『スイカ割り大会に行こう! 後編』

  
 


1話『渚の巨大スイカ割り大会!?』(イベントシーン)

 前編と同じ舞台の浜辺。
 ダイ、レオナ、ベンガーナ衣装。ポップ、ロモス衣装。マァム、サマースタイル。ヒュンケル、アバンの使徒衣装。

ピラ「さぁ、待ちに待った大会ね! 気合い入れていきましょっ!!」(♪マーク付き)

 ピラちゃん、満面の笑顔。

大会主催者「た、たいへんだぁ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!」

 前にも見かけたゴッポルさん似の村人さん(笑) 驚き顔。揺れるエフェクト付き。

マァム「ちょっと、今度はなに!?」(!!マーク付き)

 マァム、驚きの表情。BGM緊迫感。

大会主催者「す、スイカが……!」

ダイ「また盗まれちゃったの?」(?マーク付き)

ポップ「うお、ダイ! なんだありゃ!?」(!!マーク付き)

 ポップ、驚きの表情。

大会主催者「スイカが……大きくなりすぎてしまいました!」

ピラ「ちょっと、どういうことなのよ!?」(汗マーク付き)

 ピラちゃん、驚きの表情。

大会主催者「スイカがすぐ育つ……特殊な栄養剤とやらを使ったら……こんなに巨大に……」

 ゴッポルさん似の男、通常表情に。BGM、陽気でお間抜け感のあるものに変化。

マァム「なんでそんな怪しいモノを……」(黒渦巻きマーク付き)

 マァム、不機嫌そうに目を閉じている。呆れている風。

ポップ「うぉい、モンスターも現れたぞ!?」

 ポップ、驚きの表情。吠え声のような音。

大会主催者「こうなったら仕方ありません……」

マァム「そうね、安全を考えたら中止したほうがいいわね……」

大会主催者「大会ルールを変更いたしますッ!!」

ピラ「ええっ!?」(!!マーク付き)

大会主催者「今回の『渚のスイカ割り大会』ルールはモンスターを討伐しつつ……巨大スイカを皆が食べやすくキレイに割れるかを競いますッ!!」

マァム「それじゃ一般の人は参加できないじゃない……」

参加者1「スイカが貰えるのが目当てだしなあ……」

 黒髪の幼い男の子。テランでダイが会った少年似。

参加者2「美味しく食べられるなら見てるほうが安全よね」

 茶髪ポニーテールの女性。……って、あなたはデパートの店員さんでは?(笑)

参加者3「絆の勇者様がきっとうまくやってくれるでしょ」

 イケメン風の男。前編では大会主催者だったくせに、しれっと参加者になりきっていますけど!?(笑)

マァム「………………」(黒渦巻きマーク付き)

 マァム、怒りの表情で目を閉じている。

大会主催者「では、新ルールでの参加者は、ただちにモンスター討伐……巨大スイカ割りに向かってください! 大会、スタートですッ!!」

ピラ「なんだかハチャメチャだけど……主人公!」

 ピラちゃん、目を閉じている。

ピラ「みんな、行くわよ!」

 ピラちゃん、真剣な表情。

主人公「行こう、ヒュンケル!」
主人公「ヒュンケル、出番だよ!」

ヒュンケル「え……?」(?マーク付き)

 ヒュンケル、驚きの表情。戸惑っている風。


2話『ヒュンケルを選んだ理由』

 舞台は変わらず浜辺

ダイ「食べやすくキレイに割るか……ちょっと難しそうだね」

ポップ「おう、主人公。なんでヒュンケル連れてきたんだよ?」

ポップ「はぁ? ヒュンケルが一番適任だと思ったから……って?」

 ポップ、驚きの表情。戸惑っている風。

 ☆ ☆ ☆

ダイ「確かにそうかも! 剣と槍の両方使えるし!」

ダイ「アバン流刀殺法の一番の使い手だもんね!!」

 ダイ、満面の笑顔。

ポップ「まぁ、そうっちゃそうか」

 ポップ、目を閉じている。ドヤ顔風。


3話『改めてルール説明』

 舞台は変わらず浜辺

ヒュンケル「……スイカには興味が無いが、この状況を放っておくわけにはいかんな。で、どうするのが一番いいんだ、ピラよ?」

ピラ「えっとこれ、モンスターじゃなくってスイカ割りのことを聞いてるのよね?」

 ☆ ☆ ☆

ピラ「見学にまわった参加者は、少し離れて見ることになったわ」

ピラ「だから、参加者の食べやすい大きさに切って、そこにうまく届くように飛ばせばいいんだと思うんだけど……」

 ピラちゃん、目を閉じている。


4話『真面目な男』

 舞台は変わらず浜辺。ボスの後ろに、巨大スイカが出現する。ただし、特に効果の無い背景。

ヒュンケル「食べやすい大きさ……これくらいか?」

ポップ「おいおい、それじゃただの半分だろ?」

 ポップ、驚きの表情。呆れている風。

ダイ「子供たちのことも考えたら、もうちょっと小さいほうがいいよ」

 ☆ ☆ ☆

ヒュンケル「……そうか。では、これくらいかッ!?」

 ヒュンケル、真剣な表情。口を大きく開け、最大限の怒り表情である(笑)

ピラ「わお! すごいわヒュンケル。これで最終的に三角形になると」

ピラ「持ちやすく食べやすい形になるわ。芸術点も貰えちゃうかも!」

 ピラちゃん、満面の笑顔。


5話『スイカ割りの極意?』

 舞台は変わらず浜辺。この面では、ボスの後ろに巨大スイカはなし。

マァム「効率を考えて、最終的に切り刻むのはヒュンケルにしましょ。私たちはヒュンケルが切りやすい場所に、モンスターとスイカを!」

ダイ「オッケー、マァム!!」

 ダイ、満面の笑顔。

 ☆ ☆ ☆

ヒュンケル「ピラ……さっき言っていた芸術点とはなんだ?」

ピラ「あら、聞いてたのね! 芸術点っていうのは美しさのことよ」

ピラ「スイカは綺麗な二等辺三角形だと、美しく食べやすいみたいなのよ」

 ピラちゃん、半目。悪戯っ子風。


6話『美しく、食べやすく!!』

 舞台は変わらず浜辺。ボスの後ろに、巨大スイカが出現する。ただし、特に効果の無い背景。

マァム「……ッ!! いたわ! 巨大スイカと大きなモンスター!!」

 マァム、水鉄砲魔弾銃を構えて、戦いの表情。

ヒュンケル「マァム、敵を倒すことよりも二等辺三角形で美しく、だ」

マァム「え……?」

 マァム、驚きの表情。きょとん風。

 ☆ ☆ ☆

ヒュンケル「敵の存在はどうでもいい……スイカをいかに芸術的に斬るかだ!」

 ヒュンケル、真剣な表情。笑っちゃうぐらい真面目な怒りの表情。

マァム「ヒュン……ケル……?」

 マァム、驚きの表情。きょとん風。

ヒュンケル「ミラドシアの住人が美味しく食べられるスイカをッ!!!」

 ヒュンケル、真剣な表情。笑っちゃうぐらい真面目な怒りの表情。


7話『みんなで美味しく食べよう』(イベントシーン)

 変わらず浜辺。暢気で明るいBGM。

参加者1「すごかったわぁ、あの剣士さま! モンスターも一撃だったし!!」(ハートマーク付き)

 女性。春イベントのデパートの店員さん。って、その他のイベントでもイケメン男店員と恋人じゃなかったんかい(笑)

参加者2「スイカきれいでおいしい〜♪ 絆の勇者一行様々ね!」(♪マーク付き)

 小さな女の子。前に迷子になったイベントでポップに助けられた子だった子ですね(笑)

大会主催者「見事モンスターを倒し、優勝に輝いたのは絆の勇者一考のヒュンケル選手です!!! 優勝賞品として、渚のスイカ割り大会特選サマースタイル衣装を贈呈します!」

 ゴッポルさん似の男。中央がピカッと光って、男性向き水着イラストが中央に。上着付きで露出度抑えめ。

ヒュンケル「いや……オレは……」(汗マーク付き)

 ヒュンケル、驚きの表情。戸惑っている風。

マァム「貰ったほうがいいわよ、ヒュンケル。あなた好きあの果汁でびっしょりじゃない」

クロコダイン「そのままでいると、虫にたかられるぞ?」

ヒュンケル「言われてみれば……そうだな……」

ピラ「そうよ、さっさと着替えちゃいましょ!」(♪マーク付き)

 ピラちゃん、満面の笑顔。暗転。
 ヒュンケルがサマースタイル衣装で登場。セパレートタイプの水着の上に、腕まくりした長袖シャツを羽織っているスタイル。

ヒュンケル「……ふむ。涼しくて動きやすい、悪くないな」

ピラ「あら、ヒュンケルもお似合いじゃない!」(ハートマーク付き)

 ピラちゃん、満面の笑顔。

ヒュンケル「ミラドシアの衣装職人の技術は、目をみはるものがあるな」

ピラ「でしょう!」

 ピラちゃん、半目でニヤリ。悪戯っ子風。

レオナ「というか、ミラドシアの住人はあなたのその姿に目をみはってるかもね!」

ヒュンケル「……? どういうことだ?」(?マーク付き)

レオナ「フフッ、わからなきゃいいのよ、別に」

ポップ「おーい、早く食おうぜ、スイカ! せっかくみんなに行き届いたんだしよ」

ダイ「みんなで一緒に食べようよ!」(♪マーク付き)

 ダイ、満面の笑顔。

ピラ「そうね、みずみずしいスイカで喉をうるおしましょう!!」

ピラ「さ、ヒュンケル、あなたも!!」

 ピラちゃん、満面の笑顔。

ヒュンケル「……ああ」

大会主催者「さあ、みなさんお手元にスイカはございますね!? では、今回の『渚のスイカ割り大会』大成功にスイカで乾杯〜〜〜〜〜ッ!」

 歓声の後、暗転。


《感想》

 爆笑モノの夏のイベント第二段!
 ヒュンケルって、つくづく1度に一つのことしか考えられない人なんだなぁと笑っちゃいました。まさか、ヒュンケルが敵なんかどうでもいいとまで言う日がくるとは(笑)

 マァムの言葉セレクトがさりげに物騒なのも、お笑いポイント。後、今回、ポップの台詞が極端に少なかったのは、マァムの水着に見とれて喋る余裕が無かったのではと邪推しています(笑) ヒュンケルに憎まれ口一つ叩いていませんでしたし。

 実は、最後のイベントシーンで、主人公のセリフが一つも無かったのも珍しいポイント。もしかすると、主人公も性別によって、マァムかヒュンケルに見とれていたのかもしれません。


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中級 2〜6話、8話 共闘の試練(マルチ)
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