１話『使徒の基準』（イベントシーン）

　開けた森の小道。のどかなBGM
　ダイ、ポップ、デルムリン島衣装。

ポップ「……そういえばよぉ、どうすればアバンの使徒と認められるんだろうな」

ポップ「おれたち、しっかり卒業したわけじゃねぇし、基準っていうか……なんかあるのかなぁ？」（？マーク付き）

ダイ「言われてみれば、わからないね
　きっと先生のなかでは基準があるんだろうけど……」

主人公「早くアバンの使徒になりたいな」
　→ポップ「主人公ならきっとすぐなれるって！」
　　ポップ、満面の笑顔。

主人公「難しい基準だったらどうしよう」
　→ダイ「おれたちだってなれたんだから、大丈夫だよ！」
　　ダイ、満面の笑顔。

アバン「お、皆さん今日も集まってますね！　主人公、ダイくん、ポップ」

　アバン、満面の笑顔。

アバン「ふふ、聞こえてしまいましたよ。もちろん、基準はあります
　ただ、ダイ君もポップも、そしてマァムやヒュンケル……」

アバン「ひとりずつそれは違うものなのです。主人公もです」

　アバン、白眼鏡。

アバン「それがなんなのか……ヒ・ミ・ツ、です！」

　アバン、満面の笑顔。

ポップ「えー!?」（汗マーク付き）

　ポップ、驚きの表情。

アバン「では、今日も元気に修行と参りましょう！」

　アバン、満面の笑顔。

ポップ（……また家事のなんかかな？）（？マーク付き）

アバン「さあ、始めましょう!!」

２話『いつもの修行？』

　開けた森の小道。

アバン「むむ！　ここはポップに活躍してもらいましょうか」

　アバン、白眼鏡

ポップ「はいはい、先生。今度は掃除ですかぁ？」

アバン「魔法で遠方のモンスターを攻撃してください！」

　アバン、真剣な表情。身構えている。

　☆　☆　☆

アバン「ダイくんと主人公は前に出てきたモンスターを！
　そう、こうやって連携するのです！」

　アバン、戦いの表情。身構えている。

ポップ（あれ、今日は普通の修行？）

３話『互いの役』

アバン「ポップ、今日は普通の修行だな……と思っていますね？」

　アバン、白眼鏡。　

ポップ「えっ！　あ、はい……

　ポップ、驚きの表情。

　☆　☆　☆

アバン「今日は言わば演劇です」

ポップ「演劇？」

アバン「そうです、皆の役割、配役をしっかり確認するのです」

　☆　☆　☆

アバン「連係攻撃というのは、互いの役割をしっかりと理解し」

アバン「その役割を存分に活かしきるということなのです」

　アバン、目を閉じている。

ダイ「互いの役……」

４話『配役と役割』

アバン「ポップの役割、ダイくんの役割、わかりますね？」

　アバン、真剣な表情。身構えてる。

アバン「主人公はそれを活かし切らなければならない
　それができれば、今回のボスをうまく倒せるでしょう」

　アバン、真剣な表情。身構えてる。

　☆　☆　☆

アバン「さあ、主人公！　華麗なるフィナーレに向けて」

　アバン、真剣な表情。身構えてる。

アバン「皆さんの役割を活かして、しっかり戦ってみせてください!!」

　アバン、戦いの表情。身構えてる。

５話『どちらも不正解』（イベントシーン）

　開けた森の小道。のどかなBGM。

アバン「ブラボー！　ブラボー！　素晴らしい!!　著しい成長ですね！」（♪マーク付き）

　アバン、満面の笑顔。

アバン「これならあっという間にポップの言うような『基準』を上回りそうですよ」

　アバン、満面の笑顔。

ポップ「うーん……主人公は確かに強くなってるけど……」

ポップ「基準については、なんだかサッパリわっかんねぇなぁ」

　ポップ、目を閉じている。

ダイ「主人公はどう思う？」

主人公「強さと勇気」
主人公「正確さと冷静さ」

アバン「ふふ、どちらも不正解です」

ダイ「うーん、難しいなぁ……」（汗マーク付き）

アバン「しかし、主人公はきちんと成長していますよ
　だから、安心してください」

ポップ「なーんか、うまくはぐらかされてる気がするなぁ……」（黒渦巻きマーク付き）

　ポップ、ジト目。

《感想》

　アバン先生の修行が普通なのに、ポップが戸惑っているのが妙に笑えます（笑）
　やっぱり、ダイとポップがコンビでいる話が楽しいですね♪

　戦法で言えば、ダイが前衛、ポップが後衛なのはガチですが、主人公は職業不定なのでどういう役割がいいのか悩むところです。