H.8.4.1 (月)N18 『宿命の終焉』 |
傷だらけのヒュンケルを乗っ取ろうとするミストバーン――その真意を掴めないながらも、アバンは彼を救おうと空の技を放った。 元々、ミストバーンはこの時のためにヒュンケルを鍛え、育て上げてきたのだ。バーンに身体を返した後、自分のメインボディとするために。 完全にヒュンケルを支配するために、ミストバーンは彼の意識の中に入り込む。 嘲笑うミストバーンに対して、ヒュンケルは吠える。 だが、そこから溢れ出たのは、光の闘気。 「……なぜか、そんな気がした……。……おまえは必ず、オレを選ぶ、と……!」 圧倒的な光に、ミストバーンの身体が崩れ去る。ヒュンケルの名を呼んだ絶叫が、そのまま彼の断末魔の叫びとなった。 ミストバーンはヒュンケルの中で死んだ。 「あなたにとって……オレはなんですか?」 ミストバーンへしたのと同じ問いを、ヒュンケルはアバンに投げ掛ける。事情を知らぬアバンは、不思議そうな顔をしつつも静かに答えた。 「…決まってるでしょう。……誇りです…!」 その答えにヒュンケルは満足そうに微笑み、アバンの手をしっかりと握って立ち上がった――。 《タイムスリップな感想》 ありゃ、さんばん大暴れし、気を持たせまくった割にはミストバーンってばあっさりと死んだなぁ……。ヒュンケルの身体が回復しなかったのがちと残念だが、ブラックヒュンケルもカッコよくてよかった♪ それにしてもラーハルトっ! おまえって奴は……っ、ミストマァムはあっさりと殺そうとしたくせに、ヒュンケルが取り付かれた時にはあの取り乱しようは、どういうことだ(笑) まあ、これで残る敵は真・バーンのみ! 来週からの新展開と、ポップの復活が楽しみだ♪ |
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