を見せろ』 左側に海を望む、断崖の側の浜辺。マトリフの洞窟付近風の海。 ポップ「主人公、ダイ!! 待たせたな、大技いくぜ!」 ポップ、戦いの表情。 ダイ「ポップ、頼んだ!!」 ダイ、戦いの表情。 ダイ「マァム、こうやっておれたちは強くなってきたんだ! マァムだってそうだろ!?」 ダイ、戦いの表情。 ポップ「おれたちは竜(ドラゴン)の騎士にも負けねぇんだ!!」 ポップ、戦いの表情。 ダイ「主人公との絆があれば、できるんだッ!!」 ダイ、戦いの表情。 7話『最善策』
左側に海を望む、断崖の側の浜辺。マトリフの洞窟付近風の海。 マァム「……みんな」 ヒュンケル「マァム。バランと戦わずに済む方法は、いま、この世界にはない。力がすべてとは言わぬ、だがいまは最善策なんだ。 ヒュンケル「しかし、いまはあいつらの最善策に、武闘家として力を貸してやってくれ」 ヒュンケル、目を閉じる。 ダイ「マァムの新たな力はおれたちの希望なんだ」 ダイ、真剣な表情で目を閉じる。 ダイ「それにバランに認められる力は、この世界でゼバロを倒すために……絶対に必要な力なんだ!!」 ダイ、戦いの表情。 ダイ「みんな、いまの最大の力をあの親玉にぶつけるんだッ!!」 ダイ、戦いの表情。 8話『優しさと正義の心』(イベントシーン)
南国の島を思わせる浜辺。奥には入道雲が見え、右手側に海が見える。 ポップ「見たかよ、マァム!」 ポップ、戦いの表情。 ダイ「……マァム、どうだった?」 マァム「………………」 マァム、目を閉じている。 ピラ「……マァム?」 ピラちゃん、悲しそうな表情。 マァム「みんな、すごく強くなってたわ。記憶よりもずっと……。 マァム「私、ザムザの心に触れたことで、わかりあえないことに怯えていたのかも」 マァム、目を閉じている。 マァム「戦ってしまうことで、ダイたちが話し合いよりも悪い方向になったらって、そう思ってしまっていた……。 マァム「力を使うことを、信じなかったのは私のほうだったわ、ごめんなさい」 マァム、目を閉じている。 ダイ「マァム……」 ポップ「なんだよ、急にしおらしくなんなよ……」 マァム「でも、もう大丈夫。優しさと正義の心を信じる……。力を使うことも、正義を信じて使えばいい。 ポップ「なんでぇ……またヒュンケルにいいとこだけ持ってかれたのかよ!」(黒渦巻きマーク) ポップ、ジト目。 ヒュンケル「馬鹿を言うな、ポップ。お前たちが力を見せた結果だ。オレは後押ししただけに過ぎない」 ポップ「ちぇ、それがいいとこ取りってんだよ!」 ポップ、ジト目。 ピラ「ちょっと、そんなことで喧嘩しないでよ!!」 ポップ「そんなことってなんだよ、ピンク!?」 ポップ、戦いの表情。 主人公「それで……マァムの答えは?」 マァム「ええ、主人公。新しい武闘家の力は……信じる仲間の正義のために使うわ!」 《感想》 マァムのお悩みイベント♪ マァムの持つ正義の概念がダイ達や魔王軍とはズレていることを、多分マァムは気づいていないし、これからも気づかないままなんじゃないかと思います。 内容的には重めのイベントでしたが、ポップとピラちゃんのやりとりにはほっこりしました♪ しかし、ここはどこなんだろうと思ってしまう背景の連続でした。デルムリン島? パプニカ海岸? それとも、別のどこか? 後、意外なぐらいにイベントクリアも簡単でした♪ まあ、キャライベントなので難度を甘めにしてくれている感じはしますが、嬉しかったです。 |