『仮題 小宇宙は萌えているか』

 

《一応ご注意》
 え〜、この作品は、ダイの大冒険アニメと聖闘士星矢の両方をご存じないと、ちょっと分かりにくいところがあるかもしれません。まあ、もし知らなくてもダイ大スキーなら楽しめると思いますが、念のために一言、ご注意しときます。


 
「大変なのよ。ヒュンケルがどこにも見当たらないのよ!ポップくん!」
「で?どうして俺が呼び出されるんだ?姫さん。」
「それは、簡単ですよ。今までの経験と実績からです。」
 
「・・・先生まで・・・。なんの実績ですか!」
「彼の登場シーンをよく、思い出してください」
 
<シーン1>
バルジ塔におけるフレーザード戦
ハドラー前哨戦。
 
<シーン2>
ぶち破れ!新生6代将軍!(映画じゃねぇか)
 
<シーン3>
竜騎衆戦
 
<シーン4>
鬼岩城戦
 
 
「・・・・で?なにがいいたいんすか・・・。」
「ね?」
「いやいやいやいや。ね?って二人で笑顔で言われても・・・。」
 
「わかるでしょう?ポップくん!
もはや、あなたはセイ●ト聖矢で言うところの瞬なのよ!
強い味方を得る為のスイッチ的な?
大丈夫。ちょっと弱ってがっくりすればいいだけだから!」
 
「はぁ?!」
「すぐに、一輝兄さんが来てくれますよ。」
 
「いや・・・先生まで乗らなくても。年ばれますよ。そんな昔のアニメの話したら・・・」
 
「偶然にも、声も一緒だし!二人とも不死身の異名を持ってるのよ!
後は、ひ弱な弟さえいれば完コピじゃない!」
 
「俺は、ひ弱じゃねぇし・・・。(たぶん瞬もひ弱ではない)
というか、読者が危ないって思うところがちょうどキャラ的に俺が危ないのが
感情移入しやすいからじゃねぇの?」
 
「ひどいっ!ひどいわ!
だれも、そんな答え求めてないのに・・・。」
「そうですよ。ポップ。もしかしたら、2分の1くらいの確率で、
ダイ君の方が出てくるかもしれないし・・・。」
 
「そんな高確率で!確率変動設定甘すぎじゃないですか!?」(ちょっとドキドキ。
「ちゃんと、がっくりする前に、「来てくれたんだね・・・。一輝兄さん・・」って言うのよ!」
「だから!なんでそこでセ●ント聖矢ネタをひっぱるんだよ!」
 
「いいじゃない。面白いんだから・・・・。」
「なんなら、同情を誘うために多少着衣の乱れも必要ですかね・・・?」
 
「どこからの同情ですか!同情以外のものも感じるんですけど!」
 
「あら、いつも厚着してるひとがちょっと肌を見せるだけで、
ドキドキするものよ?」
 
「もはや、それ同情じゃねぇし・・・。論点ずれまくってるだろ。」
「男のくせに、露出が少なすぎるって言ってるのよ!」
 
「鎧がいつも必ず壊れるよりいいだろ!
むしろ最初から裸ででろよ!って突っ込まれたり、
鎧の効果って結局どうなの?って思われたり、
今回は、何週目で壊れるかな〜。って賭けられたりするよりましだ!」
 
「いいじゃない!それがファンサービスってもんよ。
君みたいな、カモネギよりましよ。」
 
「・・・・カモネギってなんだよ。」(嫌な予感はする。
 
「女顔な上、小柄で、腕力がないわり、口は達者で、
ツンデレだけど、情には厚く、適度に我儘。
この辺がカモですね。」
 
「・・・なんとなくわかりますけど、何へのですか・・?」
 
「そして、露出の少ない衣類なのに、
拘束具になりえるもの(バンダナ)を標準装備しているあたりが、
ネギね!」
 
「・・・・・・で、結局話を元に戻そうぜ。」(墓穴を掘りそうなので放置。
「もう、どっちでもいいから、呼び出すためにちょっとピンチになりなさいよ!」
 
「この状況が十分ピンチなんだけど・・・」(プライド的に。
 
「じゃぁ、これをこうして・・・。」
「ちょっ!なにしてるんですか!」
 
「なにって、後ろ手で縛ってるんですよ?」
「なんでですか!」
「おいしいでしょう?順手よりは。」
「何的に?!何的にですか!?」
 
 
 
「なにをしているんだ・・・?」(鎧化済み登場。
 
 
 
 
「やっぱり!」
「さすがですね!」
「さ、今日はベンガーナでバーゲンなのよ!」(荷物持ち。
「フローラに頼まれたものもあるんですよ。」(荷物持ち。
 
「そ、そんなことで、呼ぶなぁぁ!!」
「姫と先生の頼みとあらば・・」
「お前も利用されるな!!」
 
 
「いや、ちょっと待て!おまえら!これ外して行けよ!!」(すでに孤独。
 
「・・・おーい・・・・。」
 
 
 
 
 
 
「大丈夫?ポップ。みんなひどいね。」
「!!!!確変!!」


 

 


 

 神楽様に頂いた、大爆笑なダイの大冒険と聖闘士星矢のクロスオーバー!(<-違うと思う) というか、パロディ大全開な会話やり取りが、実に楽しい作品ですっ。
 レオナ姫とアバン先生の極悪師弟コンビが、もう最高っ。そして、とばっちり大王なポップに、強烈な天然ぼけをかましてくれるヒュンケル、美味しいとこにちゃっかり登場のダイと、ツボを抑えまくりっ。
 

 会話やり取りで笑いを誘うってパターン、実は大好物なんです!
 こんな素晴らしいお話を頂いて、本当に感謝感激ですっvv なお、タイトルがなかったため、申し訳ないことに筆者が適当につけてしまったせいで、やたらとセンスのない仮題になってしまったのを、お詫びします〜。
 

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