H.7.5.08(月)No23 『兵士の昇格』

 

 敵の陣地に切り込んでいった兵士(ポーン)は、昇格(プロモーション)し、王(キング)以外のどの駒にもなることが出来る――チェスの駒から生まれたヒムは、まさに今プロモーションした。

 彼の攻撃を前に、ヒュンケルにはなす術がない。
 一方的に攻撃を受けながらも、ヒュンケルは何度も立ち上がる。攻撃を受けることでヒムの動きの癖を見切ったヒュンケルは、最大最強の技を仕掛けようとする。

 盾のブーメランでフェイントをかけ、ヒュンケルはヒムの背後を取って自分もろともグランドクロスをかける!
 だが、すでに二発もグランドクロスを使っていたため収束が遅く、ヒムに振り払われてしまう。

 全ての武器を使いきり、精も根も尽きた……だが、これで諦めたら仲間や師に笑われる。 自分の魂の力――闘志が残っている限り戦うと決めたヒュンケルは、再び立ち上がる。 彼の不死身ぶりに驚きながらも、最期まで戦って死にたいのならばそれもいいと、ヒムはヒュンケルに槍を返した。

 しかし、ヒュンケルは武装を解いて槍を遠くに投げる。
 ヒムと互角に戦うため、ヒュンケルは全てを投げうち、コブシ一つで勝負を挑む!


《タイムスリップな感想》


 ヒュンケルって……なんってしぶとい上に、どこまで無謀なんだろ?!
 しかし、それにしてもダイやポップの出番がまたもなくなったのが悲しい。来週こそはこの戦いのケリがついて、他のみんなの状況も分かるといいな。
 

次へ続く
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