注：念のための注意書き。こちらのレスはK方様の書かれたSS「四界の楔　続編」への感想なので、ネタバレ満載です。
　この作品はいずれ神棚への奉納を予定しておりますので、純粋をお話を楽しみたい方はこのレスはお読みにならない方がいいかと思います。

　SS、ありがとうございます♪
　

　感想の前に、レスのレスです。いつもならコメレスは畳まないで書くのですが、今回はネタバレしまくりなのでこちらで。
　ところで、ヴェルザーの正体や求婚はi言われれば思い出しましたが（一応、うっすらとは）、やっぱり本人達のリアクションが薄いと印象が残りにくいですね〜。

　求婚した方もされた方も淡々としていただけに、本気っぽく感じませんでしたし。やっぱり「ええっ、結婚ってどう言うこと、ポップ!?」とか大騒ぎしている人が一人ぐらいは欲しい気が（笑）　と言うよりも、感情の揺らぎを感じるかどうかで印象の強弱が違ってくる気がします。今回のように、無意味に他人に「ポップは俺の嫁！」宣言したことで、やっと印象が強まりました。

　謎解きや種明かしをする時には、全てを知っている名探偵視点で見るよりも、いちいち真相に疑問を持ったり驚いたりする人はやっぱり必須ですよ。その意味で、ラーハルトさんはいい役どころでした♪

　で、ここからが感想。
　ポップの墓がたてられたのは、なんだか意外でした。二度と会うことはできないにせよ、死んではいないのだからと墓を拒否する気持ちの方が強いのではないかと思っていました。
　まあ、世間的には死んだと説明した方が分かりやすいでしょうけど。

　ヒュンケルはやっぱり、旅に出たのですね。しかし、暗黒闘気にたよってまでポップと再会したいとは……諦めが悪っ。この世界のヒュンケルは、マァムと二度と暗黒闘気の力に頼らないと約束はしなかったんですね（笑）
　んでもって、エイミさんの見せ場がないまま密かに散っていくスタイルが、また（涙）

　レオナとダイも、寂しいお別れですねえ。でも、絶対零度（笑）のラーハルト対応は突き抜けていますが。

　今後の活躍を期待させるレオナ、アバンやフローラ、やっぱりロン・ベルクに弟子入りしているノヴァや、マァムの孤児院設立までは予想の範疇でしたが、メルルとクロコダインの二人旅は新しいですね！　神秘的な占い師と共に旅をする、獣王……おおっ、吟遊詩人の伝承歌になりそうな感じで素敵です♪
　
　しかし、ものの見事に勇者と戦士が復興の役に立っていない……っ！（笑）
　ダイがどう決意してヴェルザーに会いに行ったかは、まだ明かされないのですね。次回を楽しみにしています。……でも、ここでもとことん冷遇されまくっているラーハルトに笑っちゃいましたv