『緑の魔法衣』

 
  

 目の前に、鮮やかな緑色の布地が広がる。
 それも一種類ではなく、複数の色合いが。
 一口に緑色と言っても、その色合いは千差万別だ。

 ほとんど黄色に近いほど淡い黄緑色から、深みと渋さを秘めた濃い深緑色まで、色とりどりの緑色の生地が、机の上に次々と広げられる。
 茶色の机が、緑色へと塗り替えられていく。

 さながら冬の大地が、春を迎えて緑の野へと変わりゆくように。
 そんな錯覚すら覚えながら、メルルはその中から望む緑色を探し出そうとする。
 明るい、色合いがいい。

 だが、単に明るいだけの色ではない。
 目に優しくて長く使っても色褪せない、そんな色合いを探しているのだから。
 そして、こだわるのは色合いだけではない。

 材質や手触りも、同じくらいに重要だ。
 細い指で何度となく布地をチェックし、材質については店主に直接質問して質を確かめる。

 気に入らないと意思表示を繰り返しては、また新しい布地を奥から出してもらう。
 そんなことを、彼女は何度も繰り返していた。
 それは普段のメルルなら、決して振る舞わない行動だ。

 万事控え目で至って無欲なメルルは、年頃の娘にも関わらずおしゃれはあまりしない方だ。
 と言っても、その方面に無頓着とか、無関心なわけではない。

 目立つのを嫌う控え目な心が、派手な服を着るのをためらわせる。
 それに、客でありながら店員へさえ気遣ってしまう献身さが、メルルにはあった。

 自分の好みを度外視して、店員のお薦めの服をそのまま買ってしまって後悔したことなど、幾度もある。
 今、メルルが着ている服も、実はそうだった。

 首回りを大胆に開け、片方の肩をさらけ出す服装など、メルルの好みとはかけ離れている。
 彼女が本来望んだのは、慎ましいロングワンピースだった。

 だが、店員にこれの方が似合うからと薦められた服を、拒否しきれなかったのだ。
 今でこそ慣れたが、最初の頃は裸を晒しているように恥ずかしいとさえ思ったものだ。
 しかし、今の服をメルルに薦めた店員の目は、確かだった。

 柔らかな朱色のシンプルな形のワンピースは、裾も長めでメルルの清楚な雰囲気を引き立てる。

 だが、それだけでは地味に埋没してしまいそうな雰囲気を引き立てるのが、思い切って大胆に鎖骨を見せる肩口のデザインだ。

 肌を露出させる服装は、ともすればその娘を下品に見せかねないものだが、メルルには身に備わった真摯さと上品さがある。
 そのせいで露出は色香へと転じず、嫌味のない爽やかさを演出している。

 真面目過ぎてお堅く見えてしまう雰囲気を和らげ、彼女の魅力をより引き立てるのに、ちょうどいい衣装と言えるだろう。

 まあ、メルルがそんな風に思えるようになったのは、買ってからずいぶん経ってからであり、最初の頃は違う服にすればよかったと何度となく思った。

 意気地なく、薦められるままの服を買うしかできない自分に、嫌悪感さえ感じたものだ。 だが、そんな自分が、今は一枚の布地を求めるために、こんなにも熱心に店員の手を借りている。

 しかも閉店間際の店に駆け込んでそうしているのだから、我ながら図々しいと恥ずかしさも感じる。
 だが、驚きを感じつつも、そうできる自分がちょっぴり誇らしく思える。

 また、机の上に緑の色が広がった。
 それを見た途端、メルルはさっと手を伸ばしてその布を取り上げた。

「見つけたわ。これ……これをください!」

 柔らかでいて、しっかりとした手触りを確かめながらそう宣言する少女に、店員はホッとしたように息をつく。

「良くお似合いですよ。お客さんのお髪や目には、その色はよくお映りになりますね」

 まんざらお世辞とばかり言えない口調の店主の言葉に、メルルはわずかな微笑みを浮かべる。
 確かに、黒髪、黒目の人間には鮮やかな緑色はよく似合うだろう。

 だが、自分のためになら、この色は選ばなかった。
 これは、もっとこの色の似合う人のために用意した布なのだ――。






 その話は、平和なはずの昼下がりを一気にぶち壊しにしてくれた。

「え……っ!? 明日……、もう立たれるのですか?」

 この日が来るとあらかじめ分かっていた。それも、そう遠くはないだろうと、知ってもいた。
 それなのに、メルルにとってその話は突然であり、衝撃的だった。

 ここは、テランの城。
 テランの国民とはいえ、一介の占い師に過ぎないメルルにとって、本来ならいるべき場所ではない。

 だが、勇者一行がテラン城に身を寄せている間、メルルは彼らの世話役として城に止まることを望まれた。

 戦火を恐れて国を脱する人々の問題が深刻化する中、侍女の数さえも足りない閑散とした王国ならではの好機にメルルは一も二もなく頷いた。

 最初から、彼らがこの城に滞在するのは短い期間だからと、その時にはもう聞かされていた。
 覚悟など出来ていたはずなのに、動揺を感じずにはいられない。

 だが、そう告げた少年はいっそさばさばしているとでも言いたくなるような調子で、あっさりとしたものだった。

「うん、さっきレオナから連絡がきたんだ。明日の朝、気球で迎えにきてくれるっていうから、それでパプニカに帰るよ」

 そう答えたのは、勇者ダイ。
 竜の騎士であり、魔王軍と戦っている最中の彼と、その仲間達がいずれ拠点であるパプニカ王国に帰るのはごく当たり前のことだろう。

 元々、激戦の後の休養のためにこの城にいただけなのだから。
 だが、たった三日間というのは、いくらなんでも身体を完全に癒やすには短すぎる。

「そんなに急がなくとも……もっとゆっくりなさって、身体を休めてからの方がよいのでは……?」

 消極的ながらも反対をするメルルの視線は、思わずポップの方へと向いてしまう。
 もうすっかりと元気を取り戻したように見える他のメンバーはともかくとして、まだベッドから離れられないでいる。

 というか、つい三日前に一度死んで辛うじて蘇生し、さらにその直後、猛毒を食らって死にかけたばかりだ。
 が、本人はいたって気楽な物だった。

「あー、もう全然平気だって。なんなら、今から瞬間移動呪文でパプニカへ帰ったっていいぐらいだよ」

「ダメだよ、ポップ! レオナが言ってたじゃないか、迎えに来るまでおとなしくしてなきゃダメだって」

 だいたいのところ、レオナがマトリフと共に一足先に帰国したというのに、その他のメンバーがテランに残ったのはポップの体調が安定するのを待つためだ。
 もっとも、本人だけはそれを知らないのだが。

「へーへー、だからおとなしくしてるじゃないか。姫さんを怒らせるとおっかねーもんなぁ」

 ポップのその軽口を聞いても、まだ不安そうなメルルの心を読んだかのように、ヒュンケルが彼女の耳だけに聞こえる小声で、ぽそりと言った。

「心配はいらない。ポップにはもうしばらくの間安静にさせるようにと、姫やマトリフ師からきつく言いつかっているからな」

 黙り込んでしまったメルルに対して、クロコダインもまた、誠実な口調で言う。

「お嬢さんやこの城の連中には、世話になったな。心から礼を言う……だからこそ、そろそろ頃合いだろう。オレ達がいつまでもここにいては、この国に迷惑が及ぶかもしれないからな」

 そうまで言われると、メルルには引き止める言葉さえ口に出せなくなる。
 魔王軍との戦いを自らの意思で選んだ者のその気遣いに、武器を捨てて逃げ続ける国の民が、何を言えるというのだろう?

「今までありがとう、メルル。いろいろと面倒見てくれて」

 何の衒いもなく無邪気に礼を告げるダイに、メルルは不自然に聞こえないようにと焦りながら、言葉を返す。

「い、いいえ、そんな……私なんか何も……」

 世話役と言っても、正式な侍女でもないメルルにたいしたことをできるわけでもない。せいぜいがところ、食事の支度や給仕を手伝うぐらいしかしていない。

 その上、誰にでも友達感覚で接する勇者一行と共に過ごすのは、少しも苦にならなかった。
 それどころか、楽しくて心が弾む。

 彼らとの別れを、辛く感じてしまうほどに。
 だが、彼らは別れを惜しむどころか、すでに旅立ちの準備に余念がなかった。

 ヒュンケルとクロコダインは黙々と武器や鎧の手入れをしつつ、さりげなく部屋を片付けている。

 ダイも彼らの手伝いをしようとしているようだが、彼の頑張りはかえって部屋を散らかしているだけのように見える。

 そして、安静を申し付けられているはずのポップでさえ、ベッドの上に起き上がって自分の装備品を確かめている。

「ま、杖は無事だからいーんだけど、……おめーら、手加減ってものを知らねえのかよ? あーあ、見事にバッサリとやってくれたもんだよなー」

 溜め息混じりにぼやくポップの前にあるのは、左肩から先が無くなっている上着だった。
 血の跡が全く分からないように丹念に洗濯され、ご丁寧にもアイロンまでかけられてはあるが、なにぶん、その致命的な損傷までもはどうしようもなかったのかそのままだ。

 鋏で丁寧に切ったのと明らかに違い、ほつれてところどころ引き千切ったような跡が残っている。
 その上、袖自体も無くなっているのだから、とても修繕が利くレベルの破け方じゃない。

 ポップは惜しそうにその上着を眺めつつ、ダイやヒュンケル、クロコダインの方をジロッと睨んで文句をつける。

「何も破らなくたって、いいだろ? 脱がせてくれりゃよかったのによ」

 その言い分に、真っ先に反論したのはダイだ。

「だって、あの時はポップが死んじゃった後だったんだもん、そんな余裕なんかなかったよ」

 蘇生したとは言え、怪我の手当てはきちんとした方がいいと主張したのは、レオナだった。
 パプニカ王国一の回復魔法の使い手が言うことだけに、他の誰もが一も二も無く頷いた。
 それどころか、他の者は自分達の怪我など後回しでいいから、最優先でポップを手当てして欲しいと頼んだものだ。

 ポップの怪我はほとんどが打撲だったが、一番の重傷はバランに光弾で肩を打ち抜かれた傷だった。
 特殊な攻撃だっただけに回復魔法もあまり効かず、手当てをするには服が邪魔。

 しかも、蘇生したとはいえまだ本人の意識が戻らず、傷の深さや位置を考えると、怪我に障らないように服を脱がすのも難しかった。
 手っとり早く袖を切り落とした判断が、間違っていたとは思えない。

 実際に切ったのはダイではなくヒュンケルだったが――まあ、ポップがそれを知らないのは幸いと言うものだろう。

「服など、買えばすむことだろう」

 素っ気ない兄弟子の言葉に、ポップはムッとした表情を見せる。

「簡単に言ってくれるけどな、魔法使い用の服を探すのって大変なんだからな!」

「そんなに大変なのか? その辺の店で売っていないのか?」

 クロコダインが不思議そうに、質問する。
 魔法使いの着用する服は、普通の布とは少し違う。

 魔法力にある程度耐性を持たせる素材でできているため、防具扱いとして武器屋で流通しているのだ。

 だが、それほど特殊な素材というわけでもないし、値段もそう高いという程のものでもない。

 普通の布の服より厚手で丈夫という利点があるため、初心者冒険者なら魔法が使えなくても着るぐらいだ、値段や普及度も推して知るべし、だろう。
 だが、ポップはむくれつつ言った。

「売ってはいるけど、魔法使いの服ってジジイ用か、じゃなきゃ女の子向けのデザインのばっかりなんだよなー。男向きのデザインって、そうはないんだよ。よっぽど探しでもしないとさ」

 ポップはあまり身なりに気を使う方では無い。
 だが、好き好んで年寄りじみた格好をしたいだの、ましてや女装したいだなんて思わない。

 普通の少年の衣装としても違和感のない、都合のよい旅人の服はそうめったにはお目にかかれない。
 掘り出し物を探すか、でなければ特注であつらえるしかない。

「なら、探せばいいじゃないか。パプニカに戻ったら、また一緒に買い物に行こうよ。あ、もちろんポップがちゃんと元気になってからだけどさ」

 悩んでいるポップに比べると、ダイはやたらとご機嫌だった。
 そんなダイを、メルルは羨ましく思わずにはいられない。

 ごく当たり前のようにポップと一緒にいられて、気軽に買い物の約束を口にできる彼が、ちょっぴり妬ましい。

「うん、まあ、そうするっきゃないか。……これ、気に入ってたんだけどな。ロモスの王様にもらった物だったし」

 そう言いながら、ポップはいかにも名残惜しげにベスト部分の紋様を軽く撫でる。
 簡略化されてはいるが、それは羽を広げた鳥を意匠とした物だ。

「それさ、なんか意味のある模様なの?」

 と、ダイがその動きに合わせて、ベストに目をやった。

「おれのもらった服にはその模様ついてないから、不思議だったんだけど」

「そりゃあ、おまえが勇者本人だからだろ。これってラーミアの紋章をアレンジした模様だからな」

「ラーミア?」

「知らなかったのか? 昔話で出てくる伝説の鳥の名前だよ。勇者を助けて、世界中を飛び回る力を持った不死鳥なんだってさ」

 定番のお伽話とも言える程に有名な伝説だが、ダイにとっては初耳だったらしく興味深そうに目を輝かせた。

「へー、そうだったんだぁ」

 何度もその紋様とポップを見比べ、ダイは嬉しそうに笑って言った。

「なんかさ、それってポップにぴったりだね」






 慎重に布を裁ち、丁寧に針を刺す。
 一針一針、気をつけながら丁寧に。

 裁縫にはそこそこ自信のあるメルルだが、魔法使い用の布や糸を扱うのは初めてなだけに少しばかり緊張してしまう。
 それに新しく服を作るよりも、片袖だけを綺麗に作り直す方がある意味で難しい。

 傍から見て手を加えたのだと分からないように、不自然に見えないようにと気をつけながら、何度もやり直した。
 ランプの光を目一杯強くしているとは言え、夜の針仕事は昼間以上に困難だ。

 だが、根気のいるその作業を、メルルはたった一人でやっていた。
 ――実は、それは本来ならばメルルがしなくてもいい作業だ。

 いくらテランが小さな国であり、現在は寒村並に人口が減っているとはいえ、古い歴史を持つ王国には違いない。

 勇者一行の魔法使いが、魔法使い用の服を必要としているのなら、いくらでも用意できる。
 それこそ、今、ポップの着ている旅人の服などよりも、もっと質がよく、なおかつ魔力のこめられた衣装はいくらでもある。

 世界の希望と言える勇者一行への助力ならば、テラン国王は拒まないだろう。
 むしろ、喜んで協力してくれるはずと分かっていたが、メルルはその方法は選ばなかった。

 ポップが拘りを持っているこの服を、自分の手で直してあげたいと望んだから。
 伝説の鳥をなぞらえた紋様を持つ、この服を。

(知っていましたか、ポップさん? あの伝説には……続きがあるんです)

 伝説は、地方によって微妙に形を変える。
 旅の占い師として転々と各地を旅して過ごしてきたメルルは、とある地方で聞いたことがある。

 その地方では、こう語られていた――伝説の不死鳥ラーミアとは比翼の鳥だった、と。 一羽ではなく、二羽。
 片方ずつの翼しか持たず、寄り添い合ってこそ初めて羽ばたける雌雄の鳥。

 ロモスの王が、その伝説を知っていたかどうかメルルは知らない。
 ポップがそれを知っているかどうかも。
 だが、メルルは知っている。

 ザボエラが変身魔法で化けた少女――マァムの服にも、ポップの物と全く同じ模様が刻まれていたことを。
 色こそ違えど、対をなす服。

 もしかするとそれも、ポップにとってはあの服を大切にする理由に混じっているのかもしれない。

 だけど、そうと分かっていてもなお、メルルは彼のためにこの服を直してあげたかった。
 ポップが望むのなら――。

(……いいえ、多分、違うわ……)

 自分の心に浮かんだ答えを、メルルは自嘲混じりに取り消した。
 それも動機の一つだが、最大の理由ではない。
 メルルが、そう望んだからだ。

 ポップが好きで――気になって気になって仕方がないのに、ついていく勇気がないから、せめて、身代わりのようにこの服を修理したいと思った。
 なんて勇気がないのだろうと、メルルは自己嫌悪すら感じてしまう。

 マァムに比べ、なんて意気地無しなのだろう。
 まだ一度も会ったことがないが、マァムの話は聞いている。皆の実力に及ばない自分を鍛え直すため、一人、仲間から離れて修行をしていると聞いた。

(なんて、強い人……)

 自分にその半分の強さと勇気があったならと、思ってしまう。
 だが、メルルにはそれと同じことをできるだけの実力もなければ、勇気もない。
 今のメルルにできるのは、思いを込めて針で縫うことだけだ。

(どうか……彼が無事でありますように。どうか、この服がポップさんを少しでも守ってくれますように)

 一針ごとに、メルルは強く願う。祈りにも似た真摯さを込めて。
 自分を惹きつけてやまない、あの魔法使いの少年のために――。






「え? これ……、直ったのか? わあっ、すげえな、まるっきり新品みたいじゃんか!」

 と、手放しに喜ぶポップの笑顔を見て、メルルもまた顔をほころばせる。

「ありがとうな、メルル!」

 ほとんど徹夜しての針作業の疲れも、その一言で吹き飛んでしまった。
 何度もやり直したせいで思ったよりも時間がかかってしまい、ダイ達が出発するぎりぎりの時間になってしまったが、その甲斐があったと思える。

「ほう、これはすごい。器用なものだな」

 元の服の惨状を見ているだけに、クロコダインの感心の声も心からのものだ。
 人に褒められるのに慣れていないメルルには、その称賛が嬉しくもいたたまれない気がする。

「いえ、そんな……たいしたことじゃないですし……」

 はにかむメルルを大仰に持ち上げたのは、ポップだった。

「いやいや、十分たいしたことだって。さっすが女の子って感じだよな! これがマァムとかだったら、ぜってー無理だよな、こんな女らしいことって」

「また〜。マァムが聞いてたら、怒るよ、きっと」

 ダイとポップのそのやり取りは、周囲の笑いを誘う。
 だが、その中でメルルの微笑みがどこか寂しげなものだったと気がつく者は誰もいなかった――。
 


                                    END


《後書き》
 これはポップのメガンテ死亡後の捏造エピソードの一つ! 原作で、メルルがポップの服を直したというエピソードが語られていたのが気になり、ちょびっと捏造しました(笑) 乙女で、片想いがいじらしいメルルが気に入ってます? …その割には、いつも彼女の話は切ない話ばかりでごめんさいなのですが(笑)


 実はこのメガンテ直後は彼らの旅の中で、七日間と最長の空白時間なので、ハドラーとザボエラ襲撃から、パプニカで皆が完全復帰するまでに何があったのか、語られていないだけに昔っから気になってたんですよね〜。


 今回はメルル主点のエピソードだけど、ダイやポップ、ヒュンケルやエイミからの視点で書いてみたいエピソードがまだまだてんこ盛りっ。
 その内、また挑戦する予定です。
 

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