H.7.2.6 (月)No10 『明かされた空白』 |
ヒュンケルを置き去りにして先に進むことに、心を残しながらもみんなは先に進む。 その頃、数十…いや、数百の魔界の怪物達は、たった一人で自分達に立ち向かうヒュンケルの無謀さを、ダイ達の行動の無意味さを嘲笑っていた。 だが、ヒュンケルはそんな怪物の嘲笑も鼻で笑い飛ばす。 一方、先に進むダイ達は、聞こえる物音からヒュンケルの戦いが始まったの察していた。 敵陣突入の際には、後続の追い討ちを断つことが重要 隊列を組む時は最前列はもちろん、最後尾にも強力な仲間をつけておかなければならない。……アバンが教えた鉄則に、ヒュンケルは忠実に従っているのだ。 本当は、アバンがその役目を負うつもりで死神の追い討ちを食い止めたのだが、ヒュンケルはそれに気がついていたのだ。 大魔宮入り口の魔宮の門にそっくりな巨大な門を目の前にして、唖然とするダイやポップ。 修行の成果を見せるというアバン――彼は、カール王国の破邪の洞窟で修行していたのだ。 カールの守りの効力によりかろうじて命は取り留めたものの、メガンテで傷つき、上空へ舞い上げられたアバンは気絶した。 島に戻ったアバンは、誰にも気付かれぬように物陰からダイとポップの旅立ちを見ていた。名乗りを上げることは簡単だった――だが、ダイの潜在能力が自分を上回っている以上、共に行動してもダイ達の成長を妨げることになる。 自分の無力さを許せず、自分の心身を鍛え直そうと決意したアバンは、もっとも得意な破邪の魔法を極めるため、破邪の洞窟へ向かった。 レオナがミナカトールを使ったおかげで、最後の戦いが近いことを知ることができたというアバンは、当時は地下150階にいたという。
《タイムスリップな感想》
そう考えると、ダイとポップの成長ってすごいスピードだなぁ。 子供扱いされるのを嫌っているポップだけど、でも、実際に6つも離れていたんじゃ、無理もない気が(笑) で、今週の心に残るシーンは、なんといってもダイとポップの旅立ちのシーンっっ♪ それを見守っているアバンの表情も、また格好いいのなんの♪ しかし、アバン先生って髪を下ろして眼鏡を外していた方がはるかにハンサムなのに、何を好きこのんであんなとんきょうな格好をしているんだろ(笑) レベルアップしたアバンは、勇者というよりも大賢者に近い気がするんだけど、どんな呪文を見せてくれるのかわくわくものである♪ |
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