『ポップの真意とは』

  


1話『口を滑らせる』(イベントシーン)

 丘の上に城を望む町中。
 ポップ、デルムリン衣装。マァム、ネイル衣装。

ポップ「だいたいこんなところでひとりでなにしてたんだよ?」

 ポップ、驚きの表情。照れたのをごまかしている感じ。陽気でユーモラスなBGM。

マァム「なにって、別に……。買い物にでるくらい普通でしょ?」

ポップ「ちゃんと言ってけよ……そ、それに、ひ、ひとりで行動するのは危ないだろ?」

 ポップ、驚きの表情。動揺している感じ。

マァム「あ〜ら、私みたいなのはポップが居なくても大丈夫なんじゃなかったのかしら?」

 マァム、真剣な顔で目を閉じている。ご立腹風。

ポップ「うっ……そ、それは言葉のアヤっていうか、なんつーか……ほら……な?」(汗マーク)

 ポップ、驚きの表情。動揺している感じ。

主人公「ポップはさ……マァムのこと……」
主人公「ダイが、ポップはマァムのことが……」

ダイ「わあーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」(!!マーク)

 ダイ、驚きの表情。焦りまくり。

マァム「……? どうしたの、ダイ?」(?マーク)

マァム「急に主人公を引っ張って……?」

ダイ「え、あ、あっちにモンスターが……! ね、ピラちゃん!!」

ピラ「っ!! そ、そうよ! みんな急いで!」(汗マーク)

 ピラちゃん、驚きの表情。

ピラ「ほら、ポップもいくわよ!」

ポップ「……お、おう」

 ポップ、驚きの表情。戸惑っている感じ。


2話『不穏な空気』

マァム「……それにしても、ここのところモンスター多いわね」

マァム「ポップ、今度はちゃんと頼むわよ」

ポップ「おれはいつだってちゃんとやってるってーの!!」

 ポップ、怒り顔。

ポップ「だから、あんまり前に出るなって!」

 ポップ、怒り顔。

マァム「ポップに言われなくてもわかってるわよ!」

 マァム、魔弾銃を構えて怒り顔。

ダイ(あれ……さっきより険悪になっちゃった……?)

ポップ「そんなにおれの言うことが信用できねぇかよ……」

 ポップ、目を閉じている。

マァム「……え? なに? なにか言った?」

ポップ「……なんでもねぇ! おれの魔法に当たんなよ!」

 ポップ、怒り顔。


3話『荒れるポップ』

ポップ(ったく、やっぱりおれに対して態度が変なのはマァムじゃんか。おれにだけ当たりがキツイんだよ、なんでみんなわかんねぇかなぁ)

 ポップ、目を閉じている。

ダイ「ポップ……大丈夫?」

ポップ「あ、ああ……でもわかっただろ? マァムの態度がやたらキツイって……」

ダイ「え? そうかな?」

 ダイ、驚いた表情。

ポップ「まだわかんねぇのかよ!?」

 ポップ、驚きの表情。

ダイ「だって、今回のはおれが主人公に……余計なこと言っちゃったからこうなっちゃっただけだろ?」

ポップ「それこそ関係ねぇよ。主人公のせいでもねぇし……」

ポップ「小さな女の子にしてたみたいに、うまくいかねーしな!」

 ポップ、目を閉じる。


4話『いつもの距離感』

ダイ「あのさ……主人公とも言ってたんだけど……」

ポップ「うん?」

ダイ「マァムいつもどおりだったと思うよ。別にポップにだけ当たりが強いとかなかったし」

ポップ「そんなことねぇって……ん!? マァム、危ねぇ!!」

 ポップ、驚きの表情。

マァム「ありがとう、ポップ」

ポップ「別に、仲間なんだから当然だろ!」

マァム「ふふ、ポップが危ないときは私が助けるわね」

ダイ「マァムのことちゃんと見てて、助けられるポップ、かっこいいよね。
 主人公もなんとなくわかった?」

ダイ「へへ、そっか!」

 ダイ、満面の笑み。


5話『”いつも通り”』(イベントシーン)

ダイ「マァムとポップのコンビネーションすごかったね! 心が通じ合ってるっていうかさ……ケンカするほど仲がいいって感じ!!」

ダイ「当たりが強く感じるのも、おれたちよりマァムのこときにしてるからでしょ」

 ダイ、満面の笑み。

ダイ「主人公もそう思うよね?」

主人公「そう思う!」
主人公「もちろん!」

ポップ「……そ、そうか?」

 ポップ、驚いた表情。戸惑っている風。

マァム「なぁに、こそこそと3人で?」

ポップ「あ、いやなんでもねぇって」(汗マーク)

マァム「ポップ、今日そればっかりね?」(黒渦巻きマーク)

マァム「仲間なんだから、ちゃんと隠し事しないで話してよ」

ポップ「あ、いや……その……いまは……まだって言うか……」(汗マーク)

主人公「マァムの当たりがキツイって」
 →ポップ「げ! あ、そ、そう……」(!マーク)
  ポップ、驚きの表情。

主人公「マァムのことがす……」
 →ポップ「ちょっ! すげえなってほら……」
  ポップ、驚きの表情。

ポップ「おれなんか足元に及ばねぇっていうか、ライオンヘッドみたいっていうか……」(汗マーク)

マァム「どういう意味? 私がモンスターみたいってこと?」(怒りマーク)

ポップ「あ、いや、そうじゃなくて!」(汗マーク)

 ポップ、驚きの表情。

マァム「ポップのバカッ!!」

 マァム、怒りの表情。バシッと攻撃のエフェクト。

ポップ「いってぇーーーーーーーーーーーーー!」(汗マーク)

 ポップ、戦闘用の痛みを堪える表情。

ダイ「あー、やっぱり……これがいつも通り、だよね」

 ダイ、満面の笑み。


《感想》

 ポップの悩み三部作、完結編。って、全然悩みも片思いも解決しているように見えませんが(笑)
 空回りしまくっているポップと鈍感マァムの組み合わせは、やっぱり大好きです。
 ダイもダイで、ポップの思いが成就するより、今のままの方を望んでいるように見えますね(笑)


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