02 各シリーズの繋がりについて

 

 うちでは原作を源とした一本のストーリーがアドベンチャーゲームの様に、分岐して別れていくという形のストーリーとして考えています。

 そのせいで、ほとんどのシリーズは中盤までは共通していますが、その後何らかのきっかけで世界が分岐し、未来が変わっていくという考えを基に捏造しまくっています。
 途中までは同じでも、それぞれ物語が分岐してちょっと違う時間軸が発生しています。 詳しく分類すると、こんな区分になります。



『魔界編シリーズ』
 《原作以前》《魔王軍編》《勇者行方不明編》《魔界編》《勇者帰還編》

 うちのメインルートです!
 基本がこうだと信じているからこそ、たまに暗黒方面やらうっふんな話やらへと思い切って書きまくることができます(笑)

『天界編シリーズ』
 《原作以前》《魔王軍編》《勇者行方不明編》《天界編》

 一応、うちのサブルート。
 ……なのに、進みが一番遅い気がします〜。

『恋愛以前シリーズ』
 《原作以前》《魔王軍編》《勇者行方不明編》《勇者帰還編》《恋愛以前》

 実は、この恋愛以前は表の話にプラスする形と考えて書いているので、総合作品数ではメインルートを抜いて、これが最多シリーズとなるのかも。
 ただし、同じ年に発生するハロウィンやバレンタインデーなどのイベントネタだけは、世界がかぶっていないと考えてください。

『恋愛成立後シリーズ』
 《原作以前》《魔王軍編》《勇者行方不明編》《恋愛成立後》

 魔界から帰還したダイがいきなりポップを押し倒してから発生しているこの恋愛成立後シリーズは、《勇者帰還編》が含まれていないので、恋愛以前とは時間軸が結構違っています。

『あそぼシリーズ』
 《原作以前》《魔王軍編》《勇者行方不明編》《あそぼシリーズ》

 世界観は恋愛成立後に似ていますが、別系列未来です。まだ目立たないですが、ポップを含む勇者一行全員の職業や落ち着き先が、メインルートとは大幅に違っています。

『ラヴァビーシリーズ』
 《原作以前》《魔王軍編》《勇者行方不明編》『お風呂にご用心』『ラヴァーズ・ビーの蜜』『ラヴァーズ・ビーの卵』『ラヴァーズ・ビーの誘惑』『勇者は天に、人は地に』


 実は、表においてはありますが、『お風呂にご用心』『勇者は天に、人は地に』はラヴァビーのポップとマァムだったりします。実は、ポップは十年近く仲間達とあまり顔を合わせなかったのは、マァムの心の傷を気遣っていたからだったりします。

 筆者だけが知っていればいいと思っていたつもりの裏設定だったのですが、見事に設定が同じだと見抜いた方がいてコメントくださったのには嬉しい驚きでした♪

『ラヴァーズ・ビーの残焔』 
《原作以前》《魔王軍編》《勇者行方不明編》『お風呂にご用心』『ラヴァーズ・ビーの蜜』

 『ラヴァーズ・ビー』の蜜の直後に分岐した、もう一つのラヴァビールート。この場合はマァムに女王卵が産み付けられなかったので、対人間のお話になっています。

『終わりなきダークネスシリーズ』
 《原作以前》《魔王軍編》『終わりなきダークネス』『未だ消えぬ残光』『また、見えぬ未来』

 原作のバーンとの戦いの中で、敗北方向に分岐した暗黒世界話です。

『モシャス・ぱにっく!』『北の勇者の性春日記♪』
 《原作以前》《魔王軍編》『白い結婚』『モシャス・ぱにっく!』

 実は、これもラヴァビーと同じく、表に番外編のあるお話です(笑)
 モシャスにでてくるダイとレオナは婚約済み。ポップも見習い宮廷魔道士じゃないし、マァムも騎士ではない世界です。

『煉獄のマリオネット』
 《原作以前》《魔王軍編》『煉獄のマリオネット』


 原作の老バーンとの初戦敗退直後、うちのサイトで言うのなら『ひどい女』の直後から分岐していく、暗黒世界話です。アルビナスがダーク化したのきっかえに、多くのキャラクターのその後が変わっていきます。

『武術大会の罠』『被虐の人体実験』 
 《原作以前》《魔王軍編》

 原作のロモスの武術大会を分岐にした、鬼畜ストーリー。転職したてのマァムと、まだメドローア習得前の未熟な魔法使いのポップがひどい目に合わされるお話。ロモス武術大会決勝進出者達を激しく貶めてしまった気がすごくしますです。
 



 別ルートに分岐した後の物語は、基本的に繋がっていません。
 たとえば、裏の『恋愛以前』と『恋愛成立後』は両立してないです。恋愛成立後のダイは、帰還一か月後にいきなりポップを押し倒しているので(笑)、恋愛以前でやっているような細やかなドキドキする感覚は味わっていないんです。

 これでちょっと割を食ってしまうのが脇キャラクター達で、たとえば裏の『村から消えた少年』はダイとポップの恋愛以前が発生しなければ、こんな事件は起こらないので……表では、ラミーやジンはポップの幼馴染みという設定は同じとは言え、ポップの正体を知らないままでしょうねえ(笑)

 もしくは、別の形で知るという形になるのかも。
 で、ムッシュ・カタールの場合だと、表でもポップと出会うのは変わらないですが、裏の恋愛以前ルートに行かないとポップの絵を描かないままです。だから、表だといつまで経ってもポップに絵のモデルにならないかと口説くでしょうね(笑) 

 

次へ
戻る
日記部屋に戻る
トップに戻る

inserted by FC2 system