『竜魔神と人の心』 |
1話『竜魔神化した姿で』(イベントシーン) いつもとは違う森の中の道。岩壁に囲まれた、テラン城を思わせる素朴な城が奥に見える。静かなBGM。 バラン「……ッ!」(!マーク付き) 通常バランのシルエット。 バラン(この……記憶……いや、感覚は……!?) バラン「うおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!!!」 バラン、竜魔神の姿に変化。怒りの表情。揺れるエフェクト付き。 バラン「なぜ……いま私はこの姿に……ここは……」 バラン、目元が影になり、表情が見えない。 ピラ「いたわ! バラン!!」(!マーク付き) バラン「近づくなッ!」 バラン、怒りの表情。ルーラっぽい音と共に姿が消える。 ピラ「えっ!!」(!!マーク付き) ピラちゃん、驚きの表情。 アバン「ピラさん……。私、ひとりで行きましょう」 アバン、真剣な表情。 ピラ「で、でも……」 ピラちゃん、悲しそうな表情。心配している風。 主人公「ここは先生に任せよう」 アバン「ありがとうございます、主人公」 アバン、真剣な表情。暗転。 バラン「……近寄るなと言ったはずだ」 バラン、目元が影になり、表情が見えない。 アバン「あなたにはその姿の記憶がすべて戻ったはず……。その強大な力、ダイ君や主人公に……貸してはいただけないでしょうか?」 アバン、真剣な表情。 バラン「断る……」 バラン「しかし、ひとりで来たのは良い判断だ」 バラン、目元が影になり、表情が見えない。 バラン「この姿の私……いや、竜魔人は孤高の戦士であり……敵味方なく攻撃する戦士だ。幼い子どもたちに見せる姿でもない」 アバン「…………」 アバン、真剣な表情。 バラン「おまえなら理解してくれるだろう。ここがどんな世界であろうと、竜魔人の立ち位置は変わらぬ」 バラン、目元が影になり、表情が見えない。 2話『大人の説得』 いつもの森の中の小道。 アバン「待ってください!」 アバン、戦い表情。 アバン「いまのあなたであれば、竜魔人の力も……コントロール出来るのではないでしょうか?」 アバン、真剣な表情。 ☆ ☆ ☆ バラン「……なぜ、そう思うのだ」 バラン、目元が影になり、表情が見えない。 アバン「主人公の辿った記憶は、私たちにも共有されています」 アバン、真剣な表情で目を閉じている。 アバン「あなたの言う、幼い者たちにどうか力を貸して欲しいのです!」 アバン、真剣な表情。 3話『今のあなただからこそ』
アバン「人の心を取り戻したいまのあなたであれば、竜魔人の力であってもダイ君や主人公の」 アバン、真剣な表情。 アバン「大いなる力になってあげられるはずです!」 アバン、戦いの表情。 ☆ ☆ ☆ バラン「……人の心を取り戻した……だと!?」 バラン「ふざけたことを言うなッ!!」 バラン、怒りの表情。 アバン「……!」 アバン、苦痛の表情。 4話『数々の行い』(イベントシーン)
戦闘シーンと同じ、深い森の奥。 アバン「ふざけたことなど言っていません」 アバン、真剣な表情で目を閉じている。 バラン「貴様……ッ!!」(!!マーク付き) バラン、怒りの表情。 アバン「人の心が戻ったからこそ、あなたはポップに血を与えたのでしょ う? 小さなチウの男気を感じ取ってフェンブレンを一閃したのでしょう? ヒュンケルに託されたラーハルトの想いを知ったのでしょう?」 アバン、真剣な表情。 バラン「………………」 バラン、目元が影になり、表情が見えない。 アバン「なによりもその姿を二度とダイ君に見せたくないと彼にラリホーマを……」 アバン、真剣な表情で目を閉じている。 バラン「黙れッ!!」 バラン、怒りの表情。 アバン「黙りません」 アバン、戦いの表情。 バラン「……!」(!マーク付き) アバン「この世界に来た私たちは、ある意味新たな生を受けたも同然……元の世界と違う選択をしてもいいはずです」 バラン「…………」 バラン、目元が影になり、表情が見えない。 アバン「ダイ君や主人公だけでなく……」 アバン、真剣な表情。 アバン「この世界が、あなたの力を必要としているのは間違いありません」 アバン、真剣な表情で目を閉じている。 バラン「…………」 5話『違う選択』
いつもの森の小道。 バラン「そこまで言うならば……」 バラン、目元が影になり、表情が見えない。 バラン「私も違う『選択』とやらをしてみよう」 バラン「アバン、貴様を倒すッ! あの先で待ってるぞッ!!」 バラン、戦いの表情。 ☆ ☆ ☆ ピラ「バラン! そんな……アバンと戦うなんて」 ピラちゃん、白目。ショックを受けた風。 アバン「ピラさん……主人公。バランと戦いましょう」 アバン、真剣な表情。 ピラ「ええっ!?」 ピラちゃん、驚きの表情。 6話『みんなの想い』 アバン「バランにたどり着き戦うことで、私たちの想いを伝えるのです」 アバン、真剣な表情で目を閉じている。 アバン「それが竜魔人となった彼との『対話』なのです!」 アバン、真剣な表情。 ピラ「……そんな」 ピラちゃん、哀しそうな表情。 ☆ ☆ ☆ アバン「冷静に戦えば大丈夫です」 アバン、真剣な表情。 アバン「いまのダイ君や主人公……」 アバン、真剣な表情で目を閉じている。 アバン「そしてここに集まったみんなの力は想いとなって伝わります!!」 アバン、戦いの表情。 7話『竜魔人との戦い』
ピラ「行きましょう、主人公!」 ピラちゃん、真剣な表情。 ダイ「おれも……バラン……父さんに想いを伝えたい」 ダイ、真剣な表情で目を閉じている。 ポップ「ああ、行こうぜ!! 竜魔人がなんだってんだ!!」 ポップ、戦いの表情。 ☆ ☆ ☆ バラン「来たか……子どもらまで連れて」 アバン「ええ……あなたにわかってもらうために!」 アバン、真剣な表情。 ポップ「おれは……もうあんたに怯えてなんかねぇぞ!」 ポップ、真剣な表情。 バラン(ポップ……この少年には人の奇跡を見せられた……。もっともくだらぬと想っていた『人の心』か……) バラン、目元が影になり、表情が見えない。 8話『大人としての生き方』(イベントシーン)
深い森の奥。しっとりとした静かなBGM ポップ「いよっしゃぁ! 勝ったぜ!!」 ポップ、苦痛の表情。辛勝なイメージ。 アバン「…………」 アバン、真剣な表情で目を閉じている。 ダイ「……と、父さん!」(!マーク付き) ダイ、苦痛の表情。 バラン「……お前たちの勝ちだ。しかし、いまさら生き方は変えられん。大人とはそういうものだ……」 バラン、目元が影になり、表情が見えない。 主人公「変わらなくても、力を貸してください!」 主人公「この世界なら、変わるかもしれない!」 バラン「……フッ」 バラン、目元が影になり、表情が見えない。 バラン「私は変わるつもりはない。人間を憎む心も消えることはない。しかし、おまえたちが『絆の力』によって変えられる――そう想って行動するなら勝手にするがいい……。 アバン「……ありがとうございます」 アバン、真剣な表情で目を閉じている。 バラン「礼を言われる覚えはない」 バラン、目元が影になり、表情が見えない。 バラン「これは私が竜魔人としておまえたちを見限るまでの、ほんの戯れにすぎない」 ピラ(あ、鍵が……!) 中央に鍵のイラスト出現。効果音と光。 アバン「それでも力を貸していただけることに感謝を述べたいのです」 アバン、真剣な表情。 バラン「フン……勝手にしろ」 バラン、目元が影になり、表情が見えない。 ダイ「…………」 ダイ、真剣な表情で目を閉じている。 《感想》 なんと、竜魔人バランの参戦っ。 アバン先生がバランを説得する形で進んでいくストーリーは、しみじみしました。非業の死を遂げたバランに、別の選択肢をすすめる話がなんだか嬉しかったです。 にしても、アバン先生もバランも、ダイだけでなくポップも「幼い者」と認識しているみたいですね(笑) ダイとポップが最後に出る以外は、ほぼバランとアバンのみで進んでいく物語は、意外なくらい楽しかったです。 初級 2〜3話、5〜7話 と、思っていたら、高難度の竜魔人への挑戦もセットのイベントでした! 強い……、バランパパン、もっと手加減プリーズ(笑) 『竜魔人への挑戦』 『バランとの死闘 守り抜く決意』(推奨戦闘力13000) ◎ |
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