注：念のための注意書き。こちらのレスはK方様の書かれたSS「四界の楔　続編」への感想なので、ネタバレ満載です。
　この作品はいずれ神棚への奉納を予定しておりますので、純粋をお話を楽しみたい方はこのレスはお読みにならない方がいいかと思います。

　SS、ありがとうございます♪
　

　おお、ポップがイメチェンしてますね♪　緑からピンクに！　しかもスカート……おおっ、女の子っぽいです。目立つバンダナは外し、でも捨てない辺りにこだわりを感じます。
　
　千年の間に魔法が衰退してしまった世界というと哀しい気がしますが、神秘学的なものは衰えるのは納得です。日本でも、千年前ならば陰陽道全盛期で政府公認で認められていたはずなのに、今では科学が常識ですし。
　
　ところでポップが最初に訪れたのが自分の墓なのが、ちょっと意外でした。
　でも、ポップだけでなく両親やその他の人々の墓でもあるのなら、自然な感情でしょうね。ただ、ポップの墓だけがとてつもなく目立ってしまうから、目についてしまっただけで（笑）

　人が絶え間なくやってくる場所でありながら、静謐さを保つのは非常に難しいので、それを成し遂げている霊園の管理方針には敬意を表します。
　しかし、ポップがノヴァと呼んだ時は、一瞬、彼の子孫が管理していたのかと思いましたよ。

　でも、貴族でありながら独身って……子孫を残さない上に、全く無縁の地に骨を埋めたとは、ある意味すごく親不孝だったような……。ま、まあ、親馬鹿なバウスン将軍ならそんなノヴァのわがままを受け入れてくれたでしょう、うん。

　次の順番がテランなのも、意外でした。
　クロコダインは結局、メルルを死後までも守り続けているのだなぁと思うと、嬉しくなりました。厳密な意味での再会はできなかったかもしれませんが、メルルの思いが千年の時を超えてポップへと伝わったシーンが好きです。

　メルルの幽霊（？）的存在を拝見して、魔法で作り上げたAI（人工知能）を連想しました。

　一定の条件下……この場合ならポップの魔法力に触れたら、呼びかけに応答するシステムを作れば可能かな〜と。

　この手の呼びかけに応答するタイプのAIは、単語の組み合わせ条件に反応するように、それこそ無限に近い文章を用意しておかないと成立しないので、メルルはポップに対して何年どころか何十年もの間、ポップにどう話しかけたらいいかシュミレーションし続けていたのかな〜と思いました。
　それにしてもダイ……すがすがしいほど、アウトオブ眼中（笑）

　次の順番がデルムリン島と聞き、またも意外さに新鮮味を感じています。ポップがこれから、本格的に喪失感を味わうことになりそうですが、それによってダイの存在価値を見直してくれるように応援しています！

PS　＞とはいえ、それは自分が感知する事ではない。
　
　この部分、関知の誤字ではないかと思うのですが。意図的にこちらの字を選んだのならこのままにしておきますが、修正した方がいいのなら、ご連絡いただいたら直しておきます。