『雪の舞う中、消えそうな背中』

 そこは、ひどく暗い場所だった。
 しかし、何も見えない暗闇と言うわけではない。見えることは、ちゃんと見える……だが、月も星も見えない曇天の夜のように澱んだ闇の支配する世界では、世界は色を失ったように見える。

 黒と灰色だけで描いた絵のように、微妙な濃淡しか感じ取れない風景は、地上の鮮やかな風景とはまるっきり違っていた。

 そんな世界で、唯一、鮮やかな色合いを見せるのは血飛沫だった。
 怪物やダイ自身の身体を切り裂いた時迸る血の色は、鮮烈なまでに赤い。だが、その鮮やかさをどうして喜べるだろう?

 ダイにとっては赤い血飛沫も、魔族の流す青い血飛沫も、どんなに色鮮やかであっても見たいものではなかった。戦いの最中で飛び散る一瞬の鮮烈さを、望んだりはしない。

 望みたくなど、なかった。
 ――そのはず、だった。

 なのに、ダイの目は変化を楽しむように、闇を塗り替えるその色合いをじっと見つめている。そして、自分でも気がつかない内に心の奥がざわめいていた。

(もっと――)

 胸の奥を焼く炎が、ダイの中にはある。
 戦いを望み、強さを追い求める戦神の血が。
 その血が、ダイを唆す。

 もっと、もっと戦いたい、と。こんな単調な世界など嫌だと、心のどこかで何かが叫ぶ。気の済むまで牙を剥きだし、力の限り暴れまくりたいと望む竜が、確かにダイの中にいた。

 だが――ダイは軽く首を振って目の前の光景からも、己の心からも目をそらした。そして、敵の気配がないことを確かめてから、目立たない場所に腰を下ろす。それから、誰にも聞こえないような小さな声で呟いた。

「……、お、は、よう……」

 ぎこちない言葉が、ダイの口から漏れる。
 今の時間にこの挨拶で正しいのかどうかなど、ダイにはもうとっくに分からなくなっていたが。

 この世界にも一応、昼夜の区別があるらしいとは分かってはきたものの、結界の中からはその差は微妙すぎてよくは分からない。それに、挨拶をしようにもここには元々ダイ一人しかいない。

 誰の耳にも届かない挨拶など、無意味だ。
 それどころか、敵の耳に聞こえる可能性があるだけ危険と言えるかもしれない。だが、それが分かっていても、ダイは時折、言葉を口にするように努力していた。

 そうでもしないと、言葉を忘れてしまいそうな恐怖があるから。
 以前は何の衒いもなく言えた挨拶が、今は意図的に出さなければ言葉にできなくなっている。

 その口調はひどく頼りなげで、やっと言葉を覚えたばかりのオウムのように辿々しい。

『こらっ、ダイ! 朝の挨拶はちゃんとするんじゃっ。ああ、それに朝はちゃんと顔を洗えと言うのに!』

 脳裏に、懐かしい面影が蘇る。
 拾った赤ん坊を人間らしく育てようと頑張ってくれていた人の良い鬼面道士は、無人島で暮らすダイに人並みの礼儀や習慣を教えてくれた。

 島にいた頃は、他の友達は自由にやっているのに自分一人が人間としての勉強をしなければならないのが、嫌でたまらなかった。日常の習慣も面倒だと思うばかりだったが、今になって思うとブラスの教えは非常にありがたさが身に染みる。

 この地に落ちて、ダイは嫌と言う程に思い知った。
 人間には、ルールが必要なのだと。

 たとえば、朝起きて誰かを顔を合わせる度に挨拶すること。きちんとテーブルについてご飯を食べ、夜はベッドで眠る。
 今のダイの生活は、そんな、ごく普通の人間の暮らしとはかけ離れてしまった。

 誰とも、朝の挨拶することなどない。
 そもそも、ここには知り合いすらいない。たまに顔を合わせるのは、敵だけだ。挨拶どころか、即座に戦わなければならない相手ばかりだ。

 食事もろくに取らず、夜も剣を抱いたまま座って眠る。いつ、敵に襲われてもすぐに反撃できるようにと、そればかり考えて就く眠りはいつだって浅かった。

 神経を研ぎ澄まし、敵の気配にだけ備える毎日――それが怖いというわけではない。そんな生活に、あっさりと順応していく自分自身が、恐ろしかった。

 ブラスがあれ程熱意を込めて、時間をかけて教えてくれたことや、ポップやレオナに会ってから教わったことを忘れ、戦うだけの獣に成り下がっていく……その事実が恐ろしくてたまらない。

 だからこそ、ダイは自分で自分に言い聞かせるように、たまに言葉を口にする。
 自分が、人間であるという事実を忘れないように。いつか、この挨拶をする時、戸惑わずに口にできるように。

『よっ、おはよーさん、ダイ!』

『ダイ君、おはよう! 昨日はよく眠れた?』

 懐かしく、暖かい声を思い出しかけ……ダイの表情がくしゃくしゃに歪む。
 一瞬、嬉しいと思った。だが、同時にひどく辛くて、切ない。

 こんな風に時折思い出す仲間達の思い出は、今のダイにとっては珠玉だ。何の変化もない地の底で、今も色鮮やかに残る輝かしいものに違いない。

 だが、どんなに忘れがたく胸に刻んだとしても、思い出は風化するものだ。
 認めたくはないが、ダイの中で仲間達の思い出は少しずつ薄れかけていた。たとえば――今だってそうだ。

 元気のいいポップの声も、はきはきとしたレオナの明るい声も、覚えている。いつだって釣り込まれそうな、ポップのちょっとおどけた表情や、レオナのあの凜とした瞳も、勝ち気そうな微笑みもまだ忘れてはいない。だが、それでもジワジワと薄れていくのが思い出と言うものだ。

 誰よりも良く知っているはずの仲間なのに、いざ思い出そうとすると細部ま
で正確に脳裏に描くのはひどく難しい。

(あれ……そう言えば、レオナの髪の長さって……どれぐらいだったっけ?)

 長かったことは、覚えている。
 いつだって髪を靡かせていたあの少女の颯爽とした印象は、忘れてはいない。だが……その長さがどれぐらいのものだったのか、すでにダイは思い出せなくなっていた。

 いや、そもそも彼女の背の高さも思い出せない。
 自分よりは高かった……それは、確かだ。だが、ポップよりも高かったか、それとも低かったか、思い出そうとすると曖昧だった。

 ぼんやりと浮かぶ少女の姿の隣に、やはりぼんやりとした少年の姿を思い浮かべてみる。

(そう、だ、ポップは――)

 ポップは、緑色の服が好きだった。黄色のバンダナをいつも巻いていて、大事にしていた……それは、まだ覚えている。

 だが、レオナが着ていた服は、今となっては分からない。何着も衣装を持っていたのは覚えているのだが、彼女がどんな服が好きだったのか、思い出そうとして分からないと初めて気がついた時には、軽い恐怖さえ感じた。

 その恐怖は、日に日に増えていくばかりだ。
 懐かしさに釣られて思い出す仲間達の姿は、思い出す度にぼやけていくような気がする。

 忘れまい、と、どんなに強く心に戒めても無駄だった。
 しっかりと握り占めた砂が、指と指の隙間から自然にこぼれ落ちていくように、記憶もまたすり減っていく。

 この上なく大切な大切な思い出のはずなのに、それらはポロポロと消えてしまう。皮肉な話だが、大切な人を思い出そうとすればするほど記憶の細部が曖昧になってきたことを自覚する。

 そのせいで、思い出すのが怖い。
 だが、思い出さないのも怖かった。
 
「ポップぅ……ッ」

 親友の名を呼びながら、ダイは掠れゆく記憶を呼び覚まそうとする。無意識のように伸ばした手は、何にも触れることなく空を切った――。






「…………ッ!?」

 瞬間、ダイは跳ね起きていた。
 ダイの中の冷静な部分は、周囲は安全だと告げていた。ここは静かで、近くに他の生き物の気配もない安全な場所だと。

 だが、そうと分かっていても、心臓が割れんばかりに早鐘を打つ。ドキドキと強く脈打つそれが喉から飛び出すんじゃないかと心配になるぐらいだ。何度か息を大きく吸い込んでから、ダイはやっと自分がどこにいるのかに気がついた。

 ダイ一人では持てあますぐらい広くて立派なこの部屋は、一応はダイの自室だ。レオナがこの部屋は自由に使ってくれていいと与えてくれた部屋は、パプニカ城の中でも指折りの極上の客室だ。

 そのベッドに横たわっていると気がついてから、ようやくダイは今まで自分が夢を見ていたのだと理解した。

「ゆ、ゆめ……、だったんだ……」

 そう呟きはしたものの、まだダイの鼓動は収まらなかった。
 頭では、ただの夢だと分かっている。

 息が止まりそうな程リアルだったが、あれは夢に過ぎない。だが、そうだとすぐに割り切れないのは、あの夢が以前の魔界での日々を正確にトレースしたものだからだ。

 常にヴェルザーの気配を感じ続け、少しでも気を抜けば死霊達に命を奪われかねない死と背中合わせの毎日だった。しかし、ダイにとってなによりも一番辛かったのは、『何もない』時間の方だった。

 苛烈で辛い戦いには確かに、心を擂り潰されるような思いを味わわせられたし、ヴェルザーとのやりとりには一時の気の休まる暇もなかった。
 しかし、何もない時間はそれ以上に辛い。

 戦いの間にぽっかりと空いた時間を紛らわす方法を、ダイは知らなかった。元々、ダイはじっとしているのが嫌いなタチだったし、一人で過ごすことだって好きではなかった。

 だからこそ、つい仲間達のことを思い出し……その度に記憶が曖昧になっている事実に戦慄し続けた。
 その時の恐怖は、いまだにダイの中に根強く残っているらしい。

 もう、地上に戻ってきたと言うのに、まだこんな夢を見るとは思いもしなかった。それだけに不意打ちのこの夢は、ダイにはひどく堪えた。
 ひどく不安な気分のまま、ダイは誰かを探すように周囲を見渡す。

『ピピピー?』

 ふと思い出すのは、小さな頃からいつも側にいてくれた親友の姿だった。物言わぬ小さなスライムは、ダイが起きた時にはいつだって側に飛んできてくれたものだ。

 あの柔らかな重みが頭や肩に飛び乗ってくれたのなら、こんな悪夢の余韻など一瞬で吹き飛ぶだろう。

 しかし、ゴメちゃんはもう、地上にはいない――。

 そう思うと、胸に穴が空いたようにすぅすぅする。その寂しさを埋めるようにも、ダイの手は空っぽのままだ。
 途方にくれたように自分の手を見て……、それから、ダイは思いだした。さっき見た夢の中で、自分が誰に向かって手を伸ばそうとしたかを。

(そうだ、ポップに会えば……っ)

 自分の魔法使いのことを思い出し、ダイはすぐさまベッドから飛び出した。その際、ちらっと外を見やると空はまだ暗かった。

 と言うよりも、今日は曇天らしい。いくら冬の朝が遅いとは言っても、本来ならもうとっくに日が差している時間なのに薄暗い雲が厚く立ちこめ、朝の爽やかさを奪っている。

 太陽が見えない事実にがっかりはしたが、それでも時間的には一応は朝だからと気を取り直し、ダイは手早く着替えた。正直、気分的にはこのままポップの所に駆けつけたいところだが、ポップのいる部屋に行くには見張りの兵士達の前を通っていかなければならない。

 あまりだらしない格好をしていると、兵士達の口からレオナへ報告があげられるらしく、後でお説教を喰らうことになってしまう。だからこそダイは最低限に身なりを整え、できるだけ急いでポップの部屋に向かう。

 正直、まだこんなに早い時間ではポップは眠っているだろうが、それでもいい。ほんのちょっと顔を見るだけでも安心できるだろう。そう思ってダイは急ぎ足でポップの部屋に向かった――。






「え……っ!? ポップ、いないの?」

 驚きとショックを隠せないダイに、見張り役の兵士達はどこか申し訳なさそうに言う。

「ええ、大魔道士様は今朝は珍しく早起きされて……。少し、散歩をしてくるとお出掛けられました」

 めったにない出来事に、ダイは何度も目を瞬かせる。
 ポップは、典型的な朝寝坊だ。

 朝はとにかく少しでも長く眠りたいタイプで、早く目が覚めたら迷わず二度寝するのが普通だ。修行中でさえ寝坊していたポップが、自分から進んで早起きして散歩するなんて正直想像もできない。

 目をぱちくりさせるだけでなく、あんぐりと口を開けて驚くダイに同情してくれたのか、兵士は宥めるように教えてくれた。

「ああ、でも大魔道士様は城外にでるつもりはないようですよ。少し、雪を見てくるだけだと仰っていましたから」

「雪?」

 言われてから初めて、ダイはその辺をチラホラと舞う白い固まりに気がついた。ごくわずかだが、不規則な動きで空から降ってくるのは紛れもなく雪だ。
 もっともあまりにもわずかすぎて、積もるどころか地面を濡らすまでも至っていない粉雪は寒いだけで、楽しくも見栄えもしない代物だったが。

「まだ城門も開いてない時間ですし、中庭でも散策なさっているのではないでしょうか? いずれにせよ朝食のお時間までには戻ると仰っていましたし、よろしければお部屋でお待ちになられますか?」

 兵士はそう勧めてくれたが、ダイはとてもじっと待つ気分では無かった。

「教えてくれてありがと! おれ、ポップを探しに行ってくるよ!」

 そう言って、ダイはすぐにまた外へと飛び出した。

「あっ、お待ち下さい勇者様っ!?」

 慌てたように兵士が止めるが、ダイは足を止めなかった。
 中庭と一言で言うには、パプニカ城はあまりにも広い。ポップがどこに行ったのか分からないのなら、兵士が勧めてくれた通り彼が戻るのを部屋で待っていた方が利口なのは分かっていた。

 だが、そんな風にじっと待っているなど性に合わない。勘に任せて、ダイはポップがいそうだと思う方向へと駆けていく。

 捜索は、長引かなかった。
 建物と建物の隙間に存在するようなぽっかりとした空き地じみた場所に、緑の服を着た少年が立っているのが見えた。魔法使い特有の、袖や裾がたっぷりと広がった長衣を着たその人影は、無人の中庭にポツンと佇んでいる。

 その背が、やけに寂しそうに見えるのは気のせいだろうか?
 あまりにも頼りなく見えるその背に、ダイは思わず足を止めていた。

(ポッ……プ?)

 さっきまであんなに呼びかけたいと思った名前が、喉元で塞き止まる。
 もちろん、ここにいるのはポップに違いない。たとえ後ろ姿だろうと、ダイが自分の魔法使いを見間違えるはずなどないのだから。

 だが……その背中があまりにも儚く見えてしまうのが不安だった。
 今のポップは、世界に名を轟かせた大魔道士にはとても見えない。大戦中、ダイのすぐ隣に居続けてくれた頼もしさなど、今は微塵も感じられない。
 まるで、道を見失った迷子のようにさえ見える。

 空を見上げるポップは、何を見ているのだろうか? スッと空に向かって伸ばされた手は、ずいぶんと細く見えた。
 舞い散る雪の中、消えてしまいそうに見えるその姿を見て――ダイは、思わず叫んでいた。

「ポップッ!!」






「――!?」

 ひどく驚いたように、ポップが振り向く。
 最大限に見開かれた目が、信じられないものを見るようにダイを捕らえた。 が、次の瞬間、ポップの顔に悪戯っぽい笑いが浮かぶ。

「なーんだ、ダイじゃねえかよ、驚かせやがって。おまえさ、こんな朝っぱらからなにしてんだよ?」

 ちょっとふざけたような、からかい半分の口調。
 いつものポップらしいその口調に、ダイは少なからずホッとする。

「なにって、ポップを探してたんだよ」

「へえ、わざわざ? そりゃ、ご苦労なこって」

 物好きだな、と言わんばかりの口調がかえって嬉しく聞こえる。別に探す必要なんかないだろと、言葉にせずに言われているような気分だった。

「ポップこそ、こんな朝早くから何してたんだよ?」

「んー、散歩だよ。せっかくの初雪だしさ」

 そう言いながら、ポップは手を軽く広げて雪を受け止めるような仕草を見せる。すぐ隣で見るその腕は、もうさっきまでのように細くも消えてしまいそうにも見えなかった。
 それに安堵して、ダイもポップに習って掌を拡げて雪を受け止める。

「そう言えばそうだね。この雪、積もるかなぁ?」

 掌に落ちた雪は、一瞬で溶けてしまう。
 それを残念に思う傍ら思い出したのは、懐かしい記憶だった。

 魔王軍との戦いの最中、一度だけ季節外れの初雪がちらついたことがあった。生まれて初めて見た雪にはしゃぎ、楽しく雪遊びをしたのはダイにとっては忘れがたい思い出だった。

 ただ、あの時はポップと二人だけではなく、ゴメちゃんも側にいた。
 しかし、今、ゴメちゃんはここにはいない――。
 一瞬、目を伏せかけたダイだったが、その背をポップが遠慮無しの力でどんと叩く。

「なあ、ダイ。もし、この雪が積もったら、久しぶりにでっかい雪だるまでも作ろうか! ゴメの目印になるぐらい、でっかい奴をさ」

 その勢いと明るい口調が、沈みかけたダイの気持ちを一気にすくい上げてくれた。

「……うんっ! それ、いいね!!」

 魔王軍との戦いの最中、天に帰ってしまったがゴメちゃんは死んだわけでも消滅したわけでもない。

 ゴメちゃんは、いつか空から降ってくる。
 そのことを思い出させてくれた魔法使いの腕に、ダイはしっかりとしがみついた。

「それ、絶対やろうね、ポップ。約束だよ!」

 そう言いながらも今日は無理かもしれないことは、ダイにも分かっている。
 チラホラ舞う雪は積もる気配とはほど遠く、今にも止んでしまいそうだ。だが、それでも構わない。

 雪は、いつかまた降るだろう。
 ならば、それを待てばいいだけの話だ。そして、雪と同じようにゴメちゃんもどんなに時間がかかったとしても、また降ってくる。
 それを、思い出させてくれただけで十分だった。

 ダイは力を込めすぎないよう、でも絶対に離さないとばかりにギュッとポップの腕を抱きしめる。

 この手が、ダイの悪夢も、起きた後に感じた寂しさも拭い去ってくれた。
 暖かい温もりの感じられるその腕は、もう消えてしまいそうな儚さなどは感じられない。雪とは対照的なその暖かさが、とてつもなく心地よかった――。 END 

  
 

《後書き》

 四季のお題シリーズ、真冬のお話です。
 このシリーズではほのぼの話と、ちょっとシリアス目の話を織り交ぜながら書いているのですが、今回は暗めのお話。
 魔界での経験は、ダイにとってトラウマになっていると思っています。

◇に進む→
◇に戻る←
お題部屋に戻る
小説道場に戻る
トップに戻る

inserted by FC2 system