H.7.10.02 (月)No44 『恐怖と迷い…!!』 

 

 バーンが初めて見せる、むき出しの殺意――。
 レオナを庇いながら改めて前の戦いを思い出したダイに、バーンに破れた時の恐怖の感情が蘇ってくる。

 だが、バーンをそれを見抜き、ダイの力を正しく評価した上で、彼を殺そうと猛攻撃を仕掛ける。それに対して、ダイは逃げるだけで精一杯で反撃できないでいる。
 萎縮して迷うダイに、離れて戦いを見守るレオナが叫ぶ。

「ダイ君――っ!! 迷うことなんかないわーっ! ぶんなぐっちゃえっ!!」

 その声で吹っ切れたダイは、竜の紋章の浮かんだ拳で、バーンに殴りかかった。


《タイムスリップな感想》

 うっ、レオナって……。まあ、もともとお淑やかなお姫様とは思ってなかったけど、どんどんお姫様ばなれしてきた気が(笑)
 筆者の理想は『囚われのか弱い姫君(美少女でも可)』なんだけど、ダイ大ワールドにそんな健気な少女はいないものなのかっ?!
 
 

次へ続く
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