注:念のための注意書き。こちらのレスはK方様の書かれたSS「四界の楔 続編」への感想なので、ネタバレ満載です。 この作品はいずれ神棚への奉納を予定しておりますので、純粋をお話を楽しみたい方はこのレスはお読みにならない方がいいかと思います。
SS、ありがとうございます♪
目覚めたポップは外の世界や知り合いのその後を確かめるよりも、まずは「知識」の獲得を選んだんですね。 普通ならまず、頭では分かっていてもどうしても自分の目で見たいと思ってしまうでしょうが、知識を一通り頭に入れてから自分の在り方を決めようおする辺り、ポップの冷静さを感じます。
予め、目覚めた後にどう生きようか決めていたからこそ、選べる選択ですね。ダイがいたのだけが計算外、って感じで。 そう言えばヴェルザーやキルヒースがただの図書館ではなく、ポップの実家を模した家を用意した辺り、思いやりなのか計算なのか、悩みました。
単純にポップが懐かしむだろうと思いやったんだと解釈するのが平和ですが、穿って考えれば、ポップに時間が経ったことを強く意識させることで一人になった実感を与え、その寂しさにつけ込むのも作戦かな〜と(笑) まあ、ダイがいる以上、あまり意味のない作戦になりますけど。 ついでに、ダイはポップをどこかへ連れて行きたいとか、ポップに何かを伝えたい以上に、ポップのやりたいことを重視しているみたいですね。ダイが長い年月を生きてきて、仲間達からも受け取った物があるのなら、是非ポップにそれを渡してほしいと思ったのですが……まあ、この際の展開もありそうなのでそこまで大人しく待ちます。
ダイはとりあえず、ポップの読書の傍らで何かを聞かれるのをぼーっと待っているだけの、簡単なお仕事から始めるみたいですね(笑) しかし、ポップがどれぐらい読書する気かは知りませんが、ダイの方は一冊も読みたい気はないんでしょうし、字を眺めるぐらいなら生きて動くポップを見ている方が、きっと楽しい気がします。 今度こそ頑張って、弟以上の存在になって欲しいものです♪
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