H.7.6.12(月)No28 『超戦士推参!!』 

 

 ヒュンケルがまさにとどめを刺されようとした瞬間、鎧の魔槍がキングの頭をぶち抜いた!
 それを投げたのはラーハルト――キングが彼に気を取られた隙に、ヒュンケルはヒムをすくい上げる。

 ラーハルトの素早い動きと華麗なる技は昔以上で、彼のはなったハーケンディストールは一撃で残るポーン達を一刀両断にした。
 驚くキングを無視して、ヒュンケルの方へ進むラーハルト。

 キングは顔を引きつらせつつも、次こそは負けないと捨て台詞を残してその場を去ろうとするが、ヒュンケル達はすでにキングの身体は切り裂かれていると忠告する。
 だが、キングはそれを信じず、その場から逃げようと飛び上がったせいで、空中で自爆する……。

 ――正真正銘の馬鹿王の最後を見て、ヒムはハドラーの部下に生まれてよかったと、しみじみと思っていたりもした。

 


《タイムスリップな感想》


 どわーはっはっはっ、最近の敵にしては珍しくお笑いな最後だった(笑) ほんっと、おバカな王様だったなぁ。
 バーン様っ、もっと増しな部下はいなかったんですかっ?!(笑) しかしまあ、馬鹿王のおかげか、ヒムがずいぶんと人間らしい言動を取る様になったのは嬉しいや。

 にしても、ラーハルトまでもが生き返るとは思いもよらなんだ。うーむ、ジャンプらしい力技と言えばそうなんだが、どう説明するつもりなんだか。
 どっちにしろラーハルトが出てきたところを見ると、ヒュンケルは本格的に戦線離脱かな?

 しかし、ダイ達の中でラーハルトに直接関わったのはヒュンケルとポップだけだし、彼とポップとの再会が今から楽しみだ。 
  

次へ続く
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