『魔法使いの役目』

  


1話『ひとりじゃない』(イベントシーン)

 暗い自然な洞窟。苔が光っているように見える小道。しっとりしたBGM。
 ダイ、ベンガーナ衣装。ポップ、デルムリン島衣装。マァム、武闘家衣装。

マトリフ「ポップ、悩んでる前にさっきの戦いで仲間に言うことがあるんじゃねえか?」

ポップ「あ……」(!マーク付き)

 ポップ、驚きの表情。

ポップ「みんな、あのよ……
 さっきは悪かった。おれのミスで迷惑かけちまってよ」

 ポップ、真剣な表情。

主人公「あんまり気にしないで」
 →ポップ「そうは言ってもよ……」
  ポップ、真剣な表情で目を閉じている。

主人公「謝るなんてポップらしくないよ」
 →ポップ「そうだな……。次は迷惑かけねえように気をつける」
  ポップ、真剣な表情。

マァム「ひとりで戦ってるわけじゃないわ。私たちがついてるじゃない」

 マァム、嬉しそうな表情。

ポップ「ああ!」

ポップ(だけど……
 おれにはまだわからねえことがある)

 ポップ、真剣な表情で目を閉じている。

ポップ(師匠の言ってた魔法使いの役目ってなんなんだ……?)

 ポップ、真剣な表情。


2話『答えを探して』

 マトリフのいた場所と同じ洞窟。

ポップ「師匠! 教えてくれよ! 魔法使いの役目ってのは一体……」

 ポップ、真剣な表情。

マトリフ「自分で見つけろといったはずだ。ほれ、来るぞ!」

 マトリフ、戦いの表情。

 ☆ ☆ ☆

マァム「なかなか手ごわいわね……」

 マァム、真剣な表情。

ポップ「マァム、あんま無理すんなよ……」

 ポップ、真剣な表情。

 ☆ ☆ ☆

ダイ「もう少しだ! みんながんばろう!」

 ダイ、真剣な表情。

マァム「ええ!」

 マァム、真剣な表情。

ポップ「お、おう……」

 ポップ、真剣な表情。


3話『足手まとい』

ポップ「すまねえ、おれまたミスを……」

 ポップ、真剣な表情で目を閉じている。

マァム「気にしてる場合じゃないわ! 構えて!」

 マァム、戦いの表情。

 ☆ ☆ ☆

マァム「ふう……なんとかしのいだわね」

 マァム、目を閉じている。穏やかな表情。

マトリフ「油断するんじゃねえ、まだ終わっちゃいねえからな」

 マトリフ、戦いの表情。

 ☆ ☆ ☆

ピラ「ちょっとポップ! また足手まといになってるわよ!」

 ピラちゃん、怒りの表情。

ポップ「う、うるせえ、今のはちょっと焦っただけだ!」

 ポップ、怒りの表情。

ポップ「そうに違いねえんだ……」

 ポップ、真剣な表情で目を閉じている。


4話『戦いのヒント』

ポップ「ちくしょう……なんで上手く当たらねえんだよ!!」

 ポップ、苦痛の表情。悔しそう。

マトリフ「落ち着け! 戦いに集中しろ!」

 マトリフ、戦いの表情。

 ☆ ☆ ☆

マトリフ「どうした、主人公。
 ポップになにかヒントをやってくれって?」

マトリフ「そうだな……」

 マトリフ、目を閉じている。

 ☆ ☆ ☆

マトリフ「ポップ、よく戦況を見ろ。闇雲に戦っても意味がねえんだ。
 今、自分がなにをすべきか、おのずと見えてくるはずだ」

ポップ「なにをすべきか……?」

 ポップ、真剣な表情。

 ☆ ☆ ☆

マトリフ「いいか? 魔法使いは誰よりも冷静に状況を見極めるんだ」

ポップ「師匠……おれ……」

 ポップ、真剣な表情。

ポップ「くっ……!」

 ポップ、苦痛の表情。


5話『ポップの苦悩』(イベントシーン)

 最初の洞窟。しっとりとしたBGM

マァム「なんとか勝ててよかったわね」

ピラ「だけどさっきから危なっかしい戦いだわ」

 ピラちゃん、驚きの表情。

マトリフ「みんな大丈夫か」

ポップ「………………」

 ポップ、真剣な表情で目を閉じている。

ポップ「師匠、やっぱりおれにはわからねえよ。
 魔法使いの役目ってなんだ?」

 ポップ、真剣な表情。

ポップ「このままじゃおれ、本当に足手まといなだけだ!」

 ポップ、怒りの表情。

マトリフ「……しかたねえな」

 マトリフ、目を閉じている。

マトリフ「おまえさんに今必要なことを教えてやる」

ポップ「必要なこと?」

 ポップ、真剣な表情。

マトリフ「黙ってついてきな」


《感想》

 迷走しまくっているポップのお話ですね。
 魔法使いの役目を意識しすぎているせいで、戦いに集中し切れていないという悪循環に陥っています。

 ダイは闘いに集中していてあまり気にしていないようですが、マァムやピラちゃんがポップの不調に気づいて口を出しているのが、かえって問題になっている気がします。

 っていうか、マァムの発言はまだしも、ピラちゃんは戦闘中に何言ってるの!?(笑) ポップに当たりがキツいにも、程がある気がします。

 マトリフはポップの悩みを見透かしているのに、出来る限り本人が乗り越えるように見守っている感があります。


マトリフ3話に進む
マトリフ1話に戻る
ゲーム道場に戻る
トップに戻る

inserted by FC2 system