ダイとハドラーの戦いが、始まった――。
　それと同じ頃、アルビナスはマァムにハドラーへの思いを語っているところだった。残す寿命が短いと知ったハドラーは最期に戦う相手としてアバンの後継者であるダイを選び、親衛隊達は彼の意思に従った。

　それを聞いたマァムは、仲間を思う気持ちは同じなのだから戦いはやめようと彼女を説得する。
　だが、アルビナスは和平を申し入れるマァムに容赦のない攻撃を加えた。

　アルビナスの目的は、ハドラーや他の親衛隊とは違う。彼女の目的は、あくまでハドラーの存命。
　一人で勇者一行を全滅させ、それを手土産にバーンに願い出てハドラーの身体を治してもらうつもりでいるのだ。
　
　手加減のない攻撃を仕掛けるアルビナスは、ついに今まで見せたことのない手をだしてきた――。

《タイムスリップな感想》

　あー、ポップの出番がないと、いまいち書く気力もないな〜。
　しかし、今回のマァムはつくづく気の毒に…。馬鹿にされるわ、虫酸が走る程嫌いといわれるわ、揚げ句に攻撃を食らってネズミ呼ばわりされるとは。
　ヒロインの割にゃ、踏んだり蹴ったりな役回りじゃ。

　アルビナスが手を使ってどんな攻撃をするかも楽しみだが、マァムがピンチをどうやって脱するかも見物。
　自力で挽回出来るのか、それともポップかヒュンケルがくるのかな〜？