H.7.9.11(月)No41 『第二の覚醒!!』

 

 二つの竜の紋章……それは死の間際、父バランから受け継いだものだった。
 父の魂が自分の中にあることを確信したダイは、力をこめて重力波を断ち切った! 二つの拳から放つ紋章閃は、魔力炉のバリヤーさえもたやすく突き破る。

 自分の力を自覚し、レオナを救おうと彼女の方にだけ神経を集中させているダイに、ゴロアはダイの剣を持って切りかかった。
 だが、不意打ちに関わらずダイは片手で軽々と受け止め、闘気弾だけでゴロアを吹き飛ばしてしまう。

 気絶したゴロアに無意識のうちにとどめを刺そうとしたダイは、かろうじて正気を取り戻し、レオナを助けることを思い出した。
 魔力炉の攻撃をものともせず、たった一撃で巨大な魔力炉を破壊するダイ。

 その驚異的な力には、バーンすら驚かずにはいられない。
 だが、双竜紋はそのパワーのせいか、ダイの精神にまで影響を及ぼす様だ。紋章が拳から消えて、初めてダイはいつものダイに戻った。

 レオナを求めてあたりをうろついていたダイは、レオナが閉じ込められた触手の塊が、ぐちゃぐちゃになって床に投げ出されているのを見た――。


《タイムスリップな感想》

 今週もダイが主人公っ。それはいいけど、ポップは……?
 しかし、双竜紋に目覚めたダイって、性格が変わっているなぁ。竜魔人化したバランと大差がないんじゃないだろーか?

 そして、なによりレオナの無事が気になるっ、
 死、死んじゃったり、しないよな、どきどき。まさか、ダイのこの覚醒が、レオナに血を与える伏線とか……?
 
 

次へ続く
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