H.7.8.7 (月)No36,7 『父・バランの遺言』 |
先に進めというラーハルトだが、まだダイにはためらいがあった。そんなダイの不安を払うため、ラーハルトは槍を無造作にポップに預け、丸腰でミストバーンの前に立つ。 驚くダイの後ろで、ラーハルトは余裕たっぷりに微笑む。 ラーハルトがそこまでダイの力になると決めた決意の裏には、バランの遺志があった。 ラーハルトの棺に入っていた、バランの遺言状……それは自分の死を予測していたバランが、ラーハルトに託した願い。ダイに力を貸してほしいと、もう一人の息子であるラーハルトに呼び掛けたものだった。 ラーハルトにとっても、バランは父に等しい人物だった。 ラーハルトとポップ、マァムにミストバーンを任せ、ダイはレオナの手を掴んでバーンと戦うために先へと進んでいく。 が、頼もしい救援者であることは確かだ。ミストバーンもラーハルトの強さを鑑み、万一、全力で戦わなければならないことを考える――。 一方、ダイは走っていた。 「……早く上がってこい、……ダイ…。丁度、酒も切れたところだ…!」 《タイムスリップな感想》
ジ○ンプの予告では、レオナに何かが起こるみたいな書き方だったけど、ようやく彼女もヒロインらしく人質にでもなるんだろうか? |
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