『王家の服を受け継ぐ賢者』 |
1話『考え込むレオナ』(イベントシーン)
明るい森の小道。しかし、緊迫感のあるBGM。 ダイ「くっ、敵が多い!」 ダイ、真剣な表情。 ポップ「姫さん! 指示頼むぜ!!」 ポップ、真剣な表情。 レオナ「ダイ君は敵を切り崩して! ポップ君はダイのフォローを! マァムは……」 マァム「レオナ! 危ない!」(!!マーク付き) マァム、驚きの表情。 レオナ「えっ!?」(!マーク付き) レオナ、驚きの表情。 モンスター「ウオオオ!」 黒いガスト状のモンスター出現。吠え声付き。 レオナ「きゃあ!」(!!マーク付き) レオナ、驚きの表情。揺れる演出。 マァム「やああああ!」 マァム、戦いの表情。白く光る演出と攻撃音。 モンスター「グオオオオオオ!」 モンスター、揺れる演出の後で消える。 マァム「ふう……大丈夫、レオナ?」 マァム、嬉しそうな表情。 レオナ「え、ええ……」 レオナ、驚きの表情。BGM消失。画面暗転。 レオナ「………………」 真剣な表情で目を閉じている。何か考えている風。暗転。 ピラ「ねえ、みんな。ちょっと来てもらっていい?」 マァム「なに、ピラちゃん?」 ピラ「実は……」 暗転。 ダイ「え、レオナが元気ないって?」(!!マーク付き) ダイ、驚きの表情。 ピラ「ちょっと、ダイ! 声が多いわよ!」(!マーク付き) ピラちゃん、驚きの表情。 主人公「そうかなあ」 ポップ「いや、おれも実はそんな気がしてたぜ」 ダイ「どうして?」(?マーク付き) ポップ「ほら、姫さんってよ、魔弾銃(まだんガン)が壊れたとき……」 ポップ、目を閉じている。ドヤ顔風。 ポップ「マァムにズバっと厳しいことを言っただろう? そのマァムに助けられたから、気にしてるんじゃねえか?」 ダイ「ええ、そうかなあ」(!!マーク付き) ダイ、驚きの表情。 マァム(レオナがそんなこと思うかしら……?) 2話『意気消沈?』
廃墟の小道。石畳の道があるが、やや苔を帯びている。道の左右にある建物も崩れ、蔦が絡んでいる。 レオナ「………………」 真剣な表情で目を閉じている。何か考えている風。 ピラ「ほら、見て! やっぱりレオナは元気がないわ!」 ポップ「ああ、いつもの姫さんらしくねえ」 ポップ、真剣な表情。 3話『ピラちゃんの思いつき』 ピラ「こうしてはいられないわ!」 ピラちゃん、戦いの表情。 マァム「どこ行くの、ピラちゃん?」 マァム、驚きの表情。 ピラ「レオナを励ますために、プレゼントを用意してくるわ!」 ピラちゃん、戦いの表情。 4話『熟考の理由』(イベントシーン) 場所は、パプニカの神殿。のんびりしたBGM。 ポップ「プレゼントとはピンクのヤツにしてはいいアイデアだな」 ポップ、目を閉じている。ドヤ顔風。 ダイ「レオナに直接聞いた方が早くないかなぁ……」 ポップ「かあー! まだまだお子ちゃまだな、ダイは」 ポップ、目を閉じている。ドヤ顔風。 ポップ「姫さんにもメンツってもんがあるんだから、こういうのは慎重にだな……」 主人公「ダイに賛成!」 ポップ「お、おい! 主人公!」 ポップ、驚きの表情。暗転。 レオナ「主人公、どうかした?」 主人公「このまえのこときにしてる?」 レオナ「え、どういうこと?」(?マーク付き) ポップ「直球すぎるだろ! 姫さん、すまねえ!」(!!マーク付き) ポップ、驚きの表情。焦っている風。 ポップ「主人公に悪気はねえんだ、許してやってくれ!」 ポップ、驚きの表情。焦っている風。 レオナ「だから、どういうこと? 全然話が見えないんだけど……」(黒渦巻きマーク付き) レオナ、驚きの表情。戸惑っている風。 ダイ「いや、ポップやピラちゃんがこの前の戦いのことを気にしてるんじゃないかって」 レオナ「この前のって……ああ、私がミスしちゃったってこと?」 ポップ「いや、ほら……前にズバっと言ったマァムに助けられたからよ。ちょっと引け目に感じてたりするのかなって……」 レオナ「やだ、そんなわけないでしょ」 レオナ、嬉しそうな表情。あっけらかんとした風。 レオナ「マァムは魔弾銃を失ったあとに、なにができるか自分でちゃんと考えた上で武闘家という新たな力を身につけて戦っているじゃない」 レオナ、目を閉じている。 レオナ「その姿勢を見習いたいとは思うけど、引け目を感じたりはしないわよ」 マァム「レオナ……」 マァム、嬉しそうな表情。 ダイ「じゃあ、なにをレオナは考えこんでいたの?」(?マーク付き) レオナ「決まってるじゃない」 レオナ、目を閉じている。 レオナ「私自身がなにをできるか、よ」 5話『反省とやるべきこと』 レオナ「前の戦い……みんなはちゃんと戦ってくれてたわ」 レオナ、目を閉じている。 レオナ「あれは私が至らなかったから、モンスターに奇襲されたのよ」 ポップ「そのことについて落ち込んでねえのかよ?」 ☆ ☆ ☆ レオナ「もちろん反省はしてるわ」 レオナ、目を閉じている。 レオナ「でも、いつまでもくよくよしてるわけにはいかない。大切なのは、同じミスを二度としないようにすることよ」 6話『研鑽』
レオナ「ミラドシアに来てますますみんなは強くなっている」 レオナ、目を閉じている。 レオナ「私にもさらなる研鑽(けんさん)が必要だって思ったのよ」 ダイ「さらなる研鑽(けんさん)って……?」 ☆ ☆ ☆ レオナ「私の強みを磨くこと……」 レオナ、目を閉じている。 レオナ「マァムが自分の強みを活かして武闘家になったようにね」 レオナ「自分の強みがなんなのか……それをずっと考えていたの」 レオナ、目を閉じている。 7話『レオナの強み』
マァム「自分の強み……それは見つかったの?」 レオナ「ええ、もちろん」 レオナ、目を閉じている。 レオナ「この戦いで、ちゃんとそれをみんなに見せるわ」 ☆ ☆ ☆ レオナ「ダイ君とマァムは敵に集中して! 私とポップ君は牽制よ!」 ポップ「へっ、なるほどな! わかったぜ、姫さん!」 ポップ、真剣な表情。 マァム「そういうことね……確かにそれはレオナの強みだわ」 マァム、嬉しそうな表情。 レオナ「敵が弱ってる! 今よ、みんな! こちらも出し惜しみなしで一気に敵を蹴散らすわよ!」 ダイ「わかった!」 ダイ、戦いの表情。 8話『王家の服』(イベントシーン)
パプニカの神殿跡。モンスターが二匹いるが、攻撃のエフェクトと共に悲鳴を上げ、一匹ずつ消える演出が繰り返される。 レオナ「快勝ね! みんな、お疲れ様!」 レオナ、嬉しそうな表情。 主人公「レオナの強みってなんなの?」 マァム「主人公、それはね……」 マァム、嬉しそうな表情。 ???「レオナ〜!」 謎のシルエットモンスター出現。が、ピラちゃんの影だとバレバレ(笑) レオナ「え、ピラちゃん?」(!!マーク付き) レオナ、驚きの表情。 ピラ「いい、レオナ? 落ち込むことはないわ! あなたの強みは……」 ピラちゃん、真剣な表情。 ピラ「冷静に状況判断して的確な指示を出したり、自分自身で最適な行動を取れること!」 ピラちゃん、目を閉じている。 ピラ「賢者と呼ばれるに相応しい知性と行動力こそがレオナの強みなのよ! そんなあなたにプレゼントを持ってきたから元気出して!」 ピラちゃん、真剣な表情。 マァム「……い、今、ピラちゃんが言ったとおりのことかな、アハハ」(汗マーク) マァム、驚きの表情。呆れて苦笑している風。 ポップ「おい、ピンク……お前の早とちりだったみたいだぞ。姫さん、全然落ち込んでないってよ」 ポップ、ジト目。 ピラ「ええっ!?」(!!マーク付き) ピラちゃん、白目を剥いてショック顔。 ポップ「ったく、しょうがねえヤツだな」 ポップ、目を閉じている。ドヤ顔風。 マァム「なに、しれっとピラちゃんだけのせいにしてるの」(怒りマーク付き) マァム、目を閉じて怒りの表情。 マァム「あんたも一緒になって騒いでたでしょうが……」 マァム、目を閉じて怒りの表情。 レオナ「まあまあ、いいじゃない。それよりもピラちゃん、私にプレゼントってなに?」 レオナ「すっごく気になるわ!」(♪マーク付き) レオナ、嬉しそうな表情。 ピラ「この服よ! 調査団の人たちに頼んで探してもらったの」 パプニカ王家の服のイラスト出現。 レオナ「パプニカ王家に代々伝わる服……ミラドシアにもあったのね!」(!マーク付き) レオナ、驚きの表情。 レオナ「気を引き締めたい今の気分にぴったりの服だわ」 レオナ、目を閉じている。 レオナ「ありがとう、ピラちゃん」 ピラ「レオナが喜んでくれてあたしもうれしい!」 ピラちゃん、満面の笑み。 マァム「冷静さや厳しさだけじゃない」 マァム、穏やかな表情で目を閉じている。 マァム「こういう明るさと前向きさを持ち合わせているリーダーだからこそ……」 マァム「みんな、レオナについていくのよね」 マァム、嬉しそうな表情。 レオナ「あー、でもこのベンガーナで買ったこの服もかなり気に入ってるのよねぇ」 レオナ、嬉しそうな顔。 レオナ「どっちを着るか、迷っちゃうなぁ!」(ハートマーク付き) レオナ、嬉しそうな表情。 ポップ「……冷静で厳しい?」 マァム「あ、ああいうムードメーカーなところも、レオナの強みなのよ……」(汗マーク付き) マァム、驚きの表情。呆れている風。 マァム(多分、ね……) マァム、驚きの表情。呆れている風。 《感想》 王家の服バージョンレオナの獲得イベントでした♪ イベント的にはポップとピラちゃんの勘違いと、レオナの強さ、彼女を理解しているマァムと言う展開で女の子達のしっかりさが目立つストーリーでした。 ただ、ちょっと深読みして考えてしまうと、実はポップの考察の方が正しかったように思えます。 本気でなんともないと思っているのなら、レオナは遠慮なしにガンガンとポップやピラちゃんにツッコんだり、からかったりしそうな気がしますし。 最後の衣装でことさらはしゃいで見せたのも、レオナの計算に見えちゃいます。 レオナの言ったことは嘘ではないけれど、その決意に至る前に一人で落ち込み、気にしたことは自分の中だけに抱え込んで、仲間にも打ち明けてく無いまま終わらせたかったんじゃないかと思います。 イベント的には特に難しくなかったですが、途中から賢者のイベントがもう一つ重なった上、続いて鎧のイベントも始まってしまったので、やりこみきれなかった印象です。 初級 2〜3話、5〜7話 |