注：念のための注意書き。こちらのレスはアニメダイの大冒険のコメントに対するレスなので、ネタバレ満載です。
　アニメ未視聴の方はご注意を。

　マァムがポップの実力を信用していないのは、思いっきり同感です。詳しくは徹底解析の『第七章　12　ダイｖｓクロコダイン戦　（２）』で書いていますが、マァム視点ではポップはリカントに対しても魔法を急所に当てられない、狙いの甘い魔法使いとしか思えないでしょうし。

　魔法についでですが、魔法をかける前のアクションはあまり関係ないような気がします。

　大魔王バーンが指先を向けるだけで、メラゾーマを越えるメラを生み出したように、術者の実力で魔法を仕掛ける時のアクションは省略できる――つまり、魔法とアクションは必ずしも一致しないんじゃないかな、と解釈しています。

　ポップ自身も杖から魔法を出す時もあれば、手から直接出す時もあるし、ベギラマが殴って打ち出す方式とは言い切れない気が。

　ダイの使った魔法は火炎呪文（メラ）は、実際に炎の固まりを生み出して敵にぶつける魔法であり、閃熱呪文（ギラ）系は炎そのものではなく熱エネルギーを相手にぶつける魔法だとパーフェクトブックで説明されています。

　だからメラを掴んで放り投げるのは出来そうですが、そもそも純粋なエネルギーの固まりであるギラは掴むのはできないような気がしますね。

　マァムが仕切っているのが残念というのは、個人的感想ですが、彼女はリーダーとして他人に指示するタイプに見えないんですよね〜。
　実際、マァムは自分がアバン先生の仇を討ちたい、と思って村を出ようとしたのではなく、ダイやポップ達について行こうかどうかで悩んでいましたし。

　マァムは正しいと思ったことは誰に対してもきちんと主張し、間違ったことにはビシッと言う人だと思いますが、仕切り方はリーダーっぽくはないと思っています。

　それこそ面倒見の良いお姉さんみたいに、ポップが間違った方向に行こうとしたら「そっちじゃないでしょ！」とか細かく注意しながら注意してくれそうだとは思いますが、自分が正しいからと積極的にリーダーシップを取るのはマァムじゃなくてレオナがやりそうだと思っています。