超魔ゾンビの身体は、ゴムの様に衝撃を吸収してしまう。しかも、閃華烈光拳すらも死体であるゾンビには効かない。
　ならば呪文攻撃とばかりに魔法の使い手らが一斉に魔法を放ったが、ザボエラにはまるで通じていない。

　ミストバーンは、本気をだしたザボエラの圧倒的な有利さを確認して、姿を消す。
　人間達は果敢に攻撃を仕掛けるが、ザボエラには全く苦痛がない。必死の攻撃をせせら笑うザボエラに、逆上するノヴァをロン・ベルクは止める。

　今のザボエラを倒すには、ロン・ベルク以上の力と速度、そして究極の武器が必要だ、と――。
　魔法円を消そうと歩み寄るザボエラを、クロコダインが体を張って止めようとする。だが、体格の差が逆転した今、どう見てもクロコダインに勝ち目はない。

　しかし、ノヴァは諦めない。
　ダイ達に代わって魔法園を守るのが自分達の使命だと考えるノヴァだが、ザボエラを倒せるだけの武器はない。

　思いを巡らせたノヴァは、最後の武器を思い付く。
　それは、彼の生命そのものだった――。

《タイムスリップな感想》
　ハードな地上戦はなかなか終わりそうもないっ。
　しかし、ザボエラってホントに嫌な性格〜っ。こんな奥の手があるなら、最初から使えばいいものを（<-あ、でも人間の立場としてはそれも困るか）

　健気なノヴァはダイ達はもっと苦しい戦いをしていると思い込んでいるけど、今頃、ダイ、ポップ、マァムの三人が楽しくお弁当タイムを行っていると知ったら、どう思うんだろ（笑）

　それにしてもノヴァとロン・ベルクのコンビって、なかなか見応えがある組み合わせだ。面と向かってノヴァを坊や呼ばわりする割には、結構フォローもしてやるロン・ベルク……なんとなく、ポップとヒュンケルを思い出してしまった。

　ところで今回発表されたポップのパラメーターは、大魔道士レベル５１。てっきり、賢者レベル１とかと思った（笑）
　ポップの場合、数値が最も高いのはＭＰ３２５。一番低いのはパラメーターは力４６で、５０にも届いてない。……非力な（笑）

　期待の運の良さは、それほどとんでもない成長はしてないけど２５６と、運パラメーターの限界は超えている。
　装備に輝きの杖がまだ入っているのも笑えるが、呪文の少なさは爆笑もの。

　たった１６とは、ドラクエプレイヤーには物足りなさすぎなんですけど?!　しかも、ラナリオン、マホカトール、フィンガー・フレア・ボムズは入ってないし。
　こんなに使用呪文が少なくて、大魔道士を名乗っていいものかどうか……先行きがちょっと不安だ。