『占い師の少女の小さな決意』

  


1話『レオナの相談事』(イベントシーン)

 黒い画面に白い文字。

『メルルが『ミラドシア』に来てしばらく。
 彼女のが開いた占い場は、その能力もあり恐ろしいほどあたると噂になっていた。
 一方、主人公とダイはレオナから相談があると言われ……
 ポップを伴い、レオナのところへ向かっていた――』

 賑やかな町並み。丘の上に城があるのが見える。穏やかなBGM。
 ダイ、ポップ、レオナ、ベンガーナ衣装。

ポップ「へぇ、メルルの店ってそんなに人気なのか」

ダイ「うん、昨日もお客さんの列ができてたね」

ピラ「店の前から、通りを挟んでずーっと続いていたわ!」(♪マーク付き)

ポップ「大繁盛じゃねぇか!」(!!マーク付き)

 ポップ、驚きの表情。

ダイ「メルルも「ミラドシア」に来てすぐはどうしたらいいか困ってたみたいだけど……」

ダイ「やれることがあってよかったよね」

 ダイ、満面の笑顔。

ポップ「メルルの裏ニアはすげぇからな!」

 ポップ、目を閉じている。ドヤ顔風。

ピラ「なんで、ポップが自慢げなのよ」(汗マーク付き)

 ピラちゃん、半目で悲しげな表情。呆れている風。

ポップ「べ、別にいいじゃねぇか」

 ポップ、驚きの表情。焦っている風。

ポップ「実際、メルルの力には助けられてんだしよ」

ダイ「そうだね、ベンガーナで出会ってからいろいろなことがあったなぁ」

 ダイ、目を閉じている。思いだしている風。

ピラ「そんなに当たるなら、あたしもなにか占って貰おうかしら?」(♪マーク付き)

 ピラちゃん、満面の笑み。

ピラ「ねぇ、主人公はもう占って貰ったりしたの?」

主人公「まだ……」
 →ピラ「なによ! まだ占って貰ってないのね! ちょっと期待しちゃったじゃない」

 ピラちゃん、半目で悲しげな表情。呆れている風。

主人公「実は……」
 →ピラ「え!? 占って貰ったの!? なに? なにを占って貰ったの!?」(!マーク付き)

 ピラちゃん、驚きの表情。

ダイ「ははは……」(汗マーク付き)
 
 ダイ、満面の笑み。笑ってごまかせ風(笑)

ポップ「ところで、ダイ。今日は、姫さんに呼ばれたんだよな? なんの相談か聞いてるか?」

ダイ「うーん……」
 
 ダイ、目を閉じている。

ダイ「最近、敵の襲撃が多いし、そのことじゃないかな? 動きがつかめないって困ってたし……」

ポップ「敵って、ゼバロのとこのモンスターか?」(?マーク付き)

ポップ「そんなの、メルルに占って貰えば――」

 ポップ、目を閉じている。

レオナ「ダイ君!」

 レオナ、登場。緊迫したBGMに変化。

ダイ「レオナ!?」(!!マーク付き)

 ダイ、驚きの表情。

ダイ「どうしてここに!? これから行くところだったのに」

 ダイ、驚きの表情。

レオナ「それよりも、大変よ! 近くの街にモンスターが!!」


2話『襲撃』

ポップ「いつもいつも急に現れやがって!」

 ポップ、怒りの表情。

ポップ「とっとと倒しちまおう! 相談はその後だ!」

 ポップ、戦いの表情。

レオナ「…………」

 ☆ ☆ ☆

ポップ「敵さん、前に戦った時より強くなってねぇか?」

 ポップ、戦いの表情。

ダイ「うん、おれもそう感じた」

 ダイ、戦いの表情。

レオナ「やっぱり、二人ともそう感じるのね……」


3話『ポップのアイデア』

ダイ「いくら倒してもキリがないね。数も増えてるみたいだ」

 ダイ、苦痛の表情。

レオナ「襲撃のタイミングも読めないわ。今回は警備の人が気づいたけど……」

ダイ「敵がどこに潜んでいるか分かれば、先手を打てるんだけど……」

 ダイ、真剣な表情。

 ☆ ☆ ☆

ポップ「なぁ、メルルに敵の根城を占って貰えばいいんじゃねぇか?」

レオナ「その手があったわね!」
 
ポップ「そうと決まれば、メルルのところへ行こうぜ!」

 ポップ、真剣な表情。


4話『メルルの心配事』(イベントシーン)

 真っ黒画面に、白い文字。

『敵を退けた主人公たちは、ポップの提案でメルルの占い場を訪れていた』

 レンガ造りの小道の敷かれた、オシャレな町並み。家々に花壇が飾られ、街灯がしつらえれれている。盆地のような地形なのか、遠くに山並みが見える。
 穏やかなBGM

ダイ「……というわけなんだけど」

メルル「敵が根城をにしてる場所を占う、ですか……? 可能だとは思いますが……」

 メルル、驚きの表情。顔を赤らめて控え目な表情なのが、可愛い♪

レオナ「お願いできないかしら? 今のままでは、先手を打てない分、警備の人たちが疲弊するばかりだわ」

ピラ「敵の根城がわかれば、先手を打てるものね!」

ポップ「おれからも頼むぜ」

 ポップ、戦いの表情。

メルル「……わかりました」

 メルル、真剣な表情。

メルル「準備をするので、少しお待ちください」

 暗転。場所は変わらず。

メルル「お待たせしました」

メルル「では、始めます……!」

 メルル、真剣な表情。

メルル「…………」(黒渦巻きマーク付き)

 メルル、真剣な表情。BGM停止。

メルル「……っ!」(!マーク付き)

 メルル、驚きの表情。緊迫したBGM

ポップ「どうした!? なにかわかったのか!?」

 ポップ、驚きの表情。

メルル「これは……!」(!!マーク付き)

 メルル、真剣な表情。

メルル(街道沿いの洞窟の中……? でも、そこに行くと……)

 メルル、真剣な表情。

レオナ「敵の根城がわかったのね……!?」

メルル「はい。ただ……」(黒渦巻きマーク付き)

 メルル、悲しげな表情。

ポップ「よっしゃ! なら、善は急げだ!」

 ポップ、真剣な表情。

ポップ「ダイ、姫さん、主人公! さっそく倒しに行こうぜ!」

 ポップ、戦いの表情。

ダイ「そうだね!」

 ダイ、真剣な表情。

メルル「で、ですが、そこに行くと……」

 メルル、悲しげな表情。

レオナ「なにかあるの?」

メルル「……占いでは、ポップさんの身に危険が及ぶと……」

 メルル、悲しげな表情。

ポップ「おれに!?」(!!マーク付き)

 ポップ、驚きの表情。

ポップ「なにいってんだ。危ねぇことなんて、今までだって山ほどあったぜ?」

 ポップ、目を閉じている。

ダイ「メルルの占いは良く当たるから……主人公、どうする?」

 ダイ、驚きの表情。心配している風。

主人公「今回は、ポップ抜きで……」
 →ポップ「おいおい、まさかおれを置いていくなんて言わないよな?」(汗マーク付き)
 
 ポップ、驚きの表情。

主人公「ポップも一緒に行こう」
 →ポップ「そうこなくっちゃよ!」

ポップ「今までだって一緒にやってきたんだ。多少危ないぐらいで退いてられっかよ!」

 ポップ、真剣な表情。

メルル「……な、なら、私も同行します!!」

 メルル、真剣な表情。


5話『根城を目指して』

 森の中の小道。

ポップ「敵さん、さっそくお出ましだぜ」

 ポップ、真剣な表情。

メルル「わ、私もがんばります……」

 メルル、真剣な表情

ダイ「行くよ、みんな!」

 ダイ、真剣な表情。

 ☆ ☆ ☆

メルル「はぁ……はぁ……」

 メルル、哀しそうな表情。辛そうに見える。

レオナ「メルル、大丈夫? 疲れているようだけど……」

メルル「すみません、みなさんの足を引っ張ってしまって……」

 メルル、真剣な表情。

 ☆ ☆ ☆

ポップ「大丈夫だぜ、メルル。安心してついてきな!」

 ポップ、真剣な表情。

ポップ「相手がどんなに強くても、おれたちの敵じゃないぜ」

 ポップ、満面の笑顔。

メルル(……でも、占いではこの先ポップさんが……)

 メルル、真剣な表情。


6話『予知、的中』

 森の中の小道。

ポップ「なぁ、敵が根城にしてる洞窟って、そろそろじゃねぇか?」

 ポップ、真剣な表情

メルル(……この辺りの風景、占いで見たものとそっくり……)

 メルル、悲しげな表情。

メルル(なら、あの結果も……)

 メルル、真剣な表情。

 ☆ ☆ ☆

メルル「あぶない!! ポップさん、よけて!!」

 メルル、真剣な表情。

ポップ「うおっ!? 落石の罠かよ、あっぶねぇ……」

 ポップ、驚きの表情。

ポップ「でも、こんな罠まであるってことは、この先で間違いなさそうだな!」

 ポップ、真剣な表情。


7話『私ができること』

 自然風な洞窟内。ところどころが青く光る、石の道が見える。

ポップ「助かったぜ、メルル。ぺしゃんこになることろだった」

メルル「そんな……私はただ……」

 メルル、嬉しそうな表情。頬が赤らんで、めっちゃ可愛い♪

レオナ「なに言ってるの、お手柄だわ」

 ☆ ☆ ☆

メルル(お手柄……私、役に立てたんだ……私にもできることがある……)

 メルル、目を閉じている。

ポップ「メルル、どうしたんだ?」

メルル「いえ、なんでも無いです。それよりも……!」

 メルル、真剣な表情。


8話『自信を持って』(イベントシーン)

 オシャレな街に戻る。

ポップ「ふぅ……敵の根城をも叩けたし、これで一段落だな」(♪マーク付き)

 ポップ、満面の笑顔。

レオナ「そうね。敵の先手を打てたし、しばらくは安心してすごせるわ」

 レオナ、嬉しそうな表情。

ピラ「でも、まさかあんなところにゼバロの手下が潜んでいたなんてね」

ポップ「まったくだぜ。油断も隙もねぇ」

ポップ「でも、それもこれもメルルの占いで解決できたわけだしな」

 ポップ、満面の笑顔。

レオナ「特に、ポップ君は命まで救われてるものね」

 レオナ、嬉しそうな表情

メルル「私は、できることをしただけなので。それに戦闘は苦手なままですし……」(黒渦巻きマーク付き)

 メルル、目を閉じている。

ポップ「なに言ってんだよ」

ポップ「あそこでメルルが罠に気づかなければ、今頃、どうなってたか……」

 ポップ、目を閉じている。

レオナ「でも、これでゼバロが手を緩めるとは考えにくいわ」

ダイ「そうだね。これからも気を引き締めていかないと!」

レオナ「そのためにも、メルルにはわたしたちに協力してほしいわ」(♪マーク付き)

主人公「これからもよろしくね」
主人公「一緒に戦ってくれない?」

メルル「はい、私でよければ。これからもよろしくお願いします」(♪マーク付き)


《感想》

 おおっ、念願だったメルルの仲間入りイベントっ♪
 メルルはすでにミラドシアに来ているという設定の元、占い師として就職しているっぽいストーリーになっていました。

 そして、レオナが久々にベンガーナ衣装に。ここんとこ、ずっと王家の服だったのですが。
 更に、いつの間にやらレオナが警備兵を自分の配下に収めていましたよっ(笑)

 エース君達は、いつの間にかすっかりとレオナの忠臣になっているのではないかと危惧しちゃいます。
 健気で可愛いメルルの立ち絵が増えたのが、何より嬉しいですね〜。

 ポップとのやり取りもほのぼのしていましたが、メルルとマァムの出会いエピソードが見られなかったのがちょっと残念です。
 原作とはまた違った形で、メルルとマァムが仲間として絆を結ぶ所をみてみたかったのですが。

 イベント自体はオーソドックスで、特に難しくは感じませんでした。今回はせっせとマルチをこなしまくり、メルルがレベル80になれるようにとアイテムを揃えまくりましたよ♪

初級 2〜3話、5〜7話
中級 2〜3話、5〜7話、9話共闘の試練(マルチ)
上級 2〜3話、5〜7話、9話共闘の試練(マルチ)


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