《注:アニメネタバレ満載のレスです

 

 注:念のための注意書きこちらのレスはアニメダイの大冒険のコメントに対するレスなので、ネタバレ満載です。
 アニメ未視聴の方はご注意を。






 


 

 

 

 まず、ノヴァと特訓中の頃のダイは、ロン・ベルクの武器に自動移動能力があることを知りません。ヒュンケルでさえ、エイミの件がなければ知らなかった事実ですし、すぐに戦いになったせいで情報交換をする余裕などはありませんでした。

 もしもレオナがエイミから詳細な報告を受けていたのなら、ヒュンケルの槍と同じようにダイの剣にも同じ仕組みが施されているかもしれないと推理できる可能性がありますが、あの状況下で落ち着いて考え事が出来るとも思えません。

 また、剣に自動修復能力があったとしても、真っ二つに折れてしまっています。もう使えないと判断しても不思議はないでしょう。

 ダイの剣が落ちた場所が死の大地のあった辺りと分かっていても、島一つが爆破したような状態で大量の岩が海に落下したような場所では、障害物が多い上に水が濁ってしまって到底探せるとは思えません。
 
 ダイとノヴァの特訓ですが、ノヴァは最初はダイの攻撃をまともに受けていますが、二撃目の時は剣を払うようにして飛んでくる勢いを反らしていました。つまり、避け方が上達しているんですよ。

 木の切り口や角度から見て、ノヴァはダイの新必殺技がヤバいと気がついたので、わずかにでも上へ攻撃を反らし、しゃがみ込んで直撃を避けたのかと思いました。
 
 マァムの閃華裂光拳は、メドローアほどではありませんが溜めが必要な技なので、あんな風に次から次に敵が襲ってくる乱戦状態になってしまうと、使いたくても使えないと思います。

 しかも、あの時の敵はサイクロプス、シルバーデビル、ゴーレムが混じっていたから、三分の一の確率で閃華裂光拳の効かない相手がいるとなると、余計に使い勝手が悪いでしょうしね。

 それと、ポップの父ジャンクが元宮廷鍛冶職人だったのは事実ですが、宮廷画家とか宮廷楽士、宮廷道化師など、上に宮廷がつく職業の人達は、大抵は貴族ではないですよ。

 あくまでその職業の才が認められただけなので、一代限り、しかも王族に気に入られている間だけしか通用しない名誉職です。世襲制の貴族よりも、扱いは下になります。

 それに本人だけしか認められない権利なので、血筋は関係ないですね。ましてや、その息子と言うだけじゃ、なんの意味もありません。

 そもそも、ポップは高貴な血筋を欲してなんかいないでしょう。
 ポップがレオナやフローラを特殊と見ているのは、彼女達が王家に伝わる知識や、賢者としての才能や環境に恵まれている点だと思います。

 戦いに関して仲間達が有利な血筋や境遇に恵まれているのに比べ、自分だけ戦いとは無関係で平凡な存在だと落ち込んでいるのに、父親が職人として腕が立っても何の慰めにもならないと思うのですが。
 
 マトリフがミナカトールの存在を知っていたかどうかはともかくとして、死の大地へ行かなかった上にポップが何も喋らなかったのなら、マトリフはフローラ様がダイ達に力を貸していること自体、知らないでしょう。

 ただ、レオナがミナカトールを習得する際に魂の力を試される試練があったことを思えば、マトリフはポップが、心のあり方が大きく作用する魔法に挑もうとしていると判断したのだと思っていました。

 

 

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