H.6.8.8 (月)No36,7 『涙の敵陣突入!!』 |
ザボエラでさえ驚く様な魔法力を発した、ポップ――。 ポップはメルルをエイミに預け、もう一度ミナカトールにチャレンジする。みんなが再び手を繋ぎ合わせる中、ポップとマァムはお互いに照れくささを感じるのか、目を合わせようとしなかった。 それでもマァムはポップの様子を窺う素振りを見せるが、ポップは目さえ彼女には向けず、その手をしっかりと繋ぐ。 今度こそ、ポップは緑色の光……勇気の光を生み出した。 だからこそ、絶対にムダにしないと、堅く誓うポップ。 そして、レオナの力ある言葉に反応し、五色の光の柱は天へと突き抜けた! だが、その場にいた全員が目撃したのだ。光のきらめきが、バーンパレスへと昇って行くのを……。 一方、その頃のダイ達はバーンパレスの先端部分にいた。 だが、ポップはマァムにでなく、みんなに言う。 「わかってあげてよ。ポップはね、出会った頃からずっと、マァムのことが好きだったんだよ」 そして、ポップの急成長も、半分はマァムのためだったと言いそえるレオナ。 動揺を隠して、それでもバーンを目指すダイ達の目の前に立ちはだかったのは、なんとハドラーと親衛隊達だった――。 《タイムスリップな感想》 おおっ、驚く程にポップがかっこいい〜〜っ! それにしても、ポップの告白を聞いて以来、ずっとポップを意識しているマァム。本人は無自覚みたいだけど、ヒュンケルの方はちらりとも見ていない! 突然、ヒュンケルが好きと告白したエイミのせいで心を騒がせられたマァムの様に、ヒュンケルもなんらかの反応を見せるかどうか、気にならないものだろうか? マァムの乙女心はさておくとしても、元々ヒュンケルはポップの気持ちを知っていたし(なんせ、ダイでさえ知っている!)、マァムを挟んで三角関係って感じじゃなかったもんなー。 ヒュンケルにとってポップは恋敵なんてもんじゃなくて、手のかかる弟というようなもんだったし。……ポップにとっちゃ、余計に気の毒な気がするけど(笑) 自分に向けられたエイミの告白さえ、あっさり流したヒュンケルのこと、口に出さないでいるマァム、ポップの想いはこの際、知らん顔する気らしい。ポップも、自分の気持ちよりも、自分にかけてくれたメルルの想いを優先して、戦いに気を集中させているみたいだし。 そんでもって、肝心要のマァムはこーゆーことには、とことんウトいっ。 ダイはマァムに、どう「わかって」欲しいんだろ? それに、昔、レオナはポップがマァムにフラれることを期待していた人だしなぁ……(笑) けど、いったい、何をしにきたのやら。まさか、バーンを目の前にしてダイ達と戦う気か〜っ?! んなムダな戦いをしている間に、世界が滅びるぞっ、おいっ(汗) ハドラーって、ポップのマァムへの片思いを知っていたんだよね(ザボエラもだけど) はたして、これがいい『後押し』になってくれるのかね? ああ、次の発売が二週間後だなんて、待ちきれない〜っ! |
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