H.6.11.7(月)No49 『燃え尽きる生命…!!』 |
ハドラーの剣が砕け、閃光が走る――!! ダイの勝利を喜び、いち早くポップがダイに駆け寄ろうとした。――が、ダイの後ろに起き上がる影を見て、思わず叫ぶ。 力強い手がダイの足を鷲掴みにし、引きずり上げる。宙へ逆さ釣りにされながら、ダイはハドラーがまだ生きているのを見た。ハドラーに力づくで投げ飛ばされた拍子に、ダイの剣の鞘を繋ぎとめるベルトが外れ、鞘が地面に突き刺さった。 一片の闘気すら残っていないはずなのに立ち上がってきたハドラーは、自分の生命そのものを闘気に転化し、力を振り絞って戦おうとしているのだ。 今、気がついたかのようにその姿を見たハドラーは、親衛隊達の敗北を悟った。だが、彼らの忠誠心に答えるためにも、一太刀に賭けようとする。 ダイを心配し、側に駆け付けようとするポップだが、激しい口調でそれを止めたのは他ならぬダイだった。 『…今、おれに手を貸したら……いくらポップでも…許さないぞっ…!』 《タイムスリップな感想》
それにしても最初の爆風で、ポップだけが吹っ飛ばされていたのが、ご愛嬌(笑) |
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