H.6.12.12 (月)No2 『なるか?! 奇跡の脱出』 |
多分、メドローアで自分の魔法力は空になるから、すぐダイにしがみつくというポップにダイは頷き――ハドラーに気付く。 ダイ達さえ助ければいいというハドラーに、ポップはまともに目を合わせられなかった。それでもポップは、外にいる仲間達にこれから脱出すると呼び掛ける。 苦戦するポップ……その瞬間、瀕死のハドラーが立ち上がって、ポップに代わって炎を抑えにかかった。 上を見上げたダイの目に、空が映る。 「ルーラ!!」 ダイのルーラは真上高くに飛び上がり、そして、外にいるマァム達の近くに落ちた。だが、着地したのはダイ一人だ。 「ポ、ポップ?!」 「…マ…マァムか? ドジっちまったぜ…すまねえ…未来…見れなくなっちまった……」
「サヨナラの時間だよ、ボウヤ……!!」 《タイムスリップな感想》
ハドラー自身から構うなとしつこく念を押され、ハドラーの手助けにも「なんてことしやがるんだ、てめえ!!」と強気に叫んでいたのに、ハドラーに気を取られて逃げ損なうとは……『ドジ』にも程があるっ! アバン先生の仇で敵だと分かっていても、死にかけた者を平気で見捨てられない『甘さ』がポップの魅力だけど、それで死ぬのは悲しすぎる〜っ。 予告では、一筋の光明云々と書いてあったけど……今の状況じゃどこにも希望が見出だせないんだけどっ?! どうか、どうか……っ、一度死んで蘇ったポップに、再び死が訪れませんように……っ! ――つーか、感想というか、祈りになってしまった(笑) |
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