《『魔界の扉』前後の話のネタばれを含んだレス》
 

 

 さて、ご質問は「魔界の扉でパプニカのナイフを使うシーン、ダイの剣でも問題がなかったのでは?」でしたが、まさにその通りでダイの剣でも問題がないです。というか、ほんのかすり傷しかバーンに負わせられなかったパプニカのナイフよりも、バーンの心臓を貫いていたダイの剣の方が、遥かに成功率が高かったでしょうね(笑)

 だけどナイフを使ったのは、ポップ自身が血の魔法陣の効力を正確に掴んでいなかったせいです。
 術のかけ方や大体の効力は調べたものの、生け贄の身代わりに使ったものやアイテムが完全消滅するのか、それとも原形をとどめるのか、ポップには分からなかったんです。

 レオナ達を巻き込むのをギリギリまで迷っていたのも、彼女達の安全が保障できなかったからですし、はっきり言ってポップにしてもあの魔法は一か八かの賭けでした。
 そして、ポップは魔界に行くだけでは目的を果たせないと知っていました。

 魔界で戦いが待っていることを予測していたからこそ、ポップはダイの剣を確実に魔界に持って行くために、壊れたとしても構わないパプニカのナイフで儀式を行うことにしました。……まあ、実際に壊したとすれば、一生レオナに頭が上がらなくなるという危険性はありましたが(笑)
 
 ところで、ポップが儀式に使った後、黒の核晶や身代わり人形がどうなったかの描写は話の流れが悪くなるので思いっきり省いていますが(笑)、続きの話辺りでふれるつもりではあります。
 

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