真の姿となったバーン……まだ剣も交えぬうちから、その強さと自信でダイ達を圧倒していた。
　一方、ミストバーンの正体を知ったアバン達の前に、ガス生命体に似たミストバーンが本性を現す。

　敵を目の当りにして、ポップや老師を失ったマァムが感情のままに殴りかかった!!
　だが、マァムの拳は霧を殴ったように彼の身体をすり抜け、逆に捕らえられてしまう。肉体を持たぬゆえ、ミストバーンは他の生物の魂を消し、自分の物として操って戦ってきた。

　自らを鍛え、強くなれなかったからこそ、ミストバーンはそれを行う者を尊敬していたのだ。
　それを哀れむクロコダインに、ミストバーンは笑う。

　忌まわしい身体も、バーンに仕える喜びの前にはなんでもないこと――マァムの身体を乗っ取ろうとするミストバーンに、チウが身を捨てて飛び付くが、当のマァムがチウを殴り飛ばした。

　肌を黒く染め、ミストバーンの頭飾りをつけたマァム――ミストバーンに乗っ取られてしまった彼女が、不敵な笑みを浮かべてかつての仲間達を見返していた……！

《タイムスリップな感想》

　うむむ、まさかマァムが敵に回るとは……こういうのって、ポップがやるのかなと思っていたのに（笑）
　マァムの最大のピンチに、生死不明で行方不明になってる場合じゃないぞっ?!

　それにしても、ブラックマァムの怪しげな魅力がなかなか♪　顔はマァムなのに、なんか色っぽくてドキドキｖ