H.7.11.13 (月)No50 『白銀の猛威!!』

 

 予想以上のヒムの力に、ラーハルトさえもが目を見張る……!!
 実力と言う点でならラーハルトの戦力の方がヒムのそれを上回るが、荒削りながら光の闘気を使うヒムは暗黒闘気を使うミストバーンに対しては、天敵の様なものだ。

 ハドラーの遺志が自分に力をくれたと信じるヒムは、魔王軍の中でハドラーに肩入れしてくれたミストバーンを倒すのにためらいがある様だが、度量『だけ』は大きい隊長チウの言葉に励まされる。

 だが、ミストバーンにとってはそれは怒りを掻き立てるだけだ。
 激昂したミストバーンが猛攻撃を仕掛けるが、ヒムはそれらを軽く凌ぎ、逆に攻撃を仕掛ける。
 ヒムの身体を砕けるだけの力を持った男は、この世に一人しかいない――。

 追い詰められたミストバーンは、『あの力』を使う許可を求めるべく、バーンへとテレパシーで話しかけるが、返事はない。


 ミストバーンの声に気付かない程、ダイとの戦いに集中しているのか……焦るミストバーンは自力だけでヒムを倒そうと、掌に闘気を集めて闘魔最終掌をしかける。

 その威力を感じ、ヒムを心配して避ける様にとポップが叫ぶが、ヒムは避けようともしない。
 片手を犠牲にしてまで懐にミストバーンを呼び込み、強烈なカウンターを浴びせた!!

 ボロボロの姿になったミストバーンにとどめを刺そうとするヒムだが、ヒュンケルはそれよりも彼の仮面を剥ぐ様に指示する。今まで謎の包まれていたミストバーンの正体が、いよいよ分かる時がきたのか……?!

 


《タイムスリップな感想》

 元敵なのに、ヒムちゃんばっかがなぜ目立つっ?!(笑)
 主役のダイすら押し退けての大活躍っぷりはすごいけど、ポップが完全に見物人になりきっているのが、寂しい〜。

 でも、出番はあるし結構台詞とかもあるからいいか。マァムはヒュンケルを支えているだけですんげー地味だし、クロコダインやビースト君にいたっては台詞すらないし(笑)


 それにしても、キルバーンはどこでなにをやっているんだか。仮にも『親友』なら助けにきても良さそうなものだけど、そんな気配は全くないなぁ。……やっぱ、誠実味のない奴(笑)

 そして、これだけ追い詰められてもバーンに義理立てして『あの力』を使わないミストバーンって、意外と律義というか、融通がきかないというか(笑)
 キルバーンとミストバーンって、やっぱり性格的には正反対な気がする。
 

次へ続く
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