『マァムの態度……?』

  


1話『理解できない』(イベントシーン)

 城が丘の上に見える賑やかな城下町。
 ダイ、ポップ、マァム、デルムリン衣装。

ダイ「あれ、主人公。難しい顔してどうしたの?」

 ダイ、驚きの表情。

主人公「なんでマァムにだけ変なんだろう?」
主人公「なんでマァムに対して意固地なんだろう?」

ダイ「あははは、そっか! ポップはね……マァムのことが好きなんだよ」

 ダイ、満面の笑顔。

ポップ「お、おい! ダイ、なに言ってんだよ!?」(!マーク)

 ポップ、驚きの表情。

ダイ「だって、そうじゃないか〜」

 ダイ、満面の笑顔。からかってるように見える。

ポップ「なっ!」(汗マーク)

 ポップ、驚きの表情。焦っている風。

主人公「……好きってなに?」
主人公「好き……? なにそれ?」

ダイ「ええっ!?」(!!マーク)

 ダイ、驚きの表情。

ダイ「あ、でもそうか……。この世界で生まれたばっかりだっけ」

ポップ「はー、そういや忘れてたわ。って……そうじゃねぇ! ダイ!」

 ダイ、ポップともにいつもの表情。突然、モンスターの吠え声。BGMが緊迫したものに変化。

ダイ「っ! ポップ! モンスターの鳴き声!!」(!マーク)

 ダイ、戦いの表情。

ポップ「ごまかすなよ、ダイ!」

 ポップ、いつもの表情。気づいてない風。

ダイ「ホントだって! あ、マァムもいる!! 行こう!」

 ダイ、戦いの表情のまま。

ポップ「え……マァムが? って、おい、速いって!!」

 ポップ、驚きの表情。


2話『ポップ、試してみる』

ダイ「マァム! 大丈夫?」

 ダイ、戦いの表情。

マァム「ダイ、ありがとう! みんなも! 急にモンスターが現れて……」

ダイ「みんなでなんとかしよう!」

ポップ(マァムに対して……さっきの女の子みたいにする……か……。やってみる……か……?)

ダイ「ポップ! よそ見してると危ないよ!!」

 ダイ、戦いの表情。

ポップ「あ……あのさ……マァム……」

 ポップ、目を閉じている。

マァム「ポップ、よそ見しないで!!」

ポップ「お、おお、ごめん」

 ポップ、驚きの表情。意外そう。

ポップ(やっぱ無理っつーか……難しいよなぁ)

 ポップ、目を閉じている。

ダイ「ポップ、さっきからどうしたの?」

ポップ「いや、なんでもねぇよ! ほら、行くぞ!!」

 ポップ、驚きの表情。焦っている風。


3話『うまくいかない』

ポップ「マァム、その危ねぇからもっと後ろに……」

マァム「え? ちょっとポップ? ダイより前にいたら、あなたのほうが」

 マァム、驚いた表情。

ポップ「うおっ!?」

 ポップ、驚いた表情。

ダイ(あ! ポップ、さっきのこと気にしてるんだ……)

ポップ「やっぱ、おれらなんていらねぇんじゃねぇの、これ……」

 ポップ、ジト目。

ダイ(あ、あれ? 諦めちゃうの……?)

ポップ「あんな動き回ってさ……強いしさ。怒ったらライオンヘッドみてぇだし」

 ポップ、ジト目。

マァム「ポップ!!!!」

 マァム、真剣な閉じ目。怒っているっぽい。

ポップ「げげっ、地獄耳!」

 ポップ、驚きの表情。


4話『いつもの軽口』

マァム「ポップ、ちゃんと魔法撃って!」

ポップ(あー、やっぱ無理、おれには! いつもどおりいくしかないって!)

ポップ「おれいなくても、なんとかなるだろ〜?」

 ポップ、目を閉じる。開き直った風。

ポップ「それこそ、マァムの力……いや魅力で……」

ポップ「モンスターなんか魅了メロメロだろ!」

 ポップ、満面の笑み。からかってる風。

マァム「ちょっと、ポップ!?」

 マァム、魔弾銃を構えた怒りの表情。

ポップ「へいへい、やりますやります、やってますよっと!」

 ポップ、ジト目。

ダイ(ポップ……ちゃんと戦ってるのに。なんで口だけ、ああなんだろ?)

マァム「ちょっと、ポップ。いい加減にしなさいよね!?」

 マァム、魔弾銃を構えた怒りの表情。

ポップ「なにがだよ? ちゃんとやってんだろ?」

 ポップ、苦痛の表情。小言に顔をしかめた風。

マァム「……もういいわ! いくわよ、ダイ!!」

 マァム、真剣な閉じ目。怒ってるっぽい。


5話『ケンカするほど仲がいい?』(イベントシーン)

マァム「ちょっと、本当にさっきのはなんなのポップ?」(怒りマーク)

ポップ「特になんでもねぇよ」

 ポップ、目を閉じている。

マァム「はい? どういうことなの?」

ポップ「だから、なんでもねぇって!!」

 ポップ、目を閉じている。

ダイ「……はぁ、ケンカになっちゃった」

 ダイ、目を閉じている。呆れている風。

主人公「なんでケンカになるの?」
 →ダイ「……なんでだろう?」

主人公「好きってケンカすること?」
 →ダイ「違うよ……けど……う〜ん」


ダイ「ケンカしてるけど、仲が悪いわけじゃないんだ。それと……ケンカになっても、好きは好きなんだよ。
 う〜ん……おれもうまく説明できないんだけど。ポップのことよく見てれば、マァムが好きってのは……主人公もわかるようになると思うよ」

 暗転。

ポップ「……だからぁ、マァムは強くて、魅力的で素晴らしいですねってことだろ!?」

 ポップ、怒っている表情。

マァム「っ!!」

 マァム、魔弾銃片手に怒っている表情。
 バシッと攻撃エフェクト。ポップの画像が揺れる。

ポップ「いってぇ!」

 暗転。

ダイ「……たぶん、ね」(汗マーク)

 ダイ、目を閉じている。呆れきっている感じ。


《感想》

 ダイ以上に恋愛音痴な主人公に、ダイが一生懸命ポップがマァムを好きだと教えてあげるお話。
 ポップとマァムのケンカップルっぷりが見ていて楽しいです♪
 今回はピラちゃんが話をかき回さないので、ポップの空回りをダイが呆れつつも見守っている感じですね。
 でも、ダイ自身も恋愛のことをよく分かってないので、ポップの言動を不思議がっているだけだったりします。


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