『それぞれの決意 4』

  

「ポップ!? 目が覚めたっ?」

 瞼を開けるか開けないかという瞬間に、大きな声が耳に飛び込んできて、ポップは思わず顔をしかめる。

(うっせーな、ダイ……、起こすなよ、まだねみいんだから)

 そう言おうとしたのだが、喉が上手く動かせなかった。まるで舌が張りついた様に自由にならなくて、その違和感のせいで目が覚めた。

「……? え……?」

 目を開けると、真っ先に見えたのはダイとゴメちゃんのドアップだった。

「ピッピ、ピピピーッ!!」

 戸惑って目をパチクリさせていると、マァムも顔を覗きこんでくる。

「よかった……、ポップ、大丈夫?」

 心底ホッとした様にそう言うマァムを見て、ポップは場違いにも思う。

(……こいつが、こんなに素直におれを心配するなんて、初めてじゃないか?)

 マァムは決まって、ポップには当たりがキツい。
 ダイがケガをすれば優しく回復魔法をかける癖に、ポップの時は決まってもっと気をつけなさいだの、注意が足りないからだのなんのとお説教じみた文句を言うのが常だ。
 それが、こんな風に手放しにポップを心配するだなんて、嘘みたいだ。

(なんだよ……そんな面してりゃ、普通の女みたいで可愛いのによ)

 そう言ってやろうかとも思ったが、その前に浮かんだ疑問が、些細な軽口を打ち消した。

「……こ…こ、どこ、だ?」

 ようやく、言葉が口から出てくれた。
 だが、困惑は深くなるばかりだ。

 ポップが今、横たわっているのは、柔らかいベッドの上だ。それにダイ達に目が行ったせいで見逃しかけたが、ここは見たこともない部屋の中だった。
 ついさっきまでいたはずの、バルジの塔とはまるで違う。

「ここは、パプニカの神殿の跡地よ」

「え……? おれ、どうして……?」

 最後の記憶と重ならない地名を上げられて、戸惑いながら、ポップは記憶を辿ろうとする。
 確か、魔法力が回復するまで休もうとして、そして――。

「ふん、やっと目を覚ましやがったか。気分はどうだ、この半人前が」

 奥のベッドがむくりと起き上がり、マトリフがそう声をかけてくる。
 一緒にいなかったはずの人物の突然の登場にも驚いたが、その言葉の方がより驚きだった。

「覚えてねえのか? てめえは、魔法力を使い果たして今までずっと昏睡してたんだよ」

 その言葉に、ポップは目を丸くする。
 それは、初耳の言葉だからではない。自分には無縁と思っていた現象で、関係がないと思い込んでいた言葉だったからだ。

「嘘だろ、昏睡って、アレかよ? 魔法使いや賢者とかがなるって言う……」

 ずっと前だが、アバンから教わった覚えがある。
 魔法力を全部使い果たした後に起こる、魔法使い特有の生理現象についての注意を受けたのは、かなり前のことだ。

 しかし、高いレベルの魔法使いでなければ起こらない現象なだけに、自分には縁がないと思っていたし、実際にこれが初めての経験だ。
 実感は、全然湧かなかった。

「一応は、知っていやがったのか。この馬鹿が、前後も考えずに魔法力を全部使い果たすなんざ、魔法使いの恥だぜ。ったく、どこまで考えが甘えんだか」

 手厳しく辛辣にこき下ろすマトリフに対し、ダイやマァムは手放しの喜びを隠そうともしていない。

「よかった、ポップが起きて! もしかして、もう目を覚まさないんじゃないかって、心配しちゃったよ」

「ピーピピピッ、ピーッ!」

 何を大袈裟な、と思ったポップだったが、窓の外を見て思わず納得する。
 ポップが気絶したのは、夕日が落ちるか落ちないかの時刻だった。だが、今、窓の外に広がるのはどう見ても夜空……というよりも、夜明けに近い未明の空だ。

 夜の気配を濃厚に残す空に、東の空だけが白々と白みかけた明るさを見せ始めているところだ。
 自分の記憶と、現実の間の大きな差に戸惑わずにはいられない。しばし呆然としてから、ポップははたと気になることを思い出した。

「……そういや、お姫さんはどうなったんだよ、ダイ? それに、じいさんやヒュンケル達は?」

「大丈夫だよ、レオナもみんなも、無事だから。あの後、マトリフさんとエイミさんが、迎えに来てくれたんだ」

 その言葉にホッとは出来たものの……いささか申し訳ないような、情けないような気分を味わう。
 本来なら、魔法力を回復させてみんなを安全な場所へ移動させるのはポップの役割だったはずなのだ。

 それが、役目を果たすどころか気絶したまんま目覚めずにいただなんて、足手まといもいいところだ。

「そっか……悪かったよ、迷惑かけて。ありがとな」

 珍しく素直に謝罪と礼を述べるポップに対して、マァムは気にすることはないと優しく微笑んだ。

「いいのよ。それより、あなたをここまで運んでくれたのは、ヒュンケルなのよ。お礼なら、彼に言ってあげて」

(げ……っ!? な、なんでよりによって……っ)

 考えられる限り、一番弱みを見せたくない最悪の相手の手を借りてしまった事実に、ポップがさらにいっそう深く落ち込んだのを、ダイはものの見事に誤解したらしい。

「ポップ? まだ、どっか調子悪いの? あ、おなか空いたとか?」

 思考がとことんお子様レベルなダイの考え付く気遣いは、所詮、この程度だった。が、考えるよりも実行する方が得意な勇者様は、逸早く立ち上がって行動に出ようとする。

「ポップの分の夕ご飯、あるんだけど冷めちゃったし……おれ、なんか探してこようか?」

 と、立ち上がったところで、ダイは喉も張り裂けそうな程に大きな欠伸をする。
 それが伝染したように、ゴメちゃんやマァムまでもが欠伸を漏らす。

「なんだよ、ダイ、おまえ、眠いなら――って、まてよ、おまえらひょっとして……」

 あらためて部屋に目をやれば、複数あるベッドの内、使用した形跡があるのはポップが使っている物と、マトリフが起きだした物だけだ。
 その意味するところは、明らかだ。
 ポップの中に浮かんだ疑惑を、肯定したのはマトリフだった。

「ああ、こいつら、いくら寝ろって言っても、全然眠ろうとしねえんだよ。ったく、こんな妙に心配性までアバン譲りなのかねえ?」

 マトリフの言葉に、ダイやマァム、ゴメちゃんまでもがバツの悪そうな顔をする。

「だってさー、ポップが心配だったんだもん」

 そう言いながらも、気が緩んだせいで一気に眠気が噴き出したのか、ダイは再び大きく欠伸をする。
 だいたいお子様のダイは、本来眠りに就くのは、宵っ張りのポップよりもずっと早い。

 その点は田舎育ちのマァムも同じで、二人とも早寝早起きを基本にしている。
 普段からそうなのに、昨日の戦いの後からずっと眠らないで起きているともなれば、もう眠気の限界が来て当然だろう。

「いい加減に寝ろよ、もう! おれなら平気だからさ」

 そう言いながら半ば強引にベッドに押し込むと、ダイもマァムもそれ以上逆らわずに柔らかな毛布に潜り込む。
 寝息が聞こえるようになるまで、そう時間はかからなかった。

 その寝付きの早さに、予想以上の疲れの深さと、それを我慢してまで心配してくれた優しさを、思い知る。そして、それはマトリフも同様なのだろう。

 ベッドに横たわっていたとはいえ、あれだけいいタイミングで即座に起きてきたところを見ると、マトリフが本当に眠っていたとも思えない。
 眠ったふりをしながら、ダイやポップの様子に気を配ってくれていたのだと、ポップは悟った。

「あ〜あ、まだ夜明けまで時間があるってえのに、起こされるとは迷惑な話だぜ。年寄りにゃ睡眠不足はこたえるのによ〜」

 ――これみよがしな憎まれ口のせいで、正面きって礼を言う気にはなれないが。
 出来るだけ音を立てないようにベッドから降りて部屋から出ようとすると、背中越しにマトリフが声をかけてきた。

「おい、昏睡を知っているんなら分かるだろうが。もうしばらく休んでたらどうだ?」

「あー……、ちょっと、トイレに行きたいし、喉も渇いたからさ〜。すぐ、戻るよ」

 そう言い訳すると、マトリフはそれ以上とめようとはしなかった。音を立てないように気をつけ、ポップは部屋のドアを静かに閉めた――。





(あー、やっぱ、ちょっとフラつくか)

 神殿の外を歩きながら、ポップは身体を慣らすように、何度も首やら手やらを動かしてみる。
 特に、具合が悪いというわけではない。

 だが、病み上がりの後ベッドから出た時のように、微妙な違和感や気怠さがまだ残っている。
 しかし、この程度で済んだのなら問題はないと言ってもいい。

 ポップが習った知識では、昏睡は下手すればそのまま二度と目覚めないこともあると脅された気がする。
 もっともあまり本格的に習ったわけではないし、自分で体験してみるとそれほど怖い状態でもなかっただけに、ポップは深くは考えなかった。

 それよりも、気になることは他にある。
 マトリフに言った口実は嘘ではなかったが、用が済んだ後もポップはうろうろとその辺をうろついているのはそのためだった。

 さすがに夜明け前の時間帯ではみんな眠りについているのか、神殿は静まり返っていた。半ば壊れかけた神殿では、集まった全員を週の出来る部屋はないのか、若い兵士達などは毛布を被っただけでその辺で雑魚寝をしている姿がちらほら見受けられる。

 神殿に寄り添うように多くの人が眠りにつく中、彼らの姿を見つけるのはそう難しくはなかった。
 誰も来ないような、ぽつんと離れた場所。

 壊れかけた壁に寄り掛かって、座ったまま眠りについているのはクロコダインとヒュンケルだった。

(……よくこんな所で眠れるな)

 毛布すらもかぶらず、焚き火をした気配すらない。
 一応壁際とは言え、そんなものは雨露どころか風を遮る役にさえ立つまい。眠るには不向きとしか言えない場所だった。

 非常に寝苦しそうな姿勢にもかかわらず、二人ともすぐに武器を手に出来るほど近くに起き、一時、身を休めている。
 休息というには程遠いが、とにかく眠っているのならポップはそれを邪魔する気はなかった。

 起こす程の用ではない。
 だが、引き返そうとしたポップの背に、不意に声がかけられた。

「何か、用があったんじゃないのか?」

 いきなりのその声にびっくりして振り返ると、ごく当たり前のように起きているヒュンケルがいた。

「な、なんだよ、起きてたのかよ?」

「いや。今、目が覚めただけだ」

 涼しい顔でそういうヒュンケルの言葉に、ポップはちょっと反感じみた感情を覚えずにはいられない。
 一応、深夜に近い時間ということで気を使って動いていたポップは、あまりもの音など立てた覚えはない。

 それにも関わらずかすかな気配を敏感に感じ取って起きる――それは、彼が凄腕の戦士だという確かな証明のように思える。
 いくら昏睡していたとは言え、今まで目覚めも出来なかった自分と引き比べて考えると、それだけで腹立たしかった。

「何か、急用か?」

 眠っているクロコダインを起こさないようにとの気遣いか、ヒュンケルはポップの方に近寄ってきて小声で聞いてきた。

「別に、たいした用じゃねえよ。おまえがおれを運んでくれたって、マァムから聞いたからよ。……おれ、覚えてないけどさ、あいつが礼を言っとけってうるさいから、一応礼を言っておくよ」

 言いながら、ポップは自分の言い草とは言え、やや呆れを感じてしまう。
 ――どう考えても、礼を言う態度じゃない。
 だが、素直に感謝するのも、言わずに知らん顔を決め込むのも、なんだか色々と負けた気がして癪だった。

 妥協案として一応は礼を言おうとは思ったのだが、それにしても礼と言うよりはケンカを売っているにも等しい口調である。
 さすがに怒るかなと、ポップは少し心配になってヒュンケルの顔を伺ったが、そんな気配はなかった。

 その表情が、少しばかり苦笑じみた笑みを浮かべている気がするのは――夜明け前の薄暗さが見せる錯覚だろうか。

「もう、身体は平気なのか」

 ぶっきらぼうなその言葉が気遣う問い掛けと認識できなくて、ポップは反応するのに少し時間がかかる。
 が、理解した途端、持ち前の反発心が湧き上がる。

「あ、ああ、もうピンピンしてるよ」

 こいつの前だけは弱みを見せたくないとばかりに、ポップはムキになって元気さをアピールしようと手足を分回してみせる。
 が、本調子ではないところに急激な運動は、明らかに無理があった。

「あ……っ、れ……?」

 立ち眩みがして、ふらついて倒れかけたポップを、がっしりとした腕が素早く掴まえる。

「無理をするな。まだ本調子じゃないんだろう」

 ポップの強がりや意地を見透かしたようなその一言に、感謝の気持ちよりも先に苛立ちが込み上げる。
 それに、いかにも軽々と支えられているのが、無性に悔しくてならない。いかに細身な方とはいえ、ポップとて15才の男子だ。

 それなりの重さはあるはず……と本人は自負している。それをここまでたいしたことないように扱われては、プライドも傷つくというものだ。

「まだ夜明けまで、間がある。こんな所をうろついていないで、休める時にはきちんと休んでおけ」

 言葉面だけでいえば、それは優しさと言えなくもないだろう。実際、それは正しすぎる程正しい。
 ポップ自身も、自分を心配して眠らずにいたダイやマァムに対してそう思ったのだから。

 が、言われる立場としては、言うに言われぬムカつきが先に立つ。
 その苛立ちのせいで、ポップは言うつもりのなかったことをぶちまけていた。

「悪かったな! けどよ、言える時に礼を言っておかないと、落ち着かねえんだよっ」

 それが、ポップが無理を押してまで部屋から抜け出した一番の理由だった。
 ヒュンケルに助けられたのは、気絶している間だけのことではない。
 フレイザードのせいで溶岩に飲まれそうになった時も、ハドラーにマァムが殺されそうになった時も、助けられた。

 だが、状況が状況だっただけに、まともに礼を言えもしなかった。
 それは、ポップの中では引っ掛かりとして残っている。
 助けられるだけなら、まだいい。

 ――いや、本音を言えばみっともないしマァムの気を惹きつけられっぱなしだし、全然よくはないのだが、それでも、まだ許容範囲内ではある。
 だが、助けられるばかりで借りも礼も返せないまま、ヒュンケル一人が去っていくのを見過ごすのは、卑怯すぎる気がして嫌だった。

「また、前みたい借りだけ押しつけられて、いつの間にかいなくなられたんじゃ、寝覚めが悪くって休むどころじゃねえよ!」

「……!?」

 ポップの言葉に、ヒュンケルは一瞬、驚きを見せたのにかすかに胸がすく。

(ふん、あんまり人をナメてるんじゃねえや! てめえの考えそうなことぐらい、こっちはお見通しなんだよ!)

 ポップが寝かされていた部屋には、ヒュンケルやクロコダインのために用意されたと思われるベッドもあった。
 にも拘らず、こんな場所にいる彼らの遠慮が、ポップには気に入らない。

 魔王軍に入っていたことを気にしているヒュンケルが、ポップには妙に腹立たしい。確かに、過去はそうだった。それはポップも否定する気はない。
 だが、今のヒュンケルはレオナ姫を助けるために、力を貸してくれた。悔しいが、今回はろくに活躍しなかったポップなどより、よっぽど姫救出に貢献している。

 なのに人助けをしておいて、与えられて当然の謝意すら受ける資格がないとばかりに、こんな居心地の悪い場所にいるヒュンケルらに、もどかしいまでの怒りを感じる。
 そのポップの怒りが通じているのかいないのか――ヒュンケルはいつもの無表情さを取り戻して、淡々と言った。

「それは……いらぬ心配だ。やり残しが終わるまで、オレはここから離れる気はない」

「やり残し? なんだよ、それ?」

 その質問には、ヒュンケルは答える気はないようだった。見ている方が腹立たしくなる程の涼しい表情で、そっけなく言う。

「もう、部屋に戻って休んでいろ。どうしても歩けないというのなら、また運んでやろうか?」

「よ、余計なお世話だっ、自分で歩けるよっ!」

 反発心をバネにポップはなんとか、ヒュンケルの腕を振り払うのに成功した。今度はふらつかずに、ちゃんと歩いて元来た方へと向かう。
 完全に背を向けてしまったポップは、気がつかなかった。

 わざわざ体調が悪いのを押してまで、こんな時間に礼を言いに来た弟弟子に対して、兄弟子が向けてきた優しい眼差しを。
 そして、とっくに目を覚ましていたのに、寝たふりを決め込んでいたクロコダインの苦笑にも、気がつくはずがない。

 何事もないふりをして歩くのと、自分の中の苛立ちの相手だけで手一杯だった。

(くそっ、だから気に食わねえんだ、あいつはっ)

 結局、ヒュンケルに子供扱いされて手もなくあしらわれたような気がして悔しいが、これ以上意地を張ったせいで、また運ばれるなんて屈辱はごめんだった。

(くそ……っ、どうせ、おれはまだまだ弱えよっ)

 前よりは強くなったつもりでいたが、まだまだ足りていない。
 仲間を助けるどころか、足手まといになって心配をかけるだけの自分に、腹が立つ。

(もっと――もっと強く、ならなきゃ……!)

 自分の未熟さを思い知り、強く、心に戒める思い。
 それは、ポップだけが抱いた感情ではなかった。





 それは、この戦いに関わった者、全員が、多かれ少なかれ胸に刻んだ思い。
 口には出さなかったかもしれない。
 だが、誰もが胸に強く、深く、その思いを刻み込んだ。

 仲間の優しさに触れ、自分の力不足を嘆き、より、強くなりたいと思う気持ち――それは、誰もが変わりがなかった。
 それぞれの胸に刻んだその思いが、各自の心に与えた影響は大きかった。

 そして、その影響が彼らの行動に表れるようになるのは、これより少し後の話になる――。


                                     END


《後書き》
 原作穴埋め捏造話〜。
 パーフェクトブックによると、フレイザ−ド戦の翌日に勝利の宴が開かれた設定になっているんですよね〜。
 原作で読む限りでは、レオナを助けた直後にすぐ宴が開かれた印象なんですが、実際には丸一日の空き時間があると日程表には書かれているんです!


 で、どう考えてみてもここで、エイミさんはヒュンケルと初めて出会ったはずなんですが、これがまあ原作には一切エピソードがないっ(笑)
 後期エイミさんの熱烈恋愛アプローチを思えば、初期エイミさんのどーでもいい扱われ方に、涙がちょちょ切れます。劇的な一目惚れエピソードでなくてもいいから、せめて出会わせてあげてくださいよ〜っ。


 それがあまりに無念で無念で、思わず話を捏造してみましたっ。ついでに、各キャラクターの視点を使いながら、神殿に兵士達が移動したエピソードも補完っ。
 おかげで地味な話の割には思いっきり話が長引きましたが、でもひさびさにオールキャラクター原作沿い話が書けて、楽しかったです!
 

 

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