H.6.09.12 (月)No41 『愛の超激突!!』

 

 鎧化したマァムに驚く、アルビナス。
 魔甲拳を付けた半身は魔法を完璧に防ぎ、メタルフィストを装備したその拳にはオリハルコンの身体をも砕く力が備わった。

 勝機を掴み攻めかかるマァムだったが、それも一瞬だった。
 アルビナスはロン・ベルクの武器の強さに、戸惑ったに過ぎなかった。元々、彼女のスピードはマァム以上――。

 持ち前の速度を活かした攻撃に転じたアルビナスに、マァムはなす術もない。一方的に攻撃を受けながら、マァムは一撃必殺に賭けようと考える。
 第二の師、ブロキーナから授かったもう一つの奥義、猛虎破砕拳――それさえ決まれば、アルビナスのオリハルコンの身体でも砕くことが出来る。

 だが、アルビナスは徹底的なヒットアンドアウェイ戦法をとってきた。凄まじいスピードで動き回り、小刻みにマァムの身体にダメージを与えていく。その猛攻に、ついにマァムは倒れた――!

 


《タイムスリップな感想》


 前回に引き続き、マァムが主役っ。
 戦ってばかりのストーリーなのに、タイトルが『愛の超激突!!』って……(笑) でも、その割には心理面にはまったく触れてないんだよね〜。

 絵的には戦いのシーンは動きがあって好きなんだけど、ストーリーとしては戦いだけだと物足りない気も。
 しかし、マァムってば最近ひどい目にしかあってない気がする〜。なんか気の毒。
 

次へ続く
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