H.7.12.5(月)No1  『大魔王消ゆ…!!』

 

 ドルオーラの二連発に、さすがの光魔の杖もきしむ――。
 バーンすらも驚愕の叫びをあげた瞬間、ドルオーラのエネルギーが彼を貫いた。地上からでも見えた、大爆発……一気に倒したせいか、実感がわかないが、ダイはバーンを倒した。

 なまじ強かったからこそドルオーラを真っ向から受け止めたバーンの最後に対して、ダイは強すぎる者の悲劇を見出だし、沈みがちだ。
 だが、レオナはダイの手を取り、胸を張らせる。
 ダイは、勝ったのだから――。

 一方、ポップ達の方にもダイの一撃の振動が届いていた。だが、どちらが勝ったのかは分からない。マァムはダイを心配して先に進むことを主張するが、ポップはミストバーンの底力を危ぶみ、とどめを刺すべきだという。

 みんなが迷っている中、ミストバーンが立ち上がった。瀕死のはずのミストバーンの行動にヒムが慌ててとどめを刺そうとするが、ミストバーンはついに自分の正体をさらけ出す――!!

 


《タイムスリップな感想》

 うむむ? バーンは本当に死んだのか?
 なんか、限り無く怪しいぞ〜っ。ドラクエのボス敵のパターンだと、絶対、ここで復活してくるとこだ、ここはっ!!

 ところで、人気投票でポップが2位なのが嬉しいっ。これをきっかけに、どんどん出番や見せ場が増えて欲しいなぁ♪


《時を超えたおまけ》

 この回、ダイの大冒険は巻頭カラー&表紙を占めていた回でしたっ♪
 切り絵風に妙に線の太い絵で描かれた、老バーンにドルオーラを打つダイの背後に、父バランの面影が浮かぶという構図の絵は、コミックス未収録っ(ただし、コンビニ版では未確認)

 なぜか二頭身の可愛らしいミニキャラバージョンなアバンの使徒達が並んでいたんですが、こっちも未収録ですね、今のところ。
 珍しくて、可愛いんですが。

 さらに巻頭カラーは旧コミックス32巻の表紙だった、ダイとレオナが草原を駆けていく図だったんですが、この時の扉の文章は

『今までも、そしてこれからも!
 キミと走り続けたい…!!』

 でしたっ。
 連載終了後に、切り抜きをファイリングしてこの言葉を見返した時は、別れ別れになってしまったことを思えば涙が零れそうでしたよ。

 ところで、この回は冒頭の柱の煽り文はコマ割の関係で存在しませんでしたが、終わりの引きの煽り文は

『朽ちかけた身体に突如漲り始める闘気?! ミストバーンが、ついにその真の姿を曝けだす!!』

 でしたっ。
 そんでもって、次回予告は

『ミストバーンの正体は何と…?! 次号は「最後の砦!!」の巻だぜっ!!』

 でしたね。で、もちろんいうまでもなく、次号のタイトルとは一致しとりませんです(笑) 
 
 

次へ続く
32巻に戻る
タイムスリップ日記部屋に戻る
トップに戻る

inserted by FC2 system