H.6.4.11(月)No19 『聖なる継承』

 

 ノヴァを相手に、必殺技の訓練に余念のないダイ。
 その頃、レオナもまた、最大の試練を乗り越えてミナカトールを手に入れようとしていた。
 怪物達の激しい猛攻をマァム一人が防ぎ、レオナは呪文の契約を済ませようとしていた。


 だが、伝説の秘呪文はそうたやすく継承できはしなかった。魔法円から炎が吹き上がり、レオナを襲う。
 それは本物の炎ではないが、レオナが呪文に相応しい人間でなければそのまま彼女を焼き尽くしてしまうだろう。

 幻の炎に苦しむレオナに、神が問い掛ける。
 汝の魂を示せ、と。
 自分が力を欲する理由、自分が信じるものをレオナが強く宣言した瞬間、彼女のアバンのしるしから光が放たれた!

 眩いまでに白い光――それは、正義を示すレオナの魂の色。
 ついにミナカトールを手に入れたレオナは仲間達を呼び集め、ミナカトールの呪文を発動させた。

 一方、ノヴァでさえ驚愕させるほどの必殺技を作り上げたダイは、天を貫く勢いで輝く光の柱を見て、レオナ達と合流するために砦に戻る。
 その光の届く範囲に、ポップもいたが……彼は、それさえも目に入っていなかった。

 一人で過酷な修行を繰り返していたポップだが、思うような成果を上げられずにいた。まるっきり光らないアバンのしるしを手にして、ポップは仲間達と自分の差に落ち込んでいた――。


《タイムスリップな感想》


 ダイの必殺技が実際にはでてこなかったのがちょっと拍子抜けだったけど、今回女の子達の出番が多かったのが楽しかった♪
 でも、いきなり25階についちゃうとは思わなかったー。……トルネコでは、結構苦労するのになぁ(笑)

 でも、ちゃんと戻ってこれるかどうかがドキドキ。
 ところでポップのシリアスな落ち込みシーンを見て思ったんだけど……ポップが落ち込む度に雨が降ってきているような気がする(笑) もしかして、ポップって雨男なんだろうーか?
 
 

次へ続く
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