『四界の楔 ー帰郷編 2ー』 彼方様作



結果としてポップ達の望みは叶った。
ポップとダイの雰囲気が非常に微妙なままだったが。
そのダイは現在ロンの所で。
ポップはルーラの連発で疲れ果てて、木の根元にヘタり込んでいた。

「大丈夫?」

「ああ、まぁ…うん…」

ポップがパタパタと手を振りながら、曖昧に答える。そんなポップへ、メルルが近くで見つけた湧水を差し出す。
チウは一塊りになっている少女三人の周りを、手持無沙汰にウロついていた。

ゴメちゃんは座り込んでいるポップの膝の上に陣取って、心配そうな目をしている。

彼女達が何の目的でここにいるのか知らなければ、結構ほのぼのとした光景だった。
ポップの呼吸が落ち着くのを待って、マァムが口を開く。

「ねぇ、剣を一振り鍛えるのって、どの位かかるものなの?」

「職人の腕によっても変わるものだけど…」

ポップの刀鍛冶に関する知識はさほど深くない。全く興味の持てない分野だったし、ジャンクも女であるポップに技術どころか知識すら仕込もうとはしなかった。

「何せ今回は、どっちも…職人も金属も普通じゃないからな。正直、一般的な武器造りの常識なんか、当てにできないと思う」

言いながら、ポップはロンとダイとジャンクがいる家へ視線を向ける。

「見当もつかない?」

「んー。ふっるい文献には腕のいい職人が、オリハルコンを使って一晩で『王者の剣』ってとんでもない剣を鍛え上げたってのもあったけど…古すぎて本当かどうかは」

「そう…」

「ま、俺達に出来るのは待つ事だけさ」

ポップが言うと、マァムも仕方ないと言うように息を吐いた。

「おい、魔女っ娘」

二人の話が終わったのを見て取って、チウが何故かマァムではなくポップに声をかける。
この呼び方に、ポップがピクリと反応する。だがこういう手合いには何を言っても無駄だと判断している為、何も言わない。

「お前、ダイ君の気持ちをどう思ってるんだ」

「どうって…」

「勇者たるダイ君にあそこまで想われて、何で真剣に考えないんだ」

座っているポップと立っているチウの目線が殆ど同じと言う、パッと見には少々笑える構図だが、チウは真剣そのものだ。

「…先刻も言ったけど、俺の一番はダイだぜ?」

「一番とか二番とかの問題じゃないだろう」

「ダイがそう言ったから、俺の一番はダイだって言った。だったら、どういう問題だって言うんだ」

疲れているところに妙に突っかかられて、ポップの雰囲気が徐々に剣呑なものになっていく。

「あの、ポップさん」

「メルル?」

「ダイさんは恋愛的な意味で一番になりたいと、そう仰られたのではないですか?」

メルルの助け舟に、ポップは瞳を瞬かせた。
そうして、マァムでさえこの場にダイがいなくて良かったと思ってしまう、とても簡単で、だからこそ残酷な一言を言ってのけた。

「あ、それ、無理」

ポップの中では、未だにダイは異性(おとこ)ではなく、庇護対象(こども)だった。つまり、男に擬態して共に入浴していた頃から、何一つ変化していないのだ。

「ムリィ!?」

チウがどんぐり眼を更にまん丸くする。

「ああ」

ポップは更にあっけらかんと言ってのける。
これにチウは恐る恐るマァムを見上げた。
背が低いとか、年下だとか、同じ師に学んだとか、異種族だとか、ダイとポップ、チウとマァムには実は重なる部分が多くある。

ダイとポップが上手く「恋人」と言う関係に収まれば、自分達も上手くいくんじゃないか、と、ある意味とてもダイに失礼な事を考えていたチウは、まるでマァム本人から「ごめんなさい」されたように悄然と肩を落とした。

当のマァムは、恋愛に対してまるで興味がない状況だったりするのだが。
そんな中、メルルが痛ましそうにポップを見やる。
今もって、僅かにも見えない彼女の未来。

あの夜、そう告げた時の彼女の反応。
考える程、それは不吉な一つの答えに行きつく。彼女には「未来」がないのではないか。彼女自身それを知った上で、諦めているのではないか。
メルルの予測は半分だけ当たっていた。

“恋愛…ねぇ”

ポップには自分がそんなものをして何になる、という思いがある。
『仲間』ならまだしも、それ以上に『特別な存在』など作ったところで、お互いに辛い思いをするだけだ。

だが最も問題なのは、ポップの男の基準がアバンだと言う事だ。
育ち方のせいで男とも女ともつかなかった精神の在り様が、アバンと会ってから、一気に本来の女の方へと傾いた。

自分の運命を知って以降、恋愛など無縁なものと思っていただけに、その心の動きに自分で驚愕した。
元々、「役目」の為の力の強化と安定化を求めての弟子入りだった。
それがまさか、初恋めいたものまで経験出来るとは思っていなかった。

「大体、あいつのアレは恋愛と言うより、独占欲だろ?」

「独占欲?」

「そ。子供が母親を取られたくないってのと、変わんないよ」

ダイにとって最初の人間の友達はレオナだが、一番長く身近にいたのはポップだ。だからその相手が自分以外の者と共にいるようになるのが嫌なだけだろうと、ポップはそう判断していた。

たとえ、そうではなかったとしても。
後悔も未練も少ない方がいい。
と、その時、金属を鍛える硬質な音が響き始めた。

「始まったな」

それをいい事に、話題の転換を図る。
すると何故だか、のっそりとジャンクが中から出てきた。

「ポップ。今母さんが皆さんの為に食事を作ってるから、手伝って来い」

「食事って、何で」

「気の利かねぇ奴だな。こっちに来てから何も口にしてねぇだろうが。それにお前ならルーラとやらで一っ跳びなんだろうが」

「ああ、もう。解ったよ。そうギャンギャン言うなって」

「何だと。このバカ娘」

「るさい、頑固親父」

知らない人間が見たら言い争いにしか見えない言葉の応酬だが、ポップは何処となく楽しそうだ。

「そういう訳で、俺、ちょっと行ってくるから」

言うが早いか、ポップは空へ跳んだ。ルーラを使う程の距離ではないが、山道だし解りにくくもあるからトベルーラを選んだのだろう。
ポップの姿が見えなくなると、ジャンクはおもむろにマァム達に向き直った。

「あー、お嬢さん方。その…あいつは普段どんな調子だい?」

非常に言いにくそうに、かなり照れくさそうに尋かれて、マァムとメルルは顔
を見合わせた。

「いや、役に立ってるかとかじゃなくてだな、あー、…」

目を泳がせつつ、鼻の頭をかきながら続けられて、悪いと思いつつ二人は小さく噴き出した。ポップのことが心配でたまらないのに、本人には直接言えない不器用さが、こう言っては何だが妙に可愛く思える。

「そうですね…」

ならば話すべきは「魔法使いのポップ」ではない。







フワリと地に降り立つ。
成程、確かにいい匂いがする。

“けど…”

半分はスティーヌがポップと共に過ごせる時間を作ってやろうと言う気遣いで、もう半分はポップがいない間に二人に色々と尋いておこうと言う腹づもりなのだろう。

ポップは冷静にジャンクの心理を読んでいた。
クスリと小さな笑みが漏れる。

“なぁ、俺は幸せだよ。キルヒース”

運命とやらには恵まれなかったかもしれない。
けれど自分は、「人」には恵まれていると自信を持って言える。
親にも、師にも、仲間にも。

“だからダイ、お前にもそう感じて欲しいんだ”

どんな宿命を背負っていても、それを上回るものを手に入れる事は出来るから。
どうか諦めないで欲しい。
俺は、お前の一番になってはやれないけれど。

お前が幸せだと言えるよう、全力でサポートするよ。
ーーーーーそれがダイにとってどれ程残酷な決意か、ポップには全く理解出来
ていなかった。





出来上がった料理の一つ一つを弁当箱に詰めながら、スティーヌは重い溜息をついた。
ポップが帰ってきてくれた事は勿論嬉しい。

必要に迫られての事だとしても、「その時」でなく帰ってきてくれたのが嬉しくない筈がない。
けれど知らない間に、娘はより以上の危険の中に自ら飛び込んでいた。

なのにポップは笑っていた。
十歳の誕生日以降、殆ど見る事のなかった明るい顔で。

“あなたは今、幸せだと思っていいの?”

だが、あれだけ心を許しているように見える仲間達にさえ、何も話していないだろう事が、あのやり取りで解ってしまった。
何故、男として振る舞っていたのか、その本当の意味を。

“最後まで、何も話さないつもりでいるの?”

きっと、そのつもりなのだろう。
だから咄嗟に、ジャンクと共に定番の嘘を吐いた。
そんな風に色々考えていると、背後から声をかけられる。

「母さん」

「ポップ?あなた、どうして」

「親父がさ。手伝って来いって」

「そう…あの人が…」

それだけで通じたのだろう、スティーヌは今までの暗い物思いを全く悟らせない柔らかい微笑みを浮かべた。

「って、殆ど出来てんじゃないか」

後は蓋をするだけ、と言う弁当を見て苦笑する。

「ポップ」

「んー?」

「また、行ってしまうのね」

「…か…」

ハッとして、ポップは振り返った。そこにいたのは、哀しい笑みを浮かべた母親。

「…うん、行くよ。皆がいるから」

「話さないの?」

「うん。…きっと皆、迷うから」

大魔王との戦いの最中に、神の在り様まで疑いたくなるような事を話す訳にはいかないだろう。

「ポップ…今、幸せ?」

「うん」

しっかりと頷いたポップに、スティーヌは目を細めた。

「それなら、いいわ。あなたが選んだ道だもの。しっかりと生きなさい」

「うんーーーーありがとうーーーー」

ポップは言いそうになった「ごめん」と言う単語を呑みこんだ。

「さあ、お弁当を届けないとね」

「それなんだけどさ…」

ポップが、まだ何も知らなかった幼い頃の、悪戯っ子の表情でスティーヌに一つの提案をした。






ロンが打つ鎚の音を背景に、ジャンクは自分の知らない娘の話を聞いていた。
マァムとチウがいるからとメルルはやはりあの夜の事だけは口にしなかった。
だから二人が語るポップは、明るく活動的で周囲まで元気にしてしまう、そんな少女の姿。

まだ仲間になったばかりのメルル、仲間になった時期は早かったものの修行の為に離脱していたマァムの二人とも、ダイが心配し厭ってやまない虚ろな瞳をしたポップを見た事が無い為だ。
もし一度でもあの姿を見たならば、ポップの印象はガラリと変わるだろう。

「そうか。あいつはちゃんとやってんだな」

「はい」

口は悪いが、心から娘を思っている姿が、早くに亡くなった自分の父を彷彿とさせてマァムが微笑む。

「オレのせいで、あいつは男だか女だか解らねぇ成長しちまったからな。おかしく思わずに受け入れてくれてありがとうよ」

「そんな。感謝されるような事じゃありません」

「ええ。私たち皆、ポップのことが大好きですから」

「まぁ…ボクも別に嫌いではないですよ」

メルルとマァムの素直な言葉に、チウの捻くれた言葉にも、ジャンクはただ頷いた。それにゴメちゃんが嬉しそうな声を上げる。

「若気の至りとはいえ、可哀想な事をしちまったよ」

見てくれはスティーヌにそっくりで、親の欲目を抜きにしても可愛い部類に入ると思う。
漠然とした不安だけで男として育てるのではなかった。

結局、ポップが背負わされていたものは「フリ」をするだけで逃れられるような、生易しいものではなかったのだから。
それでもポップは自分達に何も言わなかった。
そんな娘の思いを知ったのは、彼女が旅立つ前日だった。

『嘘吐かせて、ごめん』

『普通に生まれて来れなくて、ごめん』

『守ってくれて、ありがとう』

何て事を考えていたのだと、愕然とした。ポップ自身が何かした訳でもないのに。男として育てた事など、全く無意味だったのに。

「役目」を負って生まれた者はポップで八人目だと、キルヒースは言った。そして過去七人全員が女だったとも。つまり自分達が不安故に娘を息子として育てたのは、そのせいだった。

だからポップは自分達に礼を言ったのだろう。
無意味だったとしても「守ろう」とした意志に感謝を示した。

けれど親にとって、これ程痛い言葉はなかった。寧ろ八つ当たりでもしてくれた方がましだと思えた。本来、我が子がこれ程の強さを持っている事は誇らしい事の筈なのに。

そうならざるを得なかったのだ、ポップは。
「役目」の重さに押し潰されない為に。

だがジャンクの後悔に、メルルが疑問を持つ。これ程真摯に子供を思い愛しているのに、自分の我儘だけで男として育てるものだろうか。やはりポップの抱える秘密に、関係があるのではないだろうかーーーと。

ただ、どうしてもマァム達の前で尋くのは憚られる。
ポップの負担を軽くしたい。
けれど秘密を知られたくないと言う、ポップの意思に反したくもない。

ーーー俺といるだけで、あんたはきつい思いをする

あの夜のポップの言葉を改めて実感する。

“それでも…”

ポップ本人とは比較にすらならないけれど、同じ秘密を共有できるのが嬉しい。
ダイ達アバンの使徒とは全く違う意味で、ポップの「近く」にいるのだと言う小さな優越感。
その思いの前では、この程度のジレンマなどどうと言う事もない。

「あ…」

そんな、少し歪んでいるかもしれない事を考えていると、ポップの気配が近づいてきているのにふと気付いて、空を見上げる。
すると数秒後、ポップとスティーヌが地に降り立った。
スティーヌはポップにしがみつき、そのポップの手には大きな包み。

「ほら、母さん。着いたよ」

ポップの声に、スティーヌは娘の顔と辺りを交互に見渡した。次いで、まるで少女のように顔を綻ばせた。

「凄いわ、ポップ。私、空を飛んだのなんて初めてよ」

普通は、空を飛ぶ機会など一生ないだろう。
元々魔法使いは数が少ない上に、その中でも移動呪文の使い手は更に少ない。
勿論スティーヌにそんな知識はないが、ポップが魔法使いだと実感した瞬間だった。

「ねぇ、あなたも体験してみたら?凄くいい気分よ」

「い、いや。オリャ遠慮するぜ」

スティーヌに勧められるが、ジャンクからすれば娘と密着するなど照れ臭いどころの話ではない。

「そう?勿体ない」

残念そうなスティーヌに、ポップは小さく肩を竦めた。

ポップを中心に、お弁当タイムは和やかに進んでいた。
惜しむらくは、打ち始めた剣を長く放っておけない為に、ダイとロンが参加できない事か。

場所が場所だけに、どうしても話題はポップの子どもの頃が中心になろうとするが、その度にポップが別方向に巧みに誘導する、と言うパターンが続いている。
だが食事が終わりに近づいた頃、メルルが急に青褪め、ガタガタと震え始めた。

「メルル!?」

「あ、あ…ああ」

恐怖に震えるメルルを、ポップが支える。
そうして解ったのは、パプニカへの魔王軍の侵攻。異様なざわめきが伝
わったのか、ダイも飛び出してくる。

戻ろうと言うダイを、ポップとロンが押しとどめる。
今は剣の完成を最優先にするべきだ、と。

「だけど、ポップ…!」

「信じろよ。お前抜きじゃ何も出来ない程、俺達は弱くない」

「ポップ…」

「お前な」

それでも心配で仕方ない、というダイの表情にポップが微妙な苛立ちを見せる。が、それを振り払うように緩く息を吐く。

「なぁ、ダイ。お前、俺が本当に男だったら、そこまで心配したか?」

「そ…れは…」

ダイが自分に向ける感情が本当に恋愛感情だったとしても、それがダイの戦闘判断を鈍らせるのなら、ポップからすれば増々不要なものだと思えてしまう。だが今はそれをどうこう言うより、ダイを落ち着かせるのが先だろう。
こうしている間にも、危険は迫っているのだから。

「少なくとも、もうあんな事はしない。生きる為に戦ってるんだ。な?」

「−−−本当だね?」

「ああ。約束する」

「…解った。おれも剣が出来たら、すぐ行くから」

漸く納得したダイの頭を、「良く出来ました」と言うように撫で回してやる。
そうしてポップは、両親へと視線を向けた。

「行って来い。半端な真似はするなよ」
「精一杯やるのよ、ポップ」

二人の言葉に、ポップはコクリと頷いた。そして何も言う事なく、踵を返す。
どんな言葉も、今更だから。

光の軌跡を見送って、スティーヌがそっと囁いた。

「あの子、幸せだって言ったわ」

「そうだな。戦いの中だってのに、村にいた時より楽しくやってるようだぜ」

「ええ。あの時はどうしても納得しきれませんでしたけど」

「今は感謝しよう。あいつに幸せの道を開いてくれた事に」

愛娘を見送る友人夫婦を、作業に戻りながらロンは横目で見やった。思うのは、あの不可思議な空気を纏った少女。
この二人の子どもならば生粋の人間の筈だ。

なのに、ほんの微かとはいえ感じられた魔の気配。
同時に正反対の聖性も感じられた。
本来、一つの生命体に同居する筈のない二つの気配。
『お前の娘は何者だ』−−−−剣を打ち終わった後にでも尋いてみたい気もしたが、止めておいた方がいいだろうと思い直す。

それに尋いても、恐らく答えてはくれない筈だ。
そんな簡単なものではない事位、解る。

「ダイ。あの娘が心配なら早く来い」

「は、はい」

二人と同じように空を見上げたままのダイを促す。自分がやるべき事は、彼の為の最高の剣を作り上げる事。

ポップが言う「その時」は、確実に近付いて来ている。
「役目」に必要なのは体力ではなく、生命力。だからこそ選ばれるのは男ではなく、新たな生命を生み出す力を持つ女。
そしてそのピークは、十代後半。
カウント・ダウンは、既に始まっていると言って良かった。

END


 彼方様から頂いた、素敵SSです!

 だんだんと謎めいた設定が明らかにされてきました。帰郷することで、両親との再会と同時に秘められたポップの宿命の厳しさがひしひしと感じられるようになってきましたね♪ ところで、念のため書き添えておきますと、キルヒースはキルバーンの誤植ではなく、キルバーンと関わりがあると設定されたオリキャラだそうです。

 しかし、今回のお話で何よりも気になるのは謎の伏線やら謎のキャラよりも、ダイの告白タイムっ! ああ……、なんて完スルーな告白(笑) 場所も選ばずの仲間や父親の前で告白をするわ、しかも思いがまるっきり伝わっている気配がないわ、チウ君にさえ脈がないと思われてしまっているわ……なにやら、勇者様が不憫すぎるような気がしてなりません。しかも、仲間達と一緒にジャンクとポップの話をすることもできず、手作りお弁当タイムにも加われないとは、なんたる不幸!

 彼方様に直接お聞きした結果、あのお弁当はスティーヌが作り、ポップは詰めるのを手伝った程度だと判明しましたので、ポップの手作り弁当を食べ損なったわけではなさそうですが、それでも思いっきり気の毒な気がしてなりません。アバン先生という強力なライバルもいることだし、ダイ君の恋がこの先どうなるのかワクワク……いえいえ、心配しつつ見守っていますとも♪

 

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