H.7.9.18(月)No42 『吠えろ!! 双竜紋』

 

 遅かったのか――だが、触手の残骸を見ていたダイは、かすかにそれが動くのを見て引き裂いた。中には、服やアクセサリーこそにはだいぶダメージを受けてはいるが、全くの無傷のレオナが倒れていた。

 しかし、魔法力を吸われたはずなのに、なぜ自分が無事なのか……ふと、あることに気づいたレオナは、ダイに後ろを向かせる。服の中に入っていたゴメちゃんを取り出したレオナだが、なんとゴメちゃんは小さく縮み、気を失っていた。

 レオナはゴメちゃんが魔法力を放出して、自分を守ってくれていたのではないかと推理する。そんなバカなと否定しかけたダイだが、ダイやポップ、チウもゴメちゃんに助けられたことがある。

 ただ、不思議なのはゴメちゃんの力がいつも一定していないこと。ダイには体力の回復を、ポップには死の縁への呼び掛けを、チウの時は硬度を、レオナには魔法力を。
 それを疑問に思うレオナだが、命の恩人に余計な詮索はせず、しばらく彼を休ませることにした。

 和むダイ達だが、ゴロアが魔力炉に自ら入り込み、その力を利用してダイに攻撃をしかけようとする。

 バーンの制止も聞かず攻撃を仕掛けるゴロアに、ダイが放ったのは、バランが切り札とした超呪文、ドルオーラだった。
 その一撃は軽くゴロアを消し去り、天魔の塔を崩し去った――!!


《タイムスリップな感想》

 ひょわわ〜っ、ドルオーラってド迫力っ!! これでラスボスが巻き添えを食ってあっさり死にました、だったら楽なんだけど、多分そうはならないだろうな(笑)

 しかし、今回の個人的注目点はレオナ姫の秘密の谷間っ♪
 14歳とも思えないグラマネスさが、素晴らしいっす! そして、最初はぱふぱふも知らなかったダイの、ちょっぴり成長した部分がなんだか微笑ましい。よかった、よかった。
 
 

次へ続く
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