本来のダイの大冒険にはいっっさい出てきませんが、うちのサイトには東方の小国の伝説があります。…っていうか、いつの間にか発生してしまいました（笑）

　独自の文化や風習を持ち、他の国々とは大きく違う発達を遂げたと言われている、遥か東に位置する幻の王国です。
　ある意味でＤＱ�Vのジパング的な存在ですが、その実在は定かではありません。

　どんな古い地図を紐解いても、その東方の国の場所すら載ってはいないのですから。しかし、古代の文献には頻繁にその名が出てくるので、事実無根の伝説とも言い切れません。
　砂漠の彼方にあるとも、海に囲まれた小さな島国とも言われています。
　彼らは他国の人間を拒む閉鎖的な種族でしたが、ある時、神の怒りを買って一夜にして国が滅び、歴史から抹消されたと伝説は語っています。

　風聞や伝承のみが残っている国であり、実際にその国に行った記録は残されていません。
　というより、公式な歴史では東方の国の存在を示す証拠など、何一つとしてないのです。世間に広く、東方発祥の童話が伝わっていますが、その源を証明するのは元より不可能。

　マトリフが所持していた石像のように、東方伝来の珍しい土産物などは世間にはそこそこ散らばっていますが、はっきりいってうさん臭い紛い物がほとんどです。
　厳密に調べた場合、そのほとんどは誰かが伝説を聞いてそれっぽく作った物が大半なのです。

　現実世界のアトランティス大陸やネス湖のネッシーのように、今一歩信憑性に欠けるのに世間に広く知られている俗説にすぎません。
　ポップやレオナ、それにマトリフにしても、本気で信じているわけではなくおとぎ話の一種としてとらえていると言った方が正解でしょう。

　ところでアバン先生は、信じているわけではありませんが夢のある楽しい話として、趣味のレベルで東方グッズを集めるのが好きです（笑）
　その影響で、長くアバンに師事していたポップやヒュンケルは、東方には妙に詳しいです。