H.7.5.29(月)No26 『最後の闘志燃ゆ!!』

 

「…いいな…! 必ずオレの仲間のもとへ行け…!! こいつらは…絶対に倒す…!!」

 ずっと戦い続けていたヒュンケル――だが、これが最後の戦いだと、彼は感じ取っていた。
 今のヒュンケルの体調(HP:21 MP:O)をスキャンしたキングは、そんな状態なのに立ち上がってきた彼を嘲笑う。

 バーンパレス最強の守護神を自称するキングは、必勝をモットーとする男。
 ダイ達をミストバーンが押さえている間に品詞のヒュンケルをまず殺し、その後ミストバーンがてこずっているダイ達を一掃する。

 ミストバーンに恩を着せるために時間をかけて焦らそうか、などと姑息なことを考えるキングを、ヒュンケルは、クズだと決め付ける。だが、キングはヒュンケルの言葉を気に留めず、ポーンを一斉にヒュンケルに襲いかからせた。

 だが、ヒュンケルはそのうち一体の心臓を、素手でぶち抜いた。さらには襲いかかるナイトを、一撃で倒す。
 姿形は同じでも、目の前にいる連中はヒムやシグマとは違う。ハドラーの部下は自分の意思を持った立派な戦士だったが、今の連中はただの人形に過ぎない。

 ヒュンケルの残りHPは1――ビショップの不意打ちで傷を負わせたキングは勝利を確信したが、ヒュンケルはオリハルコンの駒を砕き、生きていた……!!

 


《タイムスリップな感想》


 うーむ、いつになったらポップのターンになるんだろ?
 それにしても、HP1でよく立っていられるなー、ヒュンケルってホントにしぶとい。毎回、毎回、『これが最後の戦い』みたいな雰囲気だしているけど、不死鳥のごとく復活してくるし(笑)

 それにしても、ヒュンケル抜きでいきなりヒムがダイ達のところへ行ったとして、ちゃんと事情を分かってくれるとなぜ思えるのかが不思議だ。第一、あの状態のヒムがどうやって移動できると思うんだろ。
 
 

次へ続く
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