注：念のための注意書き。こちらのレスはK方様の書かれたSS「四界の楔　続編」への感想なので、ネタバレ満載です。
　この作品はいずれ神棚への奉納を予定しておりますので、純粋をお話を楽しみたい方はこのレスはお読みにならない方がいいかと思います。

　SS、ありがとうございます♪
　

　おお、戦後の話なのですね！
　ランカークス村のポップの幼なじみ達が全く出番なしだったのがお気の毒ですが、ジャンクとスティーヌの出番はあったのに安堵しましたv

　で、逆に全く期待していなかったノヴァが割といい立場で登場してきたのにビックリです。わー、これって少年漫画などでよくある「いきなり転校してきたちょっと影の薄めの少年が、客観的立場の主人公になる」イメージでしょうか。

　それにしても、ヴェルザーが意外とポップに手助けしていたんですね。
　昔は本が貴重でなかなか手に入られれないものだったし、片田舎に住む一村人が多数の本を入手する方法なんてなさそうですもんね。
　で、文書という形なら、ポップが自主的に読んで学習しない限り役に立たないから、まさに手助けはしても本人次第で頑張るしかなかったんですね。

　そして、一人ロマンチックを噛みしめているノヴァ君に比べ、ラーハルトってば……空気読めないにも程がある！（爆笑）
　いや、ある意味で原作でも全然空気読まずに自分の好きに振る舞う人でしたが、ここはせめて傷心のダイのフォロー方向に行きましょうよと言いたくなりますね。

　でも、こういう聞きにくいことを聞いてくれて、しかも勘が悪いのか説明を要求するキャラって、種明かしシーンにいると便利なので、嫌いじゃなくても分の悪い役を振っちゃう気持ちが分かります。

　正直、ポップがいなくなった後、あっという間に千年経つんじゃないかと心配していたので、戦後の話が長引くのは嬉しいです。やはり、残された仲間達が何を考え、何を悲しんで、それでも立ち直って生きていったか分かった方が嬉しいですしね。

　春先はただでさえお忙しいでしょうから、ご無理をなさらないようにご自分のペースでゆっくりと執筆なさって下さい。気長にお待ちしていますので♪