『陸戦騎ラーハルト』(2021.4.10)
 

《粗筋》

 戦いの爪跡を残しつつも、それでも平和で美しいテランの湖……そこに、派手な土煙を上げつつルーラで着地したのは、竜の紋章を光らせたバランだった。

 ディーノと、息子の名を呟くバラン。
 バランはゆっくりと、だが迷いのない足取りで歩き始める。
 そのことを、テラン城の地下牢に閉じ込められているダイは知らなかった―
―。






 それと同じ頃、危機一髪の所でポップを救ったのは、ヒュンケル――ポップの呼びかけからヒュンケルの名を知ったラーハルトは、彼がバランの言っていた男だと察する。

 ヒュンケルはポップの無茶な行動を、軽く咎める。だが、ポップはやりたくてやったわけじゃないと言い返す。
 ポップからダイが父親のバランに記憶を消されたことを聞き、ヒュンケルはダイとバランの間に血のつながりがあったことをあらためて実感する。

 バランが先に行ってしまったと知り、ヒュンケルは敵意の籠もった目を竜騎衆に向ける。

ヒュンケル「ならば、こんな雑魚供に構っている暇は無いな」
 
 その言葉に、ボラホーンとガルダンディーはいとも簡単に激昂する。特にガルダンディーは相当にトサカに来ている様子で、口調も荒い。
 が、ヒュンケルは落ち着き払ってポップに向かって言う。

ヒュンケル「あいつは貴様にくれてやる。やられた恨みを、存分にはらすんだな……」
 
 その言葉に、驚愕するガルダンディー。
 だが、ポップは不敵な表情を浮かべ、言ってのける。

ポップ「いいのかよ、見せ場をゆずっちまってもさ……」

 ポップの態度以上に、ガルダンディーはヒュンケルに対して憤慨する。ついさっきまで圧倒的な実力差で、一方的に嬲っていた相手と同列に語られたことが許せないとばかりに、ヒュンケルに対して自分で戦えと挑発するガルダンディー。

 しかし、ヒュンケルは自信たっぷりに笑う。

ヒュンケル「貴様は絶対にこいつに勝てん。万が一勝てたなら、オレが相手をしてやろう」

 不敵なその態度に、ガルダンディーはますます癪に障った様子だ。怒りが強すぎて、一周回って冷静になったのか、自分で助けた仲間をわざわざ殺させるとはと履き捨て、再び頭から赤い羽根を引き抜く。
 
 今度こそ確実にポップをぶっ殺すと、ガルダンディーは空高くに跳び上がる。が、彼はすでにポップよりもヒュンケルに狙いを定めている。
 次はテメエだと、ヒュンケルを挑発するガルダンディーだが、ヒュンケルは眉一つ動かさない。

 そして、立つ力も無くずっと蹲っていたポップが、ここで立ち上がる。
 彼が考えているのは、一つだけ。

ポップ(後、たった二つでいい……おれの魔法力よ、持ってくれ……!)

 身構えるポップに向かって、空から襲いかかってくるガルダンディー。迫り来る敵に怯まず、ポップはトベルーラの呪文を唱える。
 空に舞い上がったポップは、一瞬でガルダンディーの頭上を取る。

 空中戦を仕掛けられたガルダンディーは翼をはためかせようとするが、その瞬間、彼の片羽は根元から千切れた。
 驚愕するガルダンディーと違い、ヒュンケルは予定調和だとでも言わんばかりに落ち着いている。

 彼は、自分の必殺技がガルダンディーに与えたダメージを把握していた。だからこそ、ガルダンディーに勝利はないと断言していたのだ。

 羽を失い、落下していくガルダンディーを、追うように下降するポップは両手に全魔法力を込める。
 ガルダンディーの口の中に、イオの魔法をぶちかますポップ。

 空中に爆苑が広がり、その中からポップとガルダンディーの身体が投げ出される。
 先に落下したのは、ガルダンディー。

 白目を剥き、全ての羽を失った彼は戦闘不能に陥っていた。ガルダンディーの名を叫ぶボラホーン。

 一方、ポップはなんとかスピードを殺し、怪我をしない程度の速度で地面に落下するように着地する。
 勝ちはしたが、魔法力がカラになったポップは立ち上がる力もない。

 そんなポップに、背中越しに声をかけるヒュンケル。
 後の心配は要らないから、休めというその言葉に、心配なんかしていないと憎まれ口を叩き、ポップはその場に倒れ込む。
 
 そっと振り向いたヒュンケルが見た時は、ポップはもう気絶してしまったのかピクリとも動かなかった。

ヒュンケル(……本当によくやったぞ、ポップ)

 満足そうな笑みを浮かべるヒュンケル――が、その表情はボラホーンに向けられた時には一変する。
 仲間を失い、怒り狂うボラホーンだが、落ち着いているように見えてヒュンケルもまた、仲間への攻撃に怒りを感じていた。

 剣を抜き打ちざまに闘気と飛ばし、ボラホーンの牙を二本とも折り飛ばす。苦痛に顔を押さえてうめくボラホーンに対して、ヒュンケルは怒りをむき出しにする。

ヒュンケル「オレの弟弟子をいたぶってくれた礼は、そんな程度ではすまさんからな……!」

 牙を折られた恨みから、ヒュンケルに真っ先に襲いかかってのはボラホーンだった。拳を握りしめてヒュンケルに殴りかかるボラホーンだが、ヒュンケルはそれを軽々と受け止めた。

 体格差では大人と子供以上の差があるのに、ボラホーンの渾身の一撃は、ヒュンケルが軽く上げた拳であっさりと押さえられてしまう。
 驚くボラホーンに、ヒュンケルは自分の仲間にはおまえの倍は腕力のある奴がいると挑発し、相手が激昂した隙を突いて腹を蹴り飛ばす。

 後ずさりボラホーンに、さらに挑発するヒュンケル。
 よろめいていたボラホーンは、突如、コースドブレスを吐き出した。マヒャド級の吹雪がヒュンケルを包むのを見て、ラーハルトはこれで勝負は決まったと静観する。

 氷の息を吐きながらボラホーンは鎖鎌を振り回し、攻撃に備える。
 相手を凍らせてから攻撃を仕掛ける、ボラホーン自慢の必勝法だ。だが、自信満々な彼の目の前で、吹雪の中から連続した金属音が響き渡る。
 疑問を感じつつも、攻撃を仕掛けるボラホーン。

 だが、必殺の鎖鎌を受け止めたのは鎧姿のヒュンケルだった。
 一風変わった鎧姿を見て、ラーハルトが大きく目を見開く。だが、驚きがそれ以上に大きいのはボラホーンの方だ。

 必勝法が通じなかったことに動揺し、鎖を引いてヒュンケルを引き寄せようとするが、ヒュンケルは手刀で鎖を切り落としてしまう。
 力のバランスが狂ってたたらを踏んだ瞬間、ヒュンケルがものすごい勢いで突っ込んできた。
 
 地を這うような低い姿勢で疾走し、ボラホーンの顎を狙って拳を振り抜く。高々と宙を舞ったボラホーンに対し、ヒュンケルは遊びは終わりだと言って額に飾られた剣を手にする。

 鞭のようにしなった剣は、一瞬で硬化した。左手を前に突き出してから、一気に相手を貫く大技――ブラッディースクライドがボラホーンを貫く。腹に大穴を開け、地べたに落ちるボラホーン。

 敵を倒したことを確認したヒュンケルは、ゆっくりと最後の一人を振り返る。その視線を静かに受け止めるラーハルトの手には、物々しい槍が握られていた――。





 その頃、テランの地下牢の前にいたメルルは、ハッとしたように息をのむ。
 敵の数が減ったようだと告げるメルルに、レオナ達は注目している。だが、ダイだけはしょんぼりと牢の中で座り込んでいるだけだった。






 メルルは知るはずも無かったが、ポップとヒュンケルの活躍により、竜騎衆のうち二人はすでに倒されていた。
 最後の一人に向けて、次は貴様の番かと問いかけるヒュンケル。

 残された一人、ラーハルトは微塵の焦りも動揺もない。ヒュンケルを人間にしてはやるなと、褒めるぐらいの余裕すらある。

 それを虚勢を受け止め、ヒュンケルは自分の鎧が魔法やブレスを無効化することを教える。だが、それでもラーハルトは揺さぶられなかった。
 それどころか、ラーハルトにはヒュンケル以上の知識があった。鎧の魔剣が魔界の名工ロン・ベルクの作品だと言い、自分もまた同じ武具を所有していると告げる。

 彼の身構えた槍は、アムドのかけ声と共に変形し、鎧となってラーハルトの身体を包んだ――。


 予想外のもう一つの魔鎧に、驚くヒュンケル。
 デザインに差違はあるが、同一の作者のものだと一目で分かる作りに、ラーハルトの言葉が真実だと察するヒュンケル。

 武具は同じ……だが、腕は自分の方が上だからこちらが有利だと言い切るラーハルトに、ヒュンケルは怒りを抑えきれない。
 剣を振りかぶってラーハルトに斬りかかるが、その一撃をラーハルトは腕についた籠手型の盾で払いのける。

ラーハルト「おまえの秘技を拝ませてもらった礼をせねばなるまい」

 籠手に組こまれた柄を引き抜くと、短い槍が現れる。が、それは一振りすると身長以上に伸びて、立派な槍へと変化した。
 今度は自分の番だと、ラーハルトは槍を身構え、秘技を見せる。

 伸びるように動く槍の動きに、ヒュンケルは一歩も動けなかった。
 兜が高々と空を舞い、地面に転がる。
 だが、ヒュンケル本人は無事だった。すぐ首元に穂先を突きつけられたままだが、傷一つ負っていない。

 ラーハルトは自分の腕前を誇示するために、わざと兜のみを跳ね飛ばしたのだ。
 それを悟って、悔しさに打ち震えるヒュンケルだが、すぐに後ろに大きく跳んで距離を取る。

 しかし、それはヒュンケルが躱したから無傷だったわけではない。
 ラーハルトは、落ちた兜を見ろと言ってくる。ヒュンケルが目を向けた時、兜は真っ二つに割れてしまった。
 自分の技量を誇り、ヒュンケルに真似を出来るかと挑発的に問いかけるラーハルト。

 さすがのヒュンケルも、ラーハルトのその神業的な腕を認めざるを得ない。
 しかし、続けざまにラーハルトから指摘される自分の欠点や、力任せの剣だと言う言葉を甘受できるほど、ヒュンケルは達観はしていなかった。

 怒りも露わにラーハルトに斬りかかるヒュンケル。
 が、斬ったと思った彼の身体は陽炎のように揺らめいて消える。いつの間にか背後に移動していたラーハルトに再度剣を振るうが、それも手応えがない。

 あまりにも動きが速すぎて、ヒュンケルはラーハルトの残像を斬っているにすぎない。
 そして、ラーハルトは特に攻撃するでもなく、それでいて的確にヒュンケルの背後を取ってくる。

 ヒュンケルは海波斬を繰り出すが、アバン流刀殺法の中で最速の技でも、ラーハルトの動きを捉えることは出来ない。
 割れた岩を見つめ、呆然とするヒュンケルの背後に立つラーハルトを察知した途端、ヒュンケルは剣を振るう。

 それを槍で受け止めるラーハルト。
 力任せのつばぜり合いでは、どうやらヒュンケルの方が上のようだ。が、ラーハルトは槍の石突きをヒュンケルに当て、距離を取る。

 槍をバトンのようにクルクルと回しながら、攻撃を放つラーハルト。
 その一撃で、ヒュンケルの肩当てが吹き飛ぶ。ヒュンケルには、相手の太刀筋が見えていないのだ。

 槍の出所が分からず、次々とラーハルトの攻撃を食らうヒュンケル。無敵のはずの鎧が、徐々に砕かれていく。鎧の破片が散らばる中、ヒュンケルはなんとか反撃する方法を考えていた。

 が、ラーハルトの攻撃を見切ることは出来ず、崖まで飛ばされてしまう。崩れ込んだヒュンケルに対して、ラーハルトは止めを刺そうとする。
 桁違いの強さを実感し、相手のスピードを捉えるのは不可能と判断しつつ、ヒュンケルはそれでも諦めなかった。
 
 避けられないのなら、相手の攻撃を敢えて受け、動きが止まった一瞬を狙って反撃する――捨て身のカウンターを決意するヒュンケル。
 鬼気迫る気迫を見せるヒュンケルを、余裕の表情で眺めやるラーハルト。

 止めを刺すと宣言し、技を放つラーハルト。
 その攻撃を受け止め、ヒュンケルはブラッディースクライドを放った。だが、狙いは大きくはずれてしまった。

 今のラーハルトの攻撃は、手甲を投げたに過ぎなかった。予想していたよりも軽い攻撃のせいで、カウンターは不十分な形で放ってしまった。
 手札を切ってしまったヒュンケルに、ラーハルトが高々と跳び上がった姿勢から秘技を放ってくる。

 ラーハルトの必殺技、ハーケンディストールがヒュンケルを貫く。地面に大きな切れ込みを入れるほどの技は、強烈だった。

 鎧が粉々に砕け、ヒュンケルはそのまま後ろに倒れる。自分を遙かに上回るラーハルトの強さに驚愕しながら、ヒュンケルはダイの名を呟きながら地面に倒れ込んだ。

 勝利したラーハルトは、倒れたヒュンケルを冷めた目で見やる。

ラーハルト「所詮は人間だったか……」





 その頃――ダイの入れられた牢屋の前で、メルルとレオナは敵の様子が変化したことについて話し合っていた。
 もう一度水晶玉を使おうとするナバラだったが、その時、聞き覚えのある音が響き渡る。

 ダイとバランの紋章が共鳴した時に鳴り響いていた音……牢の中を見ると、ポップのバンダナで隠されたダイの額が、青く輝いていた。

ダイ「だれか、ここに来るよ。……分かるんだ……ぼくは、その人を知っている……!」

 どこか嬉しそうに、そう言うダイ。





 そして、森の中を静かに歩くバランの姿があった。
 ダイが何処にかくまわれようと、バランにはダイの居場所が分かる。ダイがバランの存在を察知したように、バランもまたダイの存在を感じ取り、そこに向けて歩いて行く。
 テラン城は、すぐ目の前だった――。

 
 


《感想》

『ヒュンケル、贔屓されすぎやろ……っ』
 と、心の底から叫びたくなった回でした(笑)
 いや、まあ、知ってましてけどね! 原作でも、思いっきりヒュンケルがいいところを持っていきまくりでしたし。

 バランパパン、着地がポップよりも派手とは(笑) い、いや、きっと息子を取り戻したいと気が焦るあまり、思わず無駄に力んでしまった結果でしょう、多分。

 地下牢でしょんぼりとしているダイが、さながら囚われのお姫様のように涙ぐんでて、可愛いです。ある意味、囚われのレオナよりもしおらしげかも。

 そして、物語はガルダンディーがポップをいたぶっているシーンから、ヒュンケル登場までを繰り返し。なにやら、繰り返しシーンがいつになく長かったような気が。

 まるで、もう一度このシーンを見ておきたかったと思うヒュンポプな願いを叶えたかのごとく、いいところをしっかりと繰り返していましたよ!

 竜騎衆のヒュンケルの説明、思いっきり大胆にカットされていましたね。ラーハルトしか語っていませんでした。はっ、もしやボラホーンとガルダンディー、バランの説明をきちんと聞いていなかったのでは……?(笑)

 ポップとヒュンケルの会話シーン、ヒュンケルがポップの言葉に反応してそちらを向くなど、原作にはない細やかなシーンが追加されていました。
 いいなと思ったのが、ヒュンケルがポップに向ける目は穏やかなのに、竜騎衆には途端に鋭い視線を向けている辺りですね。

 ポップの方は、ヒュンケルの様子まで気にする余裕もなく、ダイに関することを辛そうな表情で話しているのが、また良かったです!

 ヒュンケルがポップにガルダンディーを譲るシーン、思っていたいた以上に台詞のやり取りがいいですね♪
 ポップが負けることなど微塵も考えていない、ヒュンケルの強気さが好きです。

 ガルダンディーの怒りも、緩急がついていていいですね。
 原作では終始、ヒステリックに喚き散らすキャラに見えたのですが、アニメでは感情的に怒りをぶちまける直情さに加え、時折、斜に構えて相手を小馬鹿にする不遜さが混じるのが、実に個性的な悪役っぷりです。

 特に、相手をバカ呼ばわりする時の、やや巻き舌気味な『ヴァカ』と言う発音が好みですよ。

 ガルダンディーとポップとの戦い、スピード感が最高でしたっ! 跳び上がる動きから、空中で一瞬止まった絵の見せ方の落差が大きいだけに、目を奪われます。
 マントを翻しての空中戦に感動しましたよっ。

 ヒュンケルがブラッディースクライドの説明をするシーンで、回想シーンが混じるとは思いませんでした。より、分かりやすくなっている感じでよかったです。

 でも、残念なのがポップのイオ炸裂シーン。
 原作通りの影を強調したカットが入っていたのに、なぜにあんなに短い時間にしちゃったんでしょうかね? 一瞬過ぎて見るのに苦労しました。ええーんっ、もっと見たかったのに〜。

 そう言えば、ガルダンディーの死因は口内からの魔法攻撃で、愛竜のルードと同じですね。ポップがわざわざ狙ってやる余裕があったとも思えませんが、せめてもの慰めに……なるんでしょうかね?

 ポップとヒュンケルのやり取りは、やっぱりいいです! 弟弟子発言の怒りのシーンと言い、これでヒュンポプ派推進運動が起きても不思議はないと思えるぐらい、ヒュンケルが優しく見えましたとも! ええ、筆者はダイポプ派ですが(笑)

 ところで、ボラホーンがガルダンディーをしっかりとお姫様抱っこしているのを見て、つい爆笑しちゃいました。うっ、ボラガル……? 今まで一度も考えたことのない組み合わせが脳裏をよぎったような――。

 原作では単に抱き起こしているだけに見えたのですが、アニメでは完璧にお姫様抱っこ……! えー、地面にめり込んでいるガルダンディーって見た目よりも重そうなのにー。
 ボラホーン、意外と紳士だったのかな?(笑)

 でも、牙を折られた瞬間に放り出して、更にはその後、見向きもしていないので、やっぱり紳士ではない気がしますね。

 ヒュンケル対ボラホーン戦、ヒュンケルの疾走シーンが実に見事でした! やっぱり力比べより、動きの速さの方が見栄えがしますね。
 アッパーカットからブラッディースクライドまで続く、流れるようなアクションが実に良かったです。

 ヒュンケルとラーハルト戦が始まるか、というタイミングで、メルルを通じてテランでのカットが入るとは、いい編集でした♪ いかにも同時進行中って感じですね。その割には、バランの動きが遅いですが(笑)

 ラーハルトのアムドシーン、カッコイイッ。
 CM前と後で二回やっていましたね(笑) それぐらい大事なシーンだと言いたいんでしょうか?

 ヒュンケルタイラーハルト戦、余裕のないヒュンケルと残像が見えるぐらい早いラーハルトの対比がいいですねえ。つい、幽遊○書の名台詞「残像だ……」を聞きたくなりました(笑)

 ラーハルトの槍の構え方や、対峙のさせ方、めちゃくちゃ格好いい……! そして、ヒュンケルはどんどん肌色露出度が高くなっていく(笑)
 同じ痛めつけられるにしても、ダメージは受けても露出しなかったポップに比べ、ヒュンケルはどんどん脱いでいくスタイルですね。

 ハドラーもそうですが、やっぱりシックスパックの見事な肉体美があるキャラから脱がせていくんでしょうか? 

 冗談はさておき、カウンターを決意した時のヒュンケルのカットが気に入りました! まさに鬼気迫ると言った雰囲気で、今にも何かやりそうな気が満ちあふれていますよ! いや、そこは死んだ振りをしておきましょうよと言いたくなりましたー。
 あれでは、反撃の意図がバレバレですね。

 ラーハルトの必殺技、ハーケンディストール、発音が思っていたのと違っていたんだと、今になって初めて気がつきました!

 ドラクエのCDシアターや旧アニメでほとんどの魔法や技のアクセントを聞いていたので、大抵の魔法や技のアクセントはリメイクアニメでも同じで馴染みが深かったのですが、旧アニメ未登場の技や魔法に関してはアクセントで思い違いがありそうですね。
 この先の楽しみが増えました!

 ヒュンケルの敗北シーン、引っ張りますね〜。一度負けて、次週は勝つ……ジャンプ作品ならではの展開は嬉しいのですが……ポップの竜騎衆挑戦は控え目で終わった気がするのに、やっぱりヒュンケルは思いっきり贔屓されている気がします(笑)

 最後にダイ達の様子が挿入されているのが、ちょっとホラーっぽいぐらい怖いです。バランパパンはやっぱり最強キャラだと、しみじみ実感しましたよ〜。
 
 次週予告では、またもヒュンケルとラーハルトがメインっぽいですね。でも、ソアラさんの出番がやってきそうなので、そこも楽しみです。

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